まとめ

チーム会計制度により、生産性=売上金額として同一基準で定量評価することによって社員同士がお互いに競いあい、高め合いながらチャレンジをする組織に変化させることができました。

その中には、ライバル視するあまり、なかなか協力プレーができないメンバーや、数字として日々目に見えてしまうためプレッシャーに感じるメンバーもいました。

しかし、そのような課題を解決しながら、自社に最適な運用方法でこのチーム会計制度を定着させることによって、仕事に対するやりがいや社員のモチベーションにつなげられると実体験をとおして感じました。
  
生産性向上はいろいろな企業が取り組まれていますので、この事例以外でより成果の出る施策もあると思います。どのような施策でも、新しいものを取り入れようとすると少なからずハレーションが発生し抵抗するメンバーも一定数発生します。

だからこそ全てのやり方を真似るのではなく、自社独自の運用やルールを加えてみてメンバーが楽しめる制度をつくっていくことが重要なのではないでしょうか。