エントリーフォームは、採用活動を行う上で重要な役割を担います。求職者の応募を増やしエントリー数を最大化するためには、効果的なフォームの作り方を理解することが大切です。

今回は、エントリーフォームの作り方や、おすすめのフォーム作成ツールを紹介します。ファイル添付機能やセキュリティなど、エントリーフォームを作成するときのポイントも併せて説明しますので、実際に採用の改善のアクションを起こしたい企業におすすめの内容です。

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簡単にエントリーフォームを作ることができるツールです。機能も豊富で応募を最大化できるフォームを作れます。

サイトのデザインに合わせたフォームをすぐに作成可能!セキュリティ対策も万全なので安心です。まずは無料でお試しを!

目次

  1. エントリーフォームの重要性とは
  2. エントリーフォームの作り方
    1. 1.コーディングで作る
    2. 2.WordPressのプラグインで作る
    3. 3.フォーム作成ツールで作る
  3. エントリーフォーム作成ツール8選
    1. 1.formrun(フォームラン)
    2. 2.formzu(フォームズ))
    3. 3.Formmailer(フォームメーラー)
    4. 4.Googleフォーム)
    5. 5.Tayori(タヨリ)
    6. 6.SELECTTYPE
    7. 7.SECURE FORM(セキュアフォーム)
    8. 8.Qubo REQUEST(キューボ リクエスト)
  4. エントリーフォームを作る時に気をつけるポイント
    1. 入力項目を厳選
    2. ファイル添付機能を設置)
    3. 個人情報の取り扱いについて明示
    4. セキュリティに注意
    5. エントリー後の対応を表示
    6. スマートフォン対応
    7. デザイン
    8. 記入例を表示
  5. エントリーフォームを設置して採用効率の向上を実現

エントリーフォームの重要性とは

エントリーフォームとは、求職者が応募を行うときに利用する採用フォームです。企業にとってはエントリーフォームは求職者の情報を獲得できる場所であるため、採用活動において重要な役割を担います。

エントリーフォームはその作りによって、求職者から応募してもらえるかに大きな影響を与えます。

例えば、エントリーフォームの項目数が多すぎたり、入力方法が不明瞭であったりすると、応募を検討していた求職者が途中で離脱してしまう可能性があります。

また、エントリーフォームではプライバシーに関わる情報を扱うので、個人情報の取り扱いやセキュリティ対策に気をつけなくてはなりません。そういった情報が明記されていないと求職者は不安を感じて応募しないでしょう。

そこで、エントリーフォームからの応募を最大化するためには、EFO(入力フォーム最適化)を行ってエントリーフォームを最適化することが大切です。

エントリーフォームの作り方

エントリーフォームを作成するには、以下の3種類の方法があります。

  • コーディング
  • WordPressプラグイン
  • フォーム作成ツール

それぞれの方法について詳しく説明しますので、自社にとって最適な方法を検討しましょう。

1.コーディングで作る

HTMLCSS、PHPでコーディングすることでフォームを作成する方法があります。

知識が必要ではありますが、自社サイトに合わせたデザインのフォームを作成できるので、制作スタッフが社内にいる場合や複雑なフォームを作る時にはこの方法がよいでしょう。

しかし、セキュリティ機能や顧客情報の管理機能なども自力で実装する必要があるため、コスト面でもハードルは高いといえます。時間もかかってしまうので、エントリーフォームをすぐに完成させたい企業にはおすすめできません。

大企業であったり、複雑なフォームを作成したいという場合におすすめの方法です。

2.WordPressのプラグインで作る

WordPressプラグインとは、WordPressで作ったサイトの機能を拡張するためのツールです。WordPressでサイトを構築している場合は、管理画面からインストールするだけで利用できます。

フォームを作成できるプラグインでは、「Contact Form 7」「MW WP Form」などが代表的です。無料で利用できるだけでなく簡単に設定が行えるので、多くの企業に利用されています。

しかし、自社サイトに合わせたデザインに変更するためには、CSSによるカスタマイズが必要です。セキュリティに関しても他のプラグインを利用するなどが必要です。そのため、専門のスタッフがいない場合やセキュリティを重視する方にはおすすめできません。

