国内外の導入事例3選

1.Nintendo(任天堂)

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https://www.facebook.com/Nintendo/?fref=ts

ゲーム機器やソフトなどを販売している任天堂のFacebookページでは、Nintendo Switchのマリオの新作の宣伝動画が、カバー動画として使用されています。
自分でゲームをしているかのような迫力のある30秒の動画で、記事執筆時点ですでに1.5万回以上再生されています(カバー動画公開から約1週間が経過しています)。

動画のすぐ下には「購入する」ボタンがあるため、動画を見て購買意欲を刺激されたらそのまま購入できる、というFacebookページ導線も活用されており、Facebookページを運用しているならカバー動画はもちろんですが、ページ全体の運用についても参考にしたい事例の1つです。

2.Mercedes-Bentz(メルセデス・ベンツ)

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https://www.facebook.com/MercedesBenz/?fref=ts

大手車メーカーのメルセデス・ベンツのFacebookページでは、上海オートショー2017で発表された「コンセプトAセダン」の宣伝動画が、カバー動画として使用されています。
約1分間の動画で、執筆時点ですでに8.2万回以上再生されています(カバー動画公開から約1ヶ月が経過しています)。

コンセプトAセダン」はコンセプトカーの段階のためまだ発売の予定は公表されていませんが、さまざまな最新テクノロジーが存分に導入されています。
カバー動画では、最新技術を示すような演出が目を引きます(例えば、走行時の外の光に合わせて発光色が変わる技術を表すように動画内でも車が走行しながら色が変化する様子が撮影されています)。

車は基本的に高額な商品のため、Facebookページでそのまま購入、というユーザー行動はあまり想定できません。
そのためあえて、今販売している車の動画を採用するのではなく、今後の展望を示すような動画を取り入れることで、メルセデス・ベンツへの「憧れ」の心情を誘発しているものと考えられます。
Facebookページ上で購買行動まで誘導できないと想定される商品やサービスを販売しているなら、参考にしたい事例の1つです。

3.Disney(ディスニー)

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https://www.facebook.com/Disney/?fref=ts

世界中で愛されているディスニーでは、映画「カーズ」の宣伝動画が、カバー動画として使用されています。
約30秒の動画で、執筆時点ですでに2.9万回以上再生されています(カバー動画公開から約2週間が経過しています)。

映画「カーズ」は2006年に第1作目が公開されて以降、根強いファンを持つ作品の1つ。
2017年7月15日(日本全国公開予定日)には最新作が公開される予定のため、約1ヶ月前からFacebookページのカバー動画に使用して映画を見たい!という意欲を刺激しています。
映画のように、手に取ることができる商品ではなくても、動画を使用することで購買意欲を高めることができます。
特にモノ売りではない企業のFacebookページ運用の際に、参考にしたい事例の1つです。