LINE広告は、配信先が豊富で老若男女を問わず幅広いユーザーにリーチできることから、多くの企業に利用されています。

そしてLINE広告の効果を最大化するためには、入稿規定や画像・動画のサイズを理解した上で、ユーザーの印象に残るクリエイティブを作成することが重要です。この記事では、LINE広告の入稿規定クリエイティブ制作のポイントについて解説します。

目次

  1. LINE広告の入稿規定
  2. 【フォーマット別】LINE広告のバナーサイズ
  3. ​​LINE広告で成果を出すために押さえておくべきポイント
  4. 静止画と動画、どちらにすべき?
  5. LINE広告の入稿規定を理解して成果の出るクリエイティブを作成しよう
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LINE広告の入稿規定

LINE広告では、静止画または動画のクリエイティブを出稿できます。まずは、それぞれの入稿規定について見ていきましょう。

画像

画像を使ったクリエイティブの入稿規定は、以下の通りです。

項目 内容
サイズ 1200×628pixel/1080×1080pixel/600×400pixel
形式 jpg/png
ファイルサイズ 10MB以内

なお、スライド式で複数の画像を掲載するカルーセルフォーマットで出稿する場合は、サイズが1080×1080pixelのみとなるため注意しましょう。

動画

画像よりも多くの情報を伝えたい場合は、動画のクリエイティブを作成するのがおすすめです。動画のクリエイティブは、以下の入稿規定に沿って作成しましょう。

項目 内容
動画 H.264、メイン/ハイプロファイル推奨、正方画素、固定フレームレート、プログレッシブスキャン
音声 AAC、128kbps以上を推奨、モノラルまたはステレオ
フレームレート 最大30fps
フォーマット mp4、MOV
アスペクト比 16:9(width:240px以上1920px以下height:135px以上1080px以下)
1:1(width:600px以上1280px以下height:600px以上1280px以下)
9:16(width:135px以上1080px以下height:240px以上1920px以下)
解像度 最大1080p(広告配信時は最大720p)
ビットレート 最大8Mbps
時間 5秒~600秒
ファイルサイズ 最大1GB以内

▼LINE動画広告を活⽤する際に知っておきたい基礎知識はこちら

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LINE動画広告の活⽤を検討するにあたり、知っておきたい基礎知識をまとめました。

【フォーマット別】LINE広告のバナーサイズ

LINE広告には、下記の5種類のフォーマットがあります。

  • Card
  • Square
  • Vertical
  • カルーセル
  • Small Image

フォーマットによって配信できる面や画像・動画クリエイティブの使用可否などが異なるため、それぞれの特徴とバナーサイズを解説します。

1.Card

1.Card.jpg

画像出典:【LINE広告】クリエイティブの制作│配信面やサイズについて

Cardは、ほとんどの配信面に対応しているため汎用性が高く、LINEアプリ内の様々な場所に掲載できるフォーマットです。画像と動画の両方に対応しており、横長なのでスマートな印象となります。

Cardフォーマットのバナーサイズと配信面は以下の通りです。

項目 内容
画像・動画のサイズ 静止画(1200 x 628px)
動画(画面比率16:9)
配信面 トークリスト(静止画のみ可)
LINE NEWS
タイムライン
ウォレット
LINEマンガ
LINE BLOG
LINEポイントクラブ
LINEショッピング
LINEチラシ

2.Square 

Square.png

画像出典:【LINE広告】クリエイティブの制作│配信面やサイズについて

Squareは正方形のフォーマットです。こちらもCardと同様に対応している配信面が多いので、様々な場所に掲載できます。Cardよりも画面占有率が高く、画面に大きく表示されるため強いインパクトを与えられるでしょう。

Squareの配信面とバナーサイズは以下の通りです。

項目 内容
画像・動画のサイズ 静止画(1080 x 1080px)
動画(画面比率1:1)
配信面 トークリスト(静止画のみ可)
LINE NEWS
タイムライン
ウォレット
LINEマンガ
LINE BLOG
LINEポイントクラブ
LINEショッピング
LINEチラシ

