高い広告効果を期待できるリスティング広告ですが、運用にはコツが必要なこともあり、なかなか成果を出せずにいる企業も少なくありません。

そこで、リスティング広告のメリットや方法と併せて、リスティング広告の運用を外注する際に押さえておきたい広告代理店の選び方について解説。

今回ご紹介する内容の一部は、広告のプロ直伝のPDF資料「失敗しない!リスティング広告代理店の選定ポイント」から抜粋しています。実際に数多くのリスティング広告を運用してきたプロが語る生の情報が盛りだくさんなので、ぜひ参考にしてリスティング広告を成功させてください。

失敗しない!リスティング広告代理店の選定ポイントとは?

失敗しない!リスティング広告代理店の選定ポイントとは?

失敗しないために!代理店選びのポイントをまとめました。

目次

  1. リスティング広告を出すメリット
  2. リスティング広告のやり方
  3. 失敗しないリスティング広告代理店の選び方4選
  4. 信頼できる代理店を選べば、リスティング広告は成功する

リスティング広告を出すメリット

まずは、リスティング広告を出すメリットについて解説します。

低予算でも出稿できる

一般的な広告だと、決められた広告枠がありそれぞれに金額が設定されていることが多く、予算が限られていると露出度の高い広告を選べません。一方で自分で予算を決められるリスティング広告なら、予算が限られていても無理なく出稿できます。

ニーズがある顕在層に配信できる

リスティング広告は特定のキーワードで検索しているユーザーに対してピンポイントでアプローチできるため、限られた予算でも高い広告効果が期待できます。検索上部に表示されるので、見落としも少ないでしょう。

短期間で成約につなげられる

すでにニーズが顕在化している層に広告を届けられること、問い合わせや購入ボタンなどのリンクによってコンバージョンにつなげやすいことから、短期間で結果を出せるのもリスティング広告のメリットです。

リスティング広告のやり方

リスティング広告を出稿する場合、自社で行うパターンと広告代理店など他社に委託するパターンがあります。それぞれのメリット・デメリットについて解説します。

自社で運用する

自社でリスティング広告を出稿して運用する場合は、外注費がかからずコストを抑えられる点、PDCAサイクルを早く回せてすぐに広告を作成・編集・出稿できる点がメリットです。無事に体制が整えば、限られた予算でスピーディーな運用が可能になります。

ただ、配信する日時や地域など細かく設定できるリスティング広告は、効果を最大化するために本腰を入れて運用しなければなりません。それなりの手間と時間がかかり、担当者の負担が大きいのがデメリットです。

また、担当者に専門知識がないとデータを見ても適した改善方法が見い出せず、効果的な運用ができません。専門知識を持っている担当者が時間をかけて運用していく必要があります。

他社(広告代理店)に委託する

自社にリソースがなかったり、担当者の専門知識が不足していたりする場合は、リスティング広告のノウハウを持っている広告代理店など他社に委託するのが望ましいです。

広告代理店に委託すると外注費がかかる上、最初に事前情報を共有した後もその都度コミュニケーションを取りながら調整する手間が発生しますが、自社リソースを割く必要はなくなります。

また、専門知識があり効果的な運用方法を把握している広告代理店に委託したほうが高い広告効果を見込めます。外注費を鑑みても、専門知識がない自社メンバーが片手間で運用するよりコストパフォーマンスが高いでしょう。

失敗しないリスティング広告代理店の選び方4選

それでは、どういったポイントを押さえてリスティング広告代理店を選べばいいのか、失敗しない選び方のポイントを4つご紹介します。

1.自社の業界・業種・類似サービスの実績があるか

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複数のリスティング広告代理店を比較検討する際、「競合他社など近しいサービスを提供している会社の実績や、同じ業界・業種の実績はあるか」を確認するようにしましょう。

リスティング広告運用のプロ目線で言えば、リスティング広告の運用知識や経験がある担当者でも、未経験業種だと運用が安定するまで1~3ヵ月の期間がかかります。数ヶ月単位の期間と費用を無駄にしないよう、リスティング広告代理店の実績はしっかりチェックするようにしましょう。

2.運用担当者から情報をもらえるか

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いくらリスティング広告代理店に運用を任せるとはいえ、実際に運用したデータを受け取れないと適した運用ができているのか、今後どのように取り組めばいいのかなどが把握できません。ほとんどは営業担当者との打ち合わせになりますが、広告運用担当者が持っている情報を反映させた報告かどうか確認しましょう。

情報の密度を見極めるには、営業担当者と運用担当者の連携が取れているかを見るのがポイントです。きちんと連携している企業は、報告や運用の質が高いのはもちろん、依頼した作業に対応するスピードも速く、安心して依頼できます。比較検討する段階で「どれくらいの頻度で、どのタイミングに、どの程度の報告をするか」を確認しましょう。

3.レポーティングがサービス内容に含まれているか

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リスティング広告の運用費が安い企業やプランだと、依頼できるのが運用までで、レポーティングが除外されているケースもあります。また、レポーティングはあっても提供される情報量がかなり限られていて不十分な可能性も考えられるでしょう。

リスティング広告の効果を高めていくには、少なくとも毎月「全体レポート・キャンペーンレポート」「キーワードレポート」「広告レポート」の提供があり、各レポートに「表示回数」「クリック数・率・単価」「費用総額」「コンバージョン数・率・単価」が指標として記載されている必要があります。これらのレポーティングがサービスとして提供されるのか、あらかじめ確認しましょう。

4.費用が適性か

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どれだけ豊富なサービスがあっても、費用が不当に高ければいい広告代理店だとは言えません。広告の運用手数料の業界相場は20%なので、一般的なサービス内容なのに高い場合は注意が必要です。

反対に、かなり安い場合も要注意です。レポーティングがなかったり必要最低限のフィードバックしか得られなかったりと、サービスの質が低い可能性があります。それだと「自社運用したほうがかえってよかった」といったことになりかねないので、相場と大きく異なる場合は理由を確認しましょう。

リスティング広告代理店の見極めポイントを4つご紹介しましたが、残り2つほど重要なチェックポイントがあります。広告のプロ直伝のPDF資料「失敗しない!リスティング広告代理店の選定ポイント」からぜひご確認ください。

失敗しない!リスティング広告代理店の選定ポイントとは?

失敗しない!リスティング広告代理店の選定ポイントとは?

失敗しないために!代理店選びのポイントをまとめました。

信頼できる代理店を選べば、リスティング広告は成功する

リスティング広告の成果を出すために、広告代理店を活用するのは有効な手段ですが、信頼できる広告代理店を選ばないと求める成果が出なかったり、すぐに対応してもらえなかったりと不満を抱えてしまう可能性が高くなります。

リスティング広告は、正しく運用すれば大きな効果が期待できる広告手法ひとつです。自社ではなく他社に運用を依頼する場合は、今回ご紹介した広告代理店の選び方を改めて確認し、失敗を回避しながら良い成果を出しましょう。

失敗しない!リスティング広告代理店の選定ポイントとは?

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失敗しないために!代理店選びのポイントをまとめました。