媒体は自社サービスとの親和性とドメインの強さで選択する

ferret 牧野:
Webマーケティングの情報を扱う媒体は、多いようで少ないと思いますが、その中でferretに広告を出稿しようと思った決め手は何でしたか。

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芹澤氏:
配配メールのユーザー層とferretさんの親和性が非常に高いと思ったからです。

配配メールは、マーケティングにそれほど詳しくなくても簡単に使えるというのが大きな特徴で、お客様はライトにメールマーケティングをやりたいという方が多いことからも、様々なテーマで学習する意欲の高いferretさんのユーザーとすごく親和性が高いと感じました。

もう1つ、私もメルラボを運営や日々の業務で調べ物をする中で、ずいぶん前からferretさんの記事を拝見していましたので、検索エンジンに強いんだなという印象がありました。

検索流入の多いメディアに広告を出稿すると、広告をリリースした直後だけではなくて継続的に流入が見込めるだろうなというのもあったので、費用対効果の面でもよいのでは、というところも理由です。

安藤氏:
中小企業のマーケ担当は一人が他の業務と兼業である場合がほとんどだと思います。そういう時に体系的に学んでいるわけではないので、どこから手をつけたらいいのか分からなくなってferretを見て学んでいくんだと思うんですよね。

弊社の配配メールも、まずはメルマガを始めようというマーケッター向けのシステムなので、まさにそこがフィットしたかな、というところですね。

22件の問い合わせを獲得するだけでなく、講演依頼がくるほどのプロモーション効果

ferret 牧野:
率直なお話で結構なのですが、ferretでの広告出稿に満足していますでしょうか。

芹澤氏:
そうですね、初回の1月の出稿に関しては、CV数が22のお問い合わせをいただいて、うち2件のご成約となりました。費用対効果的にも認知度の獲得でも非常に満足しております。

ferret 牧野:
数字面以外で得られた効果はありましたか?

芹澤氏:
個人的な効果になりますが、上記の記事広告でインタビューを受ける側として私の顔と名前を出させていただきました。それが他社にいる知人などから反響があり、やはりみんな読んでるんだなと感じました。

また、あの記事がきっかけで講演の依頼を受けることもありました。配配メールの実績になったことはもちろん、私個人としての実績にもなりました。

他にも、正しく計測できていないのですが、指名検索数が増えたりするなどの間接効果が得られたと思います。

最後に

ferret 牧野:
今後の事業展望について教えて下さい。

安藤氏:
さきほども話にありましたが、メール配信というサービスだけだと市場は成熟しきっています。ただ、成長が鈍化しているだけで市場規模はかなり大きなものなんですね。

昨今で言えばSNSを用いたユーザーとのコミュニケーションが多く用いられていますが、日本国内ではメールの情報量はまだまだ非常に大きく、マーケティング活動だけでなく、「ファン作り」にもメールマーケティングは用いることが可能だと考えています。

また、中小企業の少人数でマーケティングをやっている方に、時間がなくてもメールマーケティングってこんなに有効なんだと知ってもらうためにも、認知度を広めて使いやすい商材として成長させていきたいなと思っています。

ferret 牧野:
最後に今後のferretに期待することは何でしょうか。

安藤氏:
記事数が多く配信されているのは良いのですが、そのぶん新着記事がどんどんトップから探せなくなってしまいます。よりリッチな記事をトップに長く留めておくなど、見せ方の部分で改善を期待したいですね。

芹澤氏:
記事の作成プロセスですとか、レギュレーションなどのノウハウを教えていただきたいなと思っています。御社はSEOが強いので、そこのノウハウは売れるものだと思います。是非サービス化をお願いします。

ferret 牧野:
本日はありがとうございました。