HTMLコーダー必見のdl dt ddタグの基礎から応用まで!
dl dt ddを定義リストとして利用する
HTML5において、dl要素は用語(dt)を説明(dd)する記述リストとして定義が変更になりました。dl要素を定義リストとして利用する場合は、dt要素にdfn要素を内包させます。
[HTML]
<dl>
<dt><dfn>定義する用語</dfn></dt>
<dd>用語の定義</dd>
</dl>
一般的なブラウザでは定義する用語はイタリックになります。
正しいdl要素でマークアップをしよう
dl要素も含めてul、olなどのリスト系タグは、マーカーを非表示にしたり左寄せにしたりスタイルシートで成形することが可能です。
単純にディスプレイ表示を考えれば、厳格な定義を多少無視しても成り立ってしまうこともあります。
ユーザーインターフェイス(UI)に問題がなくとも、コンピュータによる解析が難しいといった問題が出てきてしまいます。
HTML5策定の目的として、人間にもコンピュータにもやさしい構造を作るということがあります。ここで言うコンピュータとは検索エンジンや検索クローラーなどのサーバサイドの技術です。
実際にGoogleはウェブサイトの「意味」「関連付け」を読解する方向に加速しており、それがそのままSEOに繋がります。
dt要素やdd要素をレイアウト的に使うだけで意味が破綻していれば、Webサイトの信頼性は落ちてしまいます。
一つのdl要素に複数のdt要素を入れることは、文法的には合っています。
しかしきちんとdd要素で説明できていなければ、人間には伝わりにくく、コンピュータにとっても関連付けで戸惑うことになります。
dl要素には、ul、olにはない用語と説明(1対1でなくても良い)の組み合わせ、tableタグに引けをとらないレイアウト性があります。
論理的で美しいマークアップに利用していきましょう。
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- タグとは、原義では「モノを分類するために付ける小さな札」のことです。英語の「tag」を意味するものであり、荷札、付箋といった意味を持っています。特にインターネットに関する用語としてのタグは、本文以外の情報を付与するときに用いられます。
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- Webサイトとは、インターネットの標準的な情報提供システムであるWWW(ワールドワイドウェブ)で公開される、Webページ(インターネット上にある1ページ1ページ)の集まりのことです。
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