3.フォーム作成ツールで作る

フォーム作成ツールは、様々なフォームを作る機能がまとまっている、フォームに特化したツールです。

テンプレートが初めから用意されているので、専門知識がなくてもデザイン性の高いフォームをすぐに作成できます。管理画面なども、直感的な操作でフォームを自由に設計できます。

また、リアルタイムバリデーションや、住所補完機能などの機能も豊富です。SSL/TLSの採用やreCAPTCHAなど、セキュリティ機能も備わっているツールが多いため、エントリーフォームからの応募率の改善も期待できます。

フォームのセキュリティやデザイン性を気にされる会社におすすめです。

エントリーフォーム作成ツール8選

エントリーフォームを設置するのにおすすめのフォーム作成ツールを紹介します。

エントリーのステータス管理や情報の共有機能など、採用活動において便利な機能を持ったサービスも併せて説明していきますので、比較して自社に合うツールを検討しましょう。

ツール名 ファイル添付 自動返信メール セキュリティ ステータス管理 情報共有
  formrun あり あり ・reCAPTCHAの設置
・ ISO 27001の取得
・プライバシーマークの取得
・AWSを採用 24時間365日のサーバー監視体制
・データアクセスの管理、制限
・SSL、TLSの採用
・Honeypot 保護機能
・ログインユーザーのIP制限
あり あり
  formz なし あり ・プライバシーマークの取得
・SSLの採用
・ログインユーザーのIP制限
・パスワード認証
・reCAPTCHAの設置
なし なし
 Formmailer あり あり ・プライバシーマークの取得
・SSLの採用
・スパム投稿防止
フォームの閲覧をパスワードで制限
なし なし
Googleフォーム あり あり ・SSLの採用 なし あり
  Tayori あり あり ・SSLの採用 あり あり
Select Type あり あり ・reCAPTCHAの設置
フォームの閲覧をパスワードで制限
あり あり
SECURE FORM あり あり ・SSLの採用 なし なし
Qubo REQUEST あり あり ・reCAPTCHAの設置
・24時間365日のサーバー監視体制
フォームの閲覧をパスワードで制限
・SSLの採用
・ログインユーザーのIP制限
なし なし

1.formrun(フォームラン)

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フォームでは、サンクスページに資料ダウンロードボタンを設置できるだけでなく、QRコードによってフォームの拡散が可能です。条件分岐での設問にも対応しています。

さらに、ファイル添付機能で履歴書などを回収できて、求職者のデータはCSVやGoogleスプレッドシートにエクスポートできます。

セキュリティ対策も十分で、ISO 27001、プライバシーマークを取得しており、24時間サーバー監視、SSL通信などを行っています。無料でも利用できるので、試してみたいという方にもおすすめのツールです。

2.formzu(フォームズ)

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formzuは、メールフォームに特化したフォーム作成クラウドサービスです。エントリーフォームではメールアドレスを公開せずともエントリー情報をメールで受け取れるので、多くの企業が採用活動で利用しています。

プライバシーマークを取得しており、無料プランでもパスワード認証・reCAPTCHA認証、SSL通信を利用できるので、セキュリティも安心です。プロフェッショナルプランでは、管理画面にアクセスできるIPアドレス制限でセキュリティを強化できます。

また、投稿者がエントリーフォームでファイルを送信できるので、履歴書やエントリーシート等の添付が可能です。

3.Formmailer(フォームメーラー)

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Formmailerは登録数40万アカウントを誇るフォーム作成ツールです。 リアルタイムバリデーションに対応しているフォームをドラッグ&ドロップの直感操作で作成できます。

また、回答の推移を分析できるだけでなく、データのCSVダウンロードも可能です。

履歴書や職務経歴書のファイルをアップロードできるエントリーフォームのサンプルが用意されています。採用サンプルは以下のURLからご確認ください。

Formmailer採用サンプル

4.Googleフォーム

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レスポンシブルデザインを採用しているGoogleフォームは、Googleが提供している無料サービスです。Googleアカウント持っていれば、無制限ですぐにフォームを作成できます。

