絵文字を利用したマーケティング手法

ここまで紹介してきたように絵文字は今や日本国内だけの独自な表現方法ではなく、全世界共通のものになりつつあります。
絵文字を利用できるサービスも増えてきたことで、マーケティングにおいても活用する幅が広がりました。具体的に2つの手法を紹介しましょう。

1.絵文字を含んだメールマガジン・投稿の活用

メールマガジンやSNSへの投稿に絵文字を利用することで、ユーザーの目をひくことができるでしょう。

実際、アプリ向けのマーケティングオートメーションを提供しているAppboyが自社サービスのユーザーを対象に行った調査によると、2015年に絵文字を利用したキャンペーンの数は2014年と比較して777%と大きく増加する結果となりました。
特に小売やゲーム業界といったBtoCビジネスでは、カジュアルな雰囲気を演出するのに活用できるかもしれません。

参考:
[Emojis Are Now Used in 777% More Campaigns Than Last Year Infographic

2.インスタグラムの絵文字ハッシュタグを利用する

インスタグラムでは、絵文字をハッシュタグとして利用できます。

例えば、日清チキンラーメンではラーメンの絵文字を利用したハッシュタグを投稿に含んでいます。
絵文字ハッシュタグで検索した人に投稿を見つけてもらいやすくなるだけでなく、投稿自体にも彩を加えられるでしょう。

参考:
絵文字マーケティング、米企業間でバブル崩壊が間近 | DIGIDAY[日本版]