面倒な文字起こしが簡単に!文字起こし補助ツール4選+文字起こしするときの3つのコツ|Smart書記、interviewなど
4.ExpressScribe
http://www.nch.com.au/scribe/index.html
使用料金:無料
音声再生と文章作成機能が1つになっているソフトです。こちらのツールもショートカットキーを設定することができますので、一時停止や巻き戻しなどをあらかじめ設定しておくと、効率よく原稿を作成することができます。
なお、ショートカットキーはこのソフト内では「ホットキー」という名称になっていますので注意してください。また、自動巻き戻し機能を設定する場合、単位が「ミリ秒」になっていますので、例えば3秒と設定したい場合は「3000」と入力する必要があります。
5.音声入力(Google ドキュメント)
https://www.google.com/intl/ja_jp/docs/about/
使用料金:無料
これまでご紹介した4つのアプリとは少し異なる方法です。録音した音声をそのままマイクで認識させると、入り込んでいるノイズや会話時の単語のゆらぎが生じてしまい、大幅な手直しが必要となってしまいます。
しかし、録音した音声を聞きながら、マイクに向かってはっきりとした声で話すと、認識間違いの少ない原稿を作成することができます。
部分によってはこちらが意識していない認識をする場合もありますが、最後に少し手直しをするだけで構いません。音声入力は、PCやスマートフォンに搭載されているものや、Googleドキュメントにも機能として備わっているため、簡単に利用できます。
これは、日本の元官僚で経済学者の、野口 悠紀雄氏が提唱している文字起こし方法です。筆者もこの方法で原稿を執筆することがありますが、その精度は非常に高いように感じます。なお、句読点や記号などを入力したい場合は、以下のようにマイクに向かって話してください。
- 読点(、):てん
- 句点(。):まる
- 感嘆符(!):びっくり
- 疑問符(?):はてな
- 中黒(・):なかぐろ
- 改行(↩︎):かいぎょう
- スペース( ):スペースバー
- 括弧(「」):かぎかっこ/かぎかっことじる
- 三点リーダー(…):さんてんりーだー
文字起こしを行う際のコツ
文字起こしを行うのは、時間も手間もかかりがちなものです。また、単調な作業ですので途中で飽きてしまうこともあります。そこで、少しでも早く文字起こしを行うためのコツをご紹介します。
1.一括変換を活用する
文字起こしは、インタビューや講演などリアルイベントの内容を扱う場合がほとんどです。その際、話をしている人の名前や社名など、頻出するキーワードがあることがあります。このような場合には、文字の一括変換を活用しましょう。
例えば、佐藤さんと山田さんの2人の対談記事を作成する際は「A」「B」というように原稿を書いていきます。原稿の執筆が終了したら、最後にAを佐藤氏、Bを山田氏というように一括変換します。AやBという単語でなくても、原稿内で引っかからないキーワードであればなんでも構いません。
2.「delete」キーを使用しない
少しでも早く原稿を書くことを意識するなら、「back space」(Macの場合は「delete」)キーは使用しないようにしましょう。「back space」を使用することで、右手全体のホームポジションが離れてしまい、ロスになってしまうからです。
3.Google日本語入力を使用する
パソコンにデフォルト設定ではなく、無料で使用できるGoogle日本語入力を使用しましょう。予測変換のバリエーションが豊富で、現実世界の著名人はもちろん、聞き取りにくい単語をなんとなく打ち込んでも正しい単語を表示してくれる頻度が高く、非常に便利です。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
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