VRのキラーアプリはあるのか?

井口氏:とにかくいろいろあって消費者にはわかりづらいなというのがあります。
では、VRのキラーアプリはあるんでしょうか?
もしないんなら、どういうものをやるべきなんでしょうか?

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Mydearest 株式会社 千田翔太郎氏

千田:キラーアプリは、スチームにある、blushというアプリじゃないですかね。
3D空間上に絵を描けるんです。
自分で作った物理法則を無視した世界を歩き回れるっていうのはVRならではだと思います。

山上氏:
今のところはゲーマーが多いので、ゲーム系コンテンツですね。FPSやマリオなど、なにかしら面白いゲームが出てきたらいいですね。
いまは早いかもしれませんが、ソーシャルも面白いんじゃないかなと思います。

加藤氏:
新しいプラットフォームって便利じゃないと使われないと思うんですよね。
皆さんVR高いから、もう少し値段が下がったら履けるんじゃないかとか言いますけど、5,000円でも売ってても買わない人は買わないですよね。
iPhoneが8万円でもみんな買うのは便利だからです。

VRにおいて、便利というのであれば、VR上での物作りというのは結構あると思います。
あとは山上さんも話されていたソーシャルに関してですが、弊社はバーチャル空間上で人と会うっていうのを開発しています。
画面越しではなく、距離感を再現して体験できるのはVRならではで、それがくる時代があるかなと僕は信じています。

歴代のプラットフォームの広がりに寄与したのって、ソーシャルだと思うんですよね。
人とつながるために広がってきた。VRもその一環として広がっていくのではないかなと。

日本のVRクリエイターが世界で戦うには?

井口氏:
グローバルに視点を置いたとき、日本のスタートアップやクリエイターはどう戦っていけばいいんでしょうか?

千田氏:
日本のコンテンツって独特なんですよね。
日本が活路を見出すとき、現実の3D空間とかそういうのではなくて、思いっきりアニメ系のコンテンツを突き詰めて、オタク系に振り切った方が突き刺さると思いますね。

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クラスター株式会社 加藤直人

加藤氏:
海外の人たちがつくるVRコンテンツっておおざっぱだと思うんですよね。すごい派手でクールというかおおざっぱなものが多い。
スマホのコンテンツでいわれているのは、欧米はクールで、日本はキュート系、アイドルのコラボで売れる場合が多いんですよね。

弊社もバーチャル上でイベントやった時に、オキュラスのCEOが参加していて同じ質問をしてみたんですよ。そしたら、「日本には日本にしか作れないものがある、わかるだろう?」と言われました(笑)

あとは、シニア向けのサービスも台頭しているので、日本国内で貯めたノウハウを世界にもっていくのはアリだなと思います。

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株式会社コロプラネクスト