TwitterやFacebookで早送りの料理動画を見たことはありませんか?
夜空や街の様子などを写したものを見かけたことがある人もいるかもしれません。
こういった時間の経過を早送りで表現する映像手法を「タイムラプス」と言います。

長時間に渡る説明でもタイムラプスを利用することで、ユーザーにとってもチェックしやすい短時間の動画に仕上げることができるでしょう。

今回は、タイムラプス動画を撮影できるアプリを5つご紹介します。
商品を利用したノウハウを説明したり、イベントの様子を写したりと、自社に合わせたタイムラプス動画を展開していきましょう。

タイムラプス動画とは

タイムラプスとは英語で「time lapse」、つまり「時間の経過」を表す言葉で、タイムラプス動画とは長時間撮影した動画を早送りにして短くまとめた動画を指します。

iPhoneでもiOS8からタイムラプス機能が搭載されるなど、身近な表現方法として触れたことがある方も多いでしょう。

参考:
第58回 iOS 8のカメラと写真機能はこんなに変わった!――カメラ編 (2/2)|ITmedia Mobile

タイムラプス動画の活用シチュエーション

短い時間で長時間撮影した内容を表現できるタイムラプス動画は、企業でも活用されています。
具体的な事例について2つ紹介しましょう。

1.説明動画-テイストメイド ジャパン

テイストメイドジャパンでは、料理のレシピを紹介する際にタイムラプス動画を活用しています。1分以内という短い時間の中でも、動画と字幕で調理方法を紹介することでレシピを把握できるのが特徴です。

特にTwitterやFacebookのデフォルト設定では、投稿した動画が画面上で自動再生されるようになっています。
そのため、ユーザーにとってもチェックしやすく、テキストや画像に比べて目に止まりやすくなるでしょう。

参考:
Twitterで動画を共有または視聴|Twitterヘルプセンター
写真と動画|Facebookヘルプセンター
大ブレーク寸前…1分料理動画の「中毒性」究極のスキマ時間に潜む商機|日経トレンディネット

2.風景-GoogleEarthEngine

Timelapse_–_Google_Earth_Engine.png
https://earthengine.google.com/timelapse/

GoogleEarthでは、1984年から2016年までの衛星画像をもとにしたタイムラプス動画を公開しています。
自分の見たい地域にクローズアップして確認することができ、時代ごとの街の変化を「感じることができます。

このように時間経過による景観の変化もタイムラプス動画では表現できます。

例えば、店舗の周辺にある景勝地や展示会などのイベントを撮影すれば、その場所を訪れていない人でもまるでその場所に長時間いたように感じてもらうことができるでしょう。