企業ブランド力・集客向上とインスタグラム運用の関係性

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前述のテレビドラマ「人は見た目が100パーセント」のアカウントでは「#ひとパー」というハッシュタグを提唱しています。

ちなみに皆さん、ドラマx4文字の略称といえば、何か思い出しませんか。

そうです、昨年流行語大賞になった「逃げ恥」です。「ドリカム」「キムタク」といった四文字の略称は昔から流行っているものの、近年ドラマでその動きが活発化しています。企業自らが「自社商品に関する投稿に付けるハッシュタグ」を提唱し、企業とファンの間はもちろん、ファン同士をもつないでいく……これは2ちゃんねるのスレッドやmixi、モバゲーのコミュニティの様に、インスタグラムのハッシュタグがユーザーコミュニケーションの場になっているのです。
  
参考:
ランキング上位アカウントから見る投稿のコツ / インスタグラム企業アカウント調査【2017年2月度】|In the Looop
  
また、驚くことに若年層はインスタグラムを購入行動のきっかけに使っているのです。近年の傾向からして、人は何かモノを購入する際、必ずといっていいほど"検索"という行為をします。そして、現在はその検索をGoogleやYahooではなく、インスタグラムで検索するユーザーが増えています。

そこで検索する際に活用するのが(インスタグラムの)ハッシュタグです。もはやユーザーの認知・購入行動とハッシュタグは、切っても切れない密接な関係にあるといえます。
  
参考:
女性Instagramユーザーの約6割がハッシュタグ検索を利用、 そのうち約4割が検索からの購買経験あり ~ハッシュタグ検索は「購入」を目的として活用される傾向に~|Cyber Buzz
  
女性650人のInstagramユーザーに向けて、 「商品投稿に関する購買行動」について調査を実施/女性Instagramユーザーの約9割が、投稿を見て商品を購入・検索 ~身近な友人の投稿は「購買」、有名人の投稿は「検索」に~|Cyber Buzz
  

企業インスタグラムアカウントでコケない3つの運用テクニック

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インスタグラムアカウントの運用とユーザーの認知・購入の関連性が密接な関係にあることがわかりましたでしょうか。

ようやく、ここから本題である「3つのコケない運用テクニック」についてご紹介します。
  

1. アカウントのコンセプト設計

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企業インスタグラムアカウントの開設時に最も重要なポイントは、アカウントコンセプト設計です。「誰に対して何を提供する目的のアカウントなのか」を明確化することが大切です。そこで、いくつかパターンをご紹介します。

まずは"ライフスタイル提唱型アカウント"です。商品をダイレクトに訴求するのではなく、商品利用によって得られる利便性や感動を表現した画像や動画をポストするアカウントを指します。

続いて"商品訴求型アカウント"です。新商品情報や活用方法をダイレクトに訴求するアカウントを指します。

最後に"キャラクター活用型アカウント"になります。こちらは良い意味で卑怯で、キャラクターというフィルターを1枚かませることでライフスタイルを提唱しつつ、たまに新商品をアピールもしてきます。

参考:
チキンラーメン ひよこちゃんの公式Instagramアカウント
  

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実は、1企業内でも目的別に複数のインスタグラムアカウントを運用してるケースも増えています。例えば、同じ「NIKE」という企業の中にも対象スポーツ・ターゲット性別・対象シーン毎に、目的に応じてアカウントが多数存在します。ユーザーは自分にとって有益な情報がポストされていると判断すれば、フォローしやすい生き物です。目的毎に、アカウントコンセプト設計も変えていくことが重要です。

参考:
nikeの公式Instagramアカウント
nike(nikerunning)の公式Instagramアカウント
nike(nikewomen)の公式Instagramアカウント
nike(nikefootball)の公式Instagramアカウント
  

2. コンテンツクオリティの向上

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すでに「誰に対して何を提供するアカウントなのか」が明確になってきました。

続いては、提供するポストのクオリティを向上させるテクニックをご説明します。

そこでオススメしたい手法が"九枚一体型ポスト"です。こちらはアカウント新規開設時や特に大きな告知がある際に強みを発揮します。ユーザーがプロフィールを開いた際のインパクトが強く、またスクロールした際の見栄えが良いのも特徴です。単純に全て画像にするのではなく、動画やカルーセルで投稿することで、それぞれをコンテンツ化していくことがポイントです。

参考:
ハーゲンダッツ ジャパン(haagendazs_jp)の公式Instagramアカウント
  
"九枚一体型ポスト"とは別で、"十二枚一体型ポスト"もオススメです。こちらはスマホアプリで一度に表示される最大の個数が12個で、画面一面を御社の情報のみに独占可能な手法です。

参考:
Instagram広告をデジタルマーケティングに活かしていくには|Orange Plus Music
  

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最後が"三位一体型ポスト"です。横に3枚並んでいる点を利用したポスト配置を指します。こちらは企業アカウントではないのですが、特に僕が好きなアカウントをご紹介します。

下記は、ネイルアーティストの方のインスタグラムアカウントで、必ず列の両端に外から手が伸びており、ネイル作品が閲覧できるようになっています。加えて真ん中の列には、ネイルが溶け込んだライフスタイルや世界観が表現されています。プロフィールを閲覧するだけで、彼女の世界観が手に取る様に伝わります。

参考:
ネイルアーティスト hana4さんのインスタグラム公式アカウント
  

3. フォロワーとのコミュニケーション設計

「投稿することがない!」
まさに、こうした悩みを抱えている方にオススメなのが必殺"リポスト"です。

●リポストとは?

インスタグラム上でTwitterのようにリツイートができるアプリのことを指す。

一見、楽をしている様に思われがちですが、実はリポストはすごく重要です。自分の好きなブランド・企業のアカウントで、自分の投稿が紹介されるなんて、ユーザーからすればすごく貴重なことです。また、普段自社からの投稿ばかりを目にしているユーザーに対しては、新鮮な驚きやリアルなレビュー感を提供することができます。

さらに、最近ではストーリーも大きな効果をもたらしてくれます。
"ユーザーへの接触頻度の増加"、"配信コンテンツの限定感"、"中の人感の見え隠れ"と大きくわけて3つあります。

多くの情報が流れるタイムラインで、常に御社の存在を意識させ続けることは決して容易ではありません。しかし、ストーリーを頻繁に更新することで、インスタグラムのログイン時に毎回TOPに御社のアイコンが表示され、常に存在をアピール可能です。「24時間で投稿が自動的に削除される」仕様を利用して、ストーリー限定のコンテンツを配信し、より御社のインスタグラムアカウントへの興味度を高めることができます。

さらに、加えてライブ配信や、投稿への落書きなどを行うことで、普段決して出会うことのない「中の人」をチラ付かせることも可能です。ユーザーと急激に距離感を縮めることができ、より御社を身近に感じてくれることでしょう。こうした地道なフォロワーとのコミュニケーション設計が、企業のブランディング力向上を支えていくのです。
  
参考:
Instagram ストーリーズのビジネス活用の事例をご紹介!企業のマーケテイングにストーリーズを使うメリットとは?|FEEDMATIC BLOG

Instagram Storiesで集客せよ!人気企業アカウントの活用事例|Insta Antenna