キャンペーン実施のために用意すること

SNSで情報発信を行う環境を作る

チャリティキャンペーンを行うには、まずユーザーだけでなく自分自身が情報発信できるような環境を作る必要があります。

キャンペーンに利用するSNSのアカウントを取得し、自身の情報を見てくれるユーザーが増えるようにこまめに情報発信を行いましょう。
特にTwitterとインスタグラムのアカウントは必須です。

寄付団体の選定、契約

ハッシュタグを用いたチャリティは、ハッシュタグがついた投稿数によって寄付金を決めるのが一般的です。
自社で寄付金を用意しておき、国連やNPO法人などの寄付団体と事前に協議しておきましょう。

開発途上国に対して食糧支援や教育支援、医療支援などの多くの支援内容が存在します。
また、Tポイントのように被災地域に対する復興支援も支援の一つの形と言えます。

自社の取り組みに合わせて寄付団体を選ぶようにしましょう。

ハッシュタグの測定システム、体制の導入

キャンペーンの際に忘れてはいけないのが、参加した投稿数の確認です。
投稿数に応じて寄付を行う場合、正確な投稿数を把握する必要があります。

Twitraqなどの計測ツールを利用するか、キャンペーンシステムの提供会社に依頼して計測を行うようにしましょう。
また、ユーザー自身が寄付を行ったことを意識できるよう、投稿数や寄付金の額はキャンペーン後に公開するようにしましょう。

キャンペーンページの作成や商品パッケージへの反映

チャリティキャンペーンを盛り上げるには、キャンペーンの周知が必要です。
キャンペーンページを作成したり、画像のように商品に告知用のポップをつけたり、SNSでの情報発信を行うようにしましょう。

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(撮影:ferret編集部)

まとめ

ハッシュタグを利用したチャリティキャンペーンを実施する際に重要なのは、寄付を通じてどのようなメッセージを社会に発信したいかという点です。
「社会のためになる」という漠然としたものではなく、自社のポリシーに則った明確なメッセージを作成しましょう。

ユーザー自身が参加したくなるような内容にすることで、参加者も増え、キャンペーンの内容が大きく広がることになります。
#OnigiriActionや#FASTINGDHARITYのように、自社商品と一緒に撮影した写真を投稿してもらうことでキャンペーンだけでなく、企業や商品の認知度を上げることもできるでしょう。