また、Googleドキュメントで応募書類をまとめて、Google Meetで説明会・面接を行い、スプレッドシートで進捗管理ができるなど、Googleのサービスで採用活動を一貫させることが可能です。

しかし、フォームのデザイン性が低く、自社サイトのイメージに合わないことがあります。そのため、ブランディングを重視している企業にはおすすめできません。

5.Tayori(タヨリ)

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Tayoriは、カスタマーサポートや営業、マーケティングなど様々な部署で活用できるクラウド情報整理ツールです。テンプレートを選択して、項目を入力するだけの簡単操作でフォームを作成できます。

エントリーフォームの設置、求人応募の管理、イベント後のアンケート実施など、採用活動を効率化できる機能も充実しています。また、募集中の職種や募集条件をFAQでまとめることも可能です。

問い合わせはチームでタスクを割り振りできて、メモの共有やステータス管理も行えます。採用サンプルは以下のURLでご確認いただけます。

Tayori採用サンプル

6.SELECTTYPE

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SELECTTYPEは、フォームの設置だけでなく、ホームページ作成や予約システムの運営を行えるサービスです。無料でスタートできて、求人・採用向けのテンプレートも用意されています。

エントリーフォームでは、スキルや経験をヒアリングできる項目の設置や、応募の期限や募集人員の上限設定も可能です。問い合わせ情報をデータベースで管理し、採用担当者からの返信も簡単に行えます。

エントリーフォームから応募があった際、リマインドメールが送信されるので返信漏れの対策もできます。

採用サンプルはこちらのページでご確認いただけます。

SELECTTYPE採用サンプル

7.SECURE FORM(セキュアフォーム)

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SECURE FORMは、累計登録者数4万人を誇るフォーム作成ツールです。サンプルが用意されているので、デザインを選ぶだけでフォームを作成できます。

SSL暗号化通信が採用されており、問い合わせ情報は暗号化されるため、セキュリティ面も安心です。

無料からスタートできるだけでなく、ビジネスプランは月額1,980円とコストを抑えることができます。

SECURE FORMの採用サンプルは以下のURLでご確認いただけます。

SECURE FORM採用サンプル

8.Qubo REQUEST(キューボ リクエスト)

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Qubo REQUESTは、株式会社アーティスが運営するフォーム作成ツールです。専門知識は一切不要で直感的なドラッグ&ドロップ操作で、メールフォームを簡単作成できます。

また、1ヶ月だけの短期利用も手軽にでき、初期費用不要で月々1,650円※から利用可能です。

さらに、レスポンシブWebデザインを採用しているため、スマホにも対応できます。

Qubo REQUESTの採用サンプルは以下のURLからご確認ください。

Qubo REQUEST採用サンプル

※年間契約時の場合

エントリーフォームを作る時に気をつけるポイント

エントリーフォームは、求職者の離脱を防止できるようなデザインにする必要があります。そのためには、エントリーフォームを作成するときのポイントを抑えることが大切です。

この章では、エントリーフォームを最適化する際に注意すべきポイントを紹介します。求職者の視点に立って、入力しやすいフォームを作成しましょう。

入力項目を厳選

まず、エントリーフォームに設置する項目を最小限にしましょう。項目が多すぎると求職者は入力するのを面倒に感じてしまい、離脱につながります。

しかし、項目が少なすぎると企業側が応募者の判断ができません。そのため、自社にとって必要な項目を厳選して設置することが重要です。

理想的な項目数は5~10項目程度です。チェックボックスやラジオボタンなど、入力の操作が楽になる項目を設置するのもポイントです。

エントリーフォームの項目例は以下の通りです。必要なものに絞り込みましょう。

  • 名前(ふりがな)
  • 生年月日
  • 性別
  • 住所
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • メールアドレスの確認項目
  • 希望職種
  • 志望動機、自己PR
  • 最終学歴
  • 備考欄

