3. 良いハッシュタグ(#)と悪いハッシュタグ(#)

f良いハッシュタグと悪いハッシュタグ

ハッシュタグはとても便利ですが、何でも付けてしまえばいいというわけではありません。パターンは以下の3つが基本ですので、パターンに沿ってワードを選択するといいでしょう。
  

a. 名詞・固有名詞を使う

広く使われている言葉、誰でも知っている言葉のハッシュタグには、検索してもらいやすいというメリットがあります。

例:
#映画
#旅行
#日本
#料理

しかし、多くのユーザーが利用する可能性が高いため、検索されやすくとも検索結果に埋もれてしまう可能性は十分にあります。ファンになってくれる可能性のあるユーザーに向けて広くアピールするにはいいのではないでしょうか。
  

b. 商品名・ブランド名・サービス名を使う

より具体的に商品名やサービス名をハッシュタグに使うことで、ピンポイントの投稿を探しているユーザーにリーチすることができます。

例:
#ファーストフード → #マクドナルド
#コスメ → #シャネル
#コーヒー → #スターバックス

デメリットは、設定した商品名やブランド、サービスのことを知らない人には投稿を見てもらえないという点です。すでにファンの人には投稿を見てもらえるものの、名前を知らない人は検索しようがないのでファンを増やすのには不向きです。既存ファンに向けて、お得なセール情報やキャンペーンの紹介をしたい時にぴったりなのではないでしょうか。
  

c. 季節・トレンドのワードを使う

その時期のイベントや季節に関することなど、トレンドのワードは検索されやすい傾向にあります。

例:
#クリスマス
#花見
#お正月

ただし、ハッシュタグと投稿の中身が合っているか、商品やブランドと合っているかに注意して投稿しましょう。ハッシュタグの中身によっては、一覧で見た時にほかの投稿の影響を受けてイメージダウンになる可能性も考えられます。
  

4. Facebook(フェイスブック)におけるハッシュタグ(#)の使いわけと併用

Facebookにおけるハッシュタグの使い分けと併用

便利なハッシュタグという機能ですが、大量に付け過ぎたりすると宣伝色の強い記事になってしまい、ユーザーを遠ざけることにもなりかねません。アピールをし過ぎると逆効果になってしまいますので注意しましょう。

また、ハッシュタグを付けるのであれば、投稿を見てくれるユーザーにメリットを提示しましょう。

例えば以下のようなハッシュタグですと、ユーザーがクリックしてやすいのではないでしょうか。
  

a. メリットがあることがはっきりと伝わるもの

コンプレックスに関するキーワードは、メリットがあることが明確に分かるため、ハッシュタグをクリックしてもらいやすいのではないでしょうか。

例:
#シミ対策
#美白ケア
#アレンジ動画
#セルフヘアアレンジ
#簡単レシピ

  

b. クリックへの抵抗が少ないもの

Facebookでは日常の写真をシェアするという利用方法が一般的なため、イベント、季節に関するキーワードのハッシュタグは、クリックへの抵抗が少ないものと思われます。

例:
#クリスマスケーキ
#ハロウィン仮装
#年越しそば

  

c. 場所・地域情報を入れたもの

具体的な場所情報などを入れると、ニッチなユーザーにリーチすることができます。抽象的なキーワードに比べるとあまりクリック数が伸びない可能性はありますが、関心の高いユーザーに見てもらえるのではないでしょうか。

例:
#○○(具体的な場所)イベントレポート
#○○(具体的な場所)開催状況