企業が自ら情報発信することが可能になった今、多くの企業が情報発信に取り組もうとしています。企業が新しくメディアを立ち上げる際には、競合、自社、ターゲットを分析していくことが必要です。

発信するテーマが決まれば、次はメディアのイメージを具体化し、チームで共有していきます。

メディア立ち上げに関わるメンバーがいたり、メディアの開発を担うエンジニアやデザイナーがいたりと、メディアの立ち上げには複数の人が関わります。発信するメッセージに一貫性を持たせるためにも、メディアに関わるメンバーがイメージを共有できるようにしていく必要があります。

そこで今回は、企業がメディアを立ち上げる際、事前に担当者がネーミングや記事のトンマナなど、どのような準備をすればよいのか、という点についてご説明します。
  
参考:
注意すべきポイントは2点!企業が新規メディアを立ち上げる際に準備すること 〜競合、自社、ターゲット分析編〜|ferret
  
  

1. メディアのイメージを他の既存コンテンツをもとに膨らませる

6923_001.jpg

自社が発信する領域やテーマが決まっただけでは、まだどんなメディアができ上がるのかはイメージできません。まずは、新しく立ち上げるメディアのイメージを具体的にしていきましょう。

具体的にイメージしていく上で活用したいのが、すでに世の中に存在するコンテンツです。様々なコンテンツの中から、立ち上げるメディアのイメージに近いものをザッピングしていきます。

自社が発信したいテーマと似た領域の内容を扱っている雑誌、映画、テレビ番組などをリストアップしたり、上手い伝え方、表現をしているなと思う作品や媒体、広告表現等をリストアップします。ブランドをリストアップしてみてもいいでしょう。

コンテンツやブランドをリストアップした後は、集めたコンテンツを以下の3つの視点から整理し、イメージを具体化していきます。

コンテンツ整理する上で大切なポイント

a. ビジュアル視点
b. コンセプト視点
c. コンテンツ視点

  

a. ビジュアル視点

メディアのビジュアルイメージを共有する際は、ムードボードを活用すると、共有がスムーズに行えます。

ムードボードとは、イメージを複数人で共有する際に、そのイメージに合う写真や画像を寄せ集めたスクラップのこと。各チームメンバーがメディアのビジュアルイメージをムードボードに落とし込んだものを持ち寄り、すり合わせを行います。
  

b. コンセプト視点

全体として「どのような印象を与えたいのか」を整理するための、参考になりそうな事例を整理していきます。チームに共有する際には、次のようなポイントに注意します。

チームに共有する際に注意するポイント

・そのメディアはどのような世界観や雰囲気なのか
・文体や読後感から読者にどのような印象を抱いてほしいのか
・人格に例えるならどのような性格になりそうなのか

「映画に例えると、◯◯が近いかも」など、ピックアップした素材を引き合いに出しながら、イメージのすり合わせを行います。
  

c. コンテンツ視点

ビジュアルやコンセプトのような全体的な視点だけではなく、1つひとつのコンテンツがどのようなものになるかのイメージを共有することも大切です。コンテンツのイメージを共有する際には、既存メディアの記事を例として考えることをオススメします。

様々な記事の中から立ち上げるメディアのイメージに近いフレーズ、導入部分、記事タイトルなどを引用し、チームでイメージのすり合わせを行っていきます。