ファイル添付機能を設置

ファイル添付機能を設置することで、履歴書や職務経歴書などの書類をアップロードしてもらうことができます。

ファイルのレイアウトが崩れないように、PDF形式などファイルの形式を指定するようにしてください。また、アップロードがスムーズに行えるようにサイズも提示することをおすすめします。

フォーム作成ツールを利用してエントリーフォームを作成する場合、ファイル添付機能があるツールを選ぶとよいでしょう。

個人情報の取り扱いについて明示

ページに個人情報の取り扱いについて明示するようにしてください。エントリーフォームでは、求職者のプライバシーに関わる情報を扱うためです。

個人情報の取り扱いに関して不明瞭だと、求職者は入力の際に不安に感じて応募をやめる可能性があります。個人情報保護管理者、利用目的、個人情報の開示等の請求方法などを記載するのが一般的です。

セキュリティに注意

エントリーフォームを作成する際は、セキュリティ対策を行う必要があります。セキュリティが不十分だと、悪意のある人物の攻撃によって、情報漏えいが起きる可能性が高まります。

情報漏えいなどの問題が生じると、企業のイメージが低下してしまい、エントリー数が減少するだけでなく、利益に対してもリスクがあります。

SSL/TLSなどを用いてセキュリティ対策を徹底するようにしましょう。またセキュリティが万全のツールを利用するようにしましょう。

エントリー後の対応を表示

エントリーフォームで応募を完了させてから、どれくらいの期間で、どのように、誰から返事が来るかを表示することが大切です。採用のプロセスが掴めないと、求職者は不安に感じてしまいます。

さらに、採用の流れについて問い合わせが増えて、対応が大変になってしまう可能性があります。そのため、フォームではエントリー後の対応を表示するようにしましょう。

スマートフォン対応

自社サイトを訪問する求職者は、パソコンだけでなく、スマートフォンを利用している可能性があります。特に、新卒採用においては学生を対象にするため、学生が普段から使用しているスマホに対応したフォームを作成することが重要です。

また、スマホに対応していないと、入力の際にストレスを与えてしまい離脱を増やしてしまうかもしれません。エントリー数を減らさないためにも、スマホ対応のエントリーフォームを設置しましょう。

デザイン

エントリーフォームのデザインは、採用サイトと合わせると良いでしょう。

フォームのデザインがサイトに合っていないと、求職者に違和感を与えるだけでなく、企業のブランドを低下させてしまう可能性があります。採用は企業にとって重要な要素であるにも関わらず、デザインの悪いフォームを利用するというのは姿勢を疑われるかもしれないのです。

企業のブランディングやオリジナリティを保つためにも、デザインにこだわったフォームを設置するようにしてください。

記入例を表示

エントリーフォームの項目の近くに記入例を表示すると良いでしょう。どんな内容を書けばいいのかがわからないと、求職者はストレスを感じて離脱する可能性があります。

例えば、名前はカタカナなのか漢字なのか、電話番号にハイフンはいるのかなどを表示します。視覚的に記入方法を一瞬で把握できるようにすることが大切です。

特に、職務経歴など入力方法が複雑なものは、記入例を丁寧に表示すると良いでしょう。

エントリーフォームを設置して採用効率の向上を実現

エントリーフォームは、求職者の情報を獲得できる場所であるため、採用活動において重要なポイントです。そして、エントリーフォームを最適化することで、応募を増やすことができますし、採用効率を上げることができます。

そのためには、自由自在にフォームを編集できないとなりませんが、フォームのコーディングができるスタッフがいない場合や予算がない場合には難しいでしょう。

そんな場合でも、効率的にフォームを作成したいという企業におすすめなのが、「フォーム作成ツール」です。フォーム作成ツールを利用すれば低コストで、機能やデザインのよいエントリーフォームを作ることができます。

特に、formrunはコードの知識なしで自社に合ったフォームをすぐに作成できます。サイトに数クリックでフォームの埋め込みが可能なので初心者にもおすすめ。個別メール送信・自動返信メールや、カンバン画面で申込者のステータス管理を行えて、採用活動における問い合わせ管理の生産性を向上できます。

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