ホームページについての悩みの多くは、SEO対策やランディングページ対策など、テクニック的な内容に偏ってしまっていることが多いです。

そのような悩みがある場合は、まず基本的なことを確認してみましょう。
これからホームページを作る人はもちろん、色々な手段は試しているけど、思うような成果が出ていないという方に、特にご紹介したい基本に立ち返る内容を3つご紹介します。

1.ユーザーのニーズ(やりたいこと、悩み)を徹底的に知ること

ユーザーのニーズを深く理解することは、インターネット上でビジネスするときに限らずビジネス全般において重要な考え方です。
店舗を運営している企業でも、インターネット上のビジネスになると忘れてしまいがちです。
本質的には、インターネットも実店舗も大きく変わりません。

ユーザーニーズとは、自社の商品・サービスを販売する相手の「やりたいこと・悩み」のことです。
たとえば、ダイエット関係の商品を販売しているとすれば、ユーザーのニーズは「痩せたい」ということになります。しかし、これだけではユーザーニーズを深く知ったことにはなりません。なぜなら、「痩せたい」と言っても、その人によって状況はかなり違うはずだからです。

・何キロやせたいのか?(5キロ、10キロ、50キロ?)
・とにかく楽な方法で体重が減らせれば良いのか?(それとも健康的に?)
・腹筋が割れているような体つきにしたいのか?(体重より見た目?)
・医者から痩せないと病気になると言われたから?(体重の問題?ライフスタイル全般?)   
など

ユーザーニーズ

それぞれの悩みの深刻さや痩せること以外に求める周辺の物事によって、ダイエット方法が変わってきます。

2.競合・ライバルのホームページを最低5つは調べる

あなたにとっての競合サイトはどこになりますでしょうか。また、競合が販売している商品・サービスの特徴は理解出来ていますか?
相当珍しい商品・サービスで無い限りは、必ずライバルとなるようなサイトは存在します。

自社の商品・サービスに関連するキーワードをインターネットで検索し、リスティング広告を出稿しているホームページSEO上位表示されているホームページを確認しましょう。
必ず競合となるようなサイトがいくつか見つかるはずです。 これらの競合ホームページ最低5つは、徹底的に調べることをオススメします。

特に広告出稿を続けているホームページは、その広告経由でユーザーを獲得している可能性が高いと考えられます。
彼らがホームページ上で商品・サービスの特徴をどのように見せているか、料金体系はどうなっているかなどを見ていくと、ヒントが隠れているかもしれません。

競合調査

3.自社のホームページを客観的に見る

ユーザーニーズを改めて深掘りし、競合サイトの良い点を調べた後に、自社のホームページを「ユーザー視点」で分析しましょう。重要なことはユーザー視点です。
自社のホームページなので、なかなか客観的に見ることが難しいかもしれませんが、とても重要なことです。うまく分析が出来ないという場合には、家族や友人に見てもらうのと新しい気づきがあるかもしれません。

その際、「このような悩みを持っている人になりきってほしい」とお願いすることを忘れないでください。
ホームページを見てもらいながら感じたことを、都度、口に出してもらうと、その時に何を思ってたのかを理解することができます。

自分のホームページを客観的