サイトのメンテナンスにおいてしばしばネックになるのは、どんなネーミング・構成で制御しているのか分からなくなってしまうことです。しっかりと基準に則った、誰がいつ見てもわかりやすいネーミングでコーディングしていくことは、非常に重要なことです。

今回は、プログラマーがネーミングを考える際に参考にしたいサイトを選んでご紹介いたします。

1. codic - プログラマーのためのネーミング辞書

プログラマーのためのネーミング辞書___codic.png
https://codic.jp/

様々なサイトに紹介され、「ネーミング」で検索しても上位に表示される素晴らしいツールです。例えば、Webサイトの背景に動画を設置する際に、class名をどうしようか悩んだとします。そこでcodicに「背景動画」と入力すれば「background_videos」と提案してくれます。提案されたネーミング以外にも、その他の候補も出てきます。

考える労力を省くことができるという点で優れていますが、何より人に依存しないでネーミングができるところが素晴らしいと思います。これを使ってネーミングを付けるようにしようというルールを敷けば、長くて覚えづらいルールに照らしてチェックする必要もありません。

こちらのツールのみでも十分便利と言えるのですが、考え方を様々な観点から理解するためにも、以下よりご紹介するサイトも是非チェックしてみてください。

2. うまくメソッド名を付けるための参考情報

http://qiita.com/KeithYokoma/items/2193cf79ba76563e3db6

Qiitaからです。codicが必要なネーミングをダイレクトに提案してくれるのに対して、こちらはネーミングをカテゴライズして事例とともに紹介してくれる、整理に役立つ情報です。「状態に関するメソッド」「データに関するメソッド」等、意味を参照しながらベターな単語を選ぶことができるのでオススメです。

3. 今さら聞けない、変数や関数の命名規則と、まず覚えるべき英単語200

http://oxynotes.com/?p=8679

まずエンジニアとして覚えておきたいキーワードを、その使い方と一緒に200個羅列してくれている記事です。カタカナ読みも記載されているので、普段の会話の中で言い間違いといった齟齬もがなくなるはず。

使い方の基本的なルールも冒頭に記載されていて、メリット・デメリットがわかるようになっているのも嬉しいポイントです。

4. いまさら聞けない「コードの英語」超入門

http://techlife.cookpad.com/entry/2015/08/31/140749
クックパッドの開発者ブログからです。エンジニアの方なら、クックパッドのブログを一度は拝見されているのではないでしょうか。過去分詞・現在分詞の使い方だったり、ネイティブスピーカーのレビューをされているところだったり、充実した内容と言えます。

ネーミングについての読み物が欲しい方は、「超入門」とはなっていますがこのページから多くのものが得られると思います。

5. Naming -名前付け-

http://qiita.com/Koki_jp/items/f3d3e824f98d182d4100#%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%83%E3%83%89%E5%90%8D%E3%81%AF%E5%8B%95%E8%A9%9E%E3%81%8B%E3%82%89%E5%A7%8B%E3%82%81%E3%82%8B

こちらもQiitaの記事からです。「主な戻り値」もセットにしたリストがまとめられています。参考書籍に名著『リーダブルコード』他、様々な書籍が上がっていますが、非常に整理されていて短い記事となっています。