メッセンジャーでチャットボットが作られる理由

メッセンジャーでチャットボットが作られる理由としては、メッセンジャーと連携した開発を自由に行えることが挙げられるでしょう。

2016年4月12日にFacebookからメッセンジャーのAPIが公開されたことで、自社のサービスとメッセンジャーを連携させたり、メッセンジャーボットを開発したりといったことが可能になりました。

参考:Messenger
Messenger Platform at F8|Facebook newsroom

日本国内のメッセンジャーボット事例

では、実際日本国内ではどういったサービスがメッセンジャーボットとして提供されているのでしょうか。
6つの事例をみてみましょう。

1.東洋経済

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https://www.facebook.com/messages/t/ToyokeizaiOnline

東洋経済オンラインでは、メッセンジャーボットとして記事を提供しています。
新着記事の配信のほか、キーワードに関連した記事を自動で返信する機能も備えています。

特定のカテゴリの記事やアクセスの多い人気記事を選択して、チェックすることも可能です。

参考:Messengerが東洋経済の新着記事をお届け!新着記事を忘れずにチェックできます|東洋経済

2.Wantedly(ウオンテッドリー)

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https://www.facebook.com/messages/t/wantedly

ビジネス特化型のSNSである「Wantedly」では、フリーキーワードに対応した求人情報を配信するチャットボットを運営しています。

話しかけてくる内容を分析し、どういった求人項目がユーザーに求められているのかの参考にもしています。

参考: ボット相手にチャットで仕事探し―、WantedlyがFacebookボットをリリースするワケ|TechCrunch

3.ライフネット生命 保険相談

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https://www.messenger.com/t/918197478282139

ライフネット生命では、会話形式で保険相談や見積もりができるメッセンジャーボットを公開しています。また、フリーワードでの質問にも対応しており、保険商品や企業自体に対するQ&Aを見ることができます。

参考:ライフネット生命保険 LINEおよびFacebook Messengerで自動応答による保険診断・見積りが可能に|ライフネット生命

4.パン田一郎

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https://www.messenger.com/t/pandaichiro

バイト求人サイト「フロムエーナビ」では、メインキャラクターパン田一郎を用いたメッセンジャーボットを提供しています。

会話形式で条件を入力していくと、条件に合わせた求人情報が返答されます。
自然な会話内容も特徴で、Facebookのユーザー名をメッセージに取り入れるなどの工夫がされています。

参考:[『パン田一郎』がFacebook Messengerに登場! リリースまでの制作奮闘記|RECRUIT]
(https://techblog.recruitjobs.net/development/panda-ichiro_facebook_messenger)

5.relux(リラックス)

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https://www.messenger.com/t/rlx.jp

一流旅館・ホテルの予約サイト「relux」では、エリアや日程、利用人数を入力することで条件に合わせた旅館やホテルの情報が返答として配信されます。

参考:一流旅館・ホテルの予約サイトreluxが、 Facebookメッセンジャーにて「reluxトラベルボット」を開始!|Loco Partners