まとめ

「分散型メディアとか流行っているかもしれないけど、うちはメディア保有しているしPVセッションが重要」と思われる担当者様もいるかもしれませんが、固有のメディアを持っていたとしても、やはりCVも合わせて見る必要があります。

2016年に入り、FacebookはInstantArticleを、GoogleはAMPを実装しました。
どちらも、表示速度を上げるためにURLに飛ぶことなく、各プラットフォーム内でコンテンツを閲覧できる機能です。
GoogleとFacebookという流入元として無視できないチャネルがそのような機能を実装した今、自社メディア上以外での閲覧数を計測せざるを得ない状況となりました。

そもそも、メディアは情報を発信し、ユーザーに届けることが目的です。その観点で見ると、ユーザーが自社メディアに訪問するかどうかは実は重要ではありません。
ユーザビリティの立場から見ても、プラットフォームから遷移することなくコンテンツを消費できた方が良いのは明らかでしょう。