3.Vertical 

Vertical.png

画像出典:【LINE広告】クリエイティブの制作│配信面やサイズについて

Verticalは、縦長動画専用のフォーマットです。LINE VOOMに対応しており全画面表示ができるため、視聴者への強い印象づけができます。Verticalにおける動画サイズと配信面は以下の通りです。

項目 内容
動画のサイズ タイムライン表示時:3:4
全画面表示時:9:6
配信面 LINE VOOM

LINE VOOM上に表示されている時は3:4の比率となります。上下の要素が切れて表示されるので、画面上部や下部にテキストなどを入れる場合は注意しましょう。ユーザーが動画をタップすることで、9:16の全画面表示に切り替わります。

4.カルーセル

カルーセル.png

画像出典:【LINE広告】クリエイティブの制作│配信面やサイズについて

カルーセルは、複数の画像をスライド形式で表示できるフォーマットです。1つの広告枠に対して、最大10枚までの画像を掲載できます。カルーセルフォーマットの画像サイズと配信面は以下となっており、動画は掲載できないため注意しましょう。

項目 内容
画像のサイズ 静止画(1080 x 1080px)
配信面 LINE NEWS
タイムライン
LINE BLOG
LINE ポイントクラブ

Squareのフォーマットと同じく、正方形の画像を掲載できます。

5.Small Image

SmallImage.png

画像出典:【LINE広告】クリエイティブの制作│配信面やサイズについて

Small Imageは、小さな画像と短文のタイトル、企業名、アクションボタンによって構成されるシンプルなフォーマットです。Small Imageフォーマットに使用できる画像のサイズは以下の通りです。

項目 内容
画像のサイズ 600×400px
配信面 トークリスト
LINE NEWS

画像のサイズが小さめなので多くの情報を入れることは難しいですが、ユーザーのアクティブ率が最も高いトークリストの上部に配信できます。なお、広告に表示するタイトル半角全角問わず20文字以内とされています。

LINE広告で成果を出すために押さえておくべきポイント

LINE広告で成果を出すために、あらかじめ理解しておきたいポイントを5つ紹介します。

スマートフォンで見やすく

LINE広告を出稿する際は、 スマートフォンで見やすいクリエイティブを作成しましょう。というのも、LINEアプリやLINE広告が配信されるアプリなどは、主にスマートフォンで閲覧されるからです。

広告を出稿する企業としては「広告でアピールしたいことがたくさんある」といった考えもあるでしょう。しかし、見て欲しいあまりに要素を詰め込み過ぎると、視認性が下がってしまい伝えたい情報が正確に伝わらなくなってしまいます。

スマートフォンでの視認性を高めるには、テキストが小さすぎないか要素を詰め込みすぎて見にくくなっていないかなどのポイントを確認しましょう。

配信面の特性を理解する

LINE広告で成果を出すためには、配信面の特性を理解しておきましょう。LINE広告には、全部で以下14種類の配信面があります。

ad-type.png
画像出典:LINE Business Guide

様々な配信面があるものの、出稿主が面を細かく指定して配信することはできません。配信面は自動で選択されるため、様々な面に対応した複数のサイズパターンのクリエイティブを用意しておきましょう。

複数の訴求軸を用意する

LINE広告は様々な配信面に掲載されるという特性がありますが、配信される面によってユーザーの興味関心や属性が異なります

そのため、LINE広告で成果を出すには、複数の訴求軸を用意しておきましょう。訴求軸とは、ユーザーに伝えるべき商品のメリットやセールスポイントのことです。例えば、「今なら期間限定で500円!」という文章の場合は、価格軸での訴求となります。その他の訴求軸としては、以下のような例があります。

訴求軸 テキスト
実績 累計売上数〇〇本突破
権威 〇〇が認めた商品
限定 〇月〇日までの限定セール
トレンド 〇〇で話題の
逃避 〇〇でお悩みの方に

複数パターンのクリエイティブを用意することで、「訴求軸Aより訴求軸Bのほうが反応が良い」といった検証ができます。そして、より反応の良い訴求軸を継続投入していくことで、広告成果の最大化につながります。

