短文投稿型SNSのTwitterは、世界的に利用されているSNSですが、特に日本での人気が高い傾向にあります。2015年12月時点で世界中で1ヵ月間にログインした月間アクティブユーザー数3,500万人のうち約1割が日本国内からのアクセスであったことや、ユーザー数の増加率では日本が世界トップであったことからもその人気振りが見て取れます。

参考:
Twitterが国内ユーザー数を初公表 「増加率は世界一」|ハフィントンポスト

このようによく使用されているTwitterですが、登録時に何気なく記入している「名前」「ID」「ユーザー名」の区別はついているでしょうか。

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衰退傾向とは言われていますが、日本国内ではまだまだ活用する必要性がありそうです。
Twitterの基本をおさえ、コミュニケーション強化や情報発信のツールとして活用しましょう。

今回は、Twitterアカウントの名前・ユーザー名・IDのそれぞれの違いと、変更した際に起こること、変更方法についてご紹介します。

Twitterアカウントで必要な3つのもの

Twitterアカウントでは、アカウントを識別するために「名前」「ID」「ユーザー名」の3つの項目を必要としています。

そこで、ここではferretのTwitterアカウントを例に解説していきます。早速見てみましょう。

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名前:フェレット君@ferret
ユーザー名:@ferretplus

IDについては、プロフィールなどで確認することができません。
詳しくは以下でご説明しています。

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1. 名前とは

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名前は、最大20文字まで使用して設定することができます。
Twitter登録時に、最初に呼び名またはニックネームと表示される項目が名前にあたります。
名前については、すでに同じ名前で登録されたアカウントがあったとしても問題なく設定することができます。

名前の変更は、ブラウザ上または公式アプリ上のいずれかから可能です。

ブラウザから変更する場合

step1.
4.png
まずブラウザ上でTwitterを開き、自分のプロフィールページを表示します。
画面右側に「プロフィールを編集」という項目が表示されていますので、ここをクリックしてください。

step2.
5.png
プロフィールの編集画面が表示されます。
ここで名前を変更してください。
なお、プロフィール画像やカバー画像、プロフィール文、スポット、ブログなどのURL、生年月日、アカウントのテーマカラーについても同じ画面上で変更することができます。
変更したら、画面右側の「変更を保存」をクリックしてください。
これで変更完了です。

アプリから変更する場合

step1.
6.png
アプリを起動し、画面下のアイコンから「プロフィール」を選択してブラウザと同様にプロフィール画面を表示します。
すると「プロフィールを変更」という項目が表示されていますので、タップしてください。

step2.
7.png
プロフィールの編集画面が表示されます。
ブラウザと同様に名前はもちろん、プロフィール文などを変更することが可能です。
変更したら画面右上の「保存」をタップしてください。
これで変更完了です。

変更した際に起こること

名前を変更した場合は、Twitterのタイムライン上で表示される自分の名前が変更されるだけで特に大きな支障はありません。
ただし、タイムライン上で表示される名前が変更されてしまうため、フォロワーなど他のユーザーがタイムライン上で「誰だろう」と考えてしまう場合がありますので、特に企業アカウントなどの場合は、変更時に一定期間その旨を固定ツイートとして表示しておくことが望ましいです。

ユーザー名とは

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「@」から始まるものがユーザー名で、最大15文字の英数字の組み合わせで設定します。

Twitter登録時に「ユーザー名」と表示される項目にあたります。
ユーザー名については、すでにTwitter上で登録されている文字列を使用することはできません。

ユーザー名の変更は、ブラウザ上または公式アプリ上のいずれかから可能です。
ただし一部Android端末では変更できない仕様になっているものもあるようですので、Android端末を使用している方はブラウザから変更を行うようにしてください。

ブラウザから変更する場合

step1.
8.png
まずブラウザ上でTwitterを開き、画面右上に表示されている自分のアイコンをクリックします。
プルダウンでメニューが表示されますので、この中から「設定」を選択してください。

step2.
9.png
ユーザー情報を変更する画面が表示されます。
ここで一番上に「ユーザー名」という項目がありますので、ここで変更を行ってください。

同じ画面上でメールアドレスや言語、タイムゾーンなどを変更することも可能です。
変更が完了したら、画面を下までスクロールすると表示される「変更を保存」をクリックしてください。
これで変更完了です。

アプリから変更する場合

step1.
10.png
アプリを起動し、画面下のアイコンから「プロフィール」を選択してブラウザと同様にプロフィール画面を表示します。

自分のアイコン横に歯車のアイコンが表示されていますので、タップしてください。
するとメニューが表示されますので、この中から「設定」をタップします。

step2.
11.png
設定画面が表示されますので「アカウント」をタップします。

step3.
12.png
ユーザー名や電話番号、メールアドレスなどを設定する画面が表示されます。
ユーザー名をタップし、変更を行ってください。
変更後に「完了」をタップすれば、変更完了です。

変更した際に起こること

ユーザ名を変更しても、それまでのツイートやリプライなどはそのまま引き継がれます。
しかしフォロワーなどが変更前のユーザー名を検索してもアカウントが表示されない場合があります。
また、変更前のユーザー名に@をつけてツイートなどをしても通知されません。

普段はユーザー名は青文字で表記されクリックすることができますが、変更後は変更前のユーザー名は黒文字で表記されクリックすることはできません。
以上の注意点があるため、特にユーザー名については頻繁に変更しない方がよいでしょう。
事情により変更する場合は、名前の変更時と同様に、変更後一定期間はその旨を固定ツイートとして表示しておくことが望ましいです。

IDとは

IDは、アカウント作成時に自動的に生成される識別IDです。
名前やアカウント名を変更しても、同一アカウントとしてTwitterが認識するためのものです。
そのため自分で設定することはできず、アカウント作成後に変更することもできません。
IDを変更したい場合は、アカウントを削除して再度登録し直す必要がありますが、普段Twitterを使用する際にはあまり支障のないものですので、特に気にする必要はないでしょう。

13.png
確認する際は、ブラウザでTwitterを起動してページのソースを表示します。
Chromeを使用している場合は、IDを調べたいプロフィールを表示して右クリックをしてください。
するとメニューが表示されますので、その中から「ソースを表示」をクリックします。
画面上でテキストを検索することができるショートカットキー「command+F」を押し「user_id」を検索してください(アンダーバー「_」は半角入力してください。ここでは仕様上全角表示になっています)。
すると該当部位がマーカーで示されます。
この時に「user_id」のあとに続いている英数字列がアカウントのIDとなります。

まとめ

今回ご紹介したTwitterアカウントを識別するための3つの項目について、登録時になんとなくわかってはいるものの何を意味しているのか、変更方法はどうなのか、変更後に何が起こるのかなどについては意外に知らない方も多かったのではないでしょうか。

知らないままユーザー名を安易に変更してしまうと、様々な混乱が起きる可能性があります。
特に企業アカウントを運用されている方は、今回ご紹介した内容をしっかり理解しておきましょう。