印象に残るクリエイティブを作成する

LINE広告では、アプリ内で様々なコンテンツが表示されている中に広告を掲載することになります。そのため、他のコンテンツに埋もれてしまわないよう、ユーザーの印象に残るクリエイティブを作成しましょう。

ユーザーの印象に残るクリエイティブにするためには、以下のようなポイントが重要です。

興味を持ってもらいやすい画像を使う
ベネフィットを訴求する
訴求したい文章やキーワードを目立たせる
「◯代の女性必見」など、自分ごととして捉えてもらえるようなテキストを入れる

できる限りユーザーの心に刺さるようなクリエイティブを作成しましょう。

効果測定と改善を行う

LINE広告を出稿した後は、必ず効果測定と改善を行いましょう。なぜなら、同じクリエイティブの広告を長期間配信していると、ユーザーが見慣れてしまい効果が低下してしまうからです。

1週間・1ヶ月といった期間で効果を測定し、クリック率やコンバージョン率などが停滞もしくは低下している場合は、クリエイティブを見直しましょう。

静止画と動画、どちらにすべき?

LINE広告では静止画と動画のクリエイティブを出稿できます。どちらにすべきか迷っている方に向けて、ここでは静止画と動画のメリット・デメリットを紹介します。

静止画のメリット・デメリット

静止画の広告クリエイティブには、次のようなメリット・デメリットがあります。

メリット デメリット
・動画よりも低コストかつスピーディーに準備できる
・クリエイティブの修正・改善がしやすい
・すべての情報を瞬時に伝えられる
・盛り込める要素が限られているため訴求軸を絞りやすい
・動画と比べて盛り込める要素が少ない
・配信面によってはサイズが小さくなり、メッセージを伝えきれないことがある

静止画広告は、動画と比べて伝えられる情報量が限られるものの、低コストで作成できるのが強みです。あまり費用をかけずスピーディーにクリエイティブを作成したい場合や、伝える情報量が少ない場合などに向いているでしょう。

動画のメリット・デメリット

一方で動画の広告クリエイティブには、次のようなメリットがあります。

メリット デメリット
・静止画よりも多くの情報を盛り込める
・演出によりユーザーの興味関心を集められる
・大きい広告枠に掲載できる可能性が高く、ユーザーの目に留まりやすい
・静止画よりもコストが高くなりがち
・クリエイティブの作成に時間がかかる
細かな修正や改善がしにくい

動画広告は金銭的・時間的コストがかかるものの、短時間で多くの情報を伝えられます。さらにユーザーの目に留まりやすく、商品を使用している場面をイメージしやすくなるというのもメリットです。

そのため、より大きな効果を得たい場合や、本格的に広告を運用したい場合に向いているでしょう。LINE広告動画の運用を始めようとしている方は、以下の資料もあわせてご覧ください。

誰にでも簡単にわかる!LINE広告動画の最新活用ガイド

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LINE動画広告の活⽤を検討するにあたり、知っておきたい基礎知識をまとめました。

静止画と動画、同時制作で配信効果アップ

LINE広告を運用するリソースやコストに余裕があるならば、静止画と動画のクリエイティブを同時制作するのもおすすめです。2種類のクリエイティブを配信することで、両者のメリットを同時に得られます。

また、静止画を好む層と動画をよく視聴する層の両方にアプローチできるようになるため、より幅広い層へのリーチが可能となります。

さらに、クリエイティブのストック数が多ければ多いほど、広告施策における打ち手が増えるため、余裕がある場合は静止画と動画のクリエイティブを運用してみるとよいでしょう。

LINE広告の入稿規定を理解して成果の出るクリエイティブを作成しよう

LINE広告では、静止画や動画といった様々なクリエイティブを出稿でき、幅広い配信面に掲載できます。

LINE広告で成果を出すためには、入稿規定や推奨サイズに合ったクリエイティブを作成するだけでなく、できる限りオリジナリティを打ち出し、競合他社と差別化を図ることも大切です。

今回紹介した5つのポイントなどを参考に、LINE広告の効果を高めていきましょう。