インスタグラムに投稿してもらうための3つの仕組み

では、インスタグラムに店舗やイベントの様子を投稿してもらうにはどうしたらいいのでしょうか。
先ほど紹介した3つの特徴に合わせた、3つの仕組みを紹介しましょう。

1.フォトスポットの設置

インスタジェニックな写真を撮影できるフォトスポットを設置することで、顧客に対して楽しんでもらえるだけでなく、インスタグラムにも投稿してもらえるでしょう。

例えば2017年3月に開催されたファッションイベント「東京ガールズコレクション」内では、美容化粧品メーカーの「LuLuLun」や映画「PとJK」などの各企業がフォトスポットを用意しました。
フォトスポットを設置する際には、ただブランドのロゴを用意したり、撮影機材を設置したりといったことだけでなく、それが思わず写真を撮りたくなるような場所になっているかが重要です。

各企業が用意しているフォトスポットがどういった工夫を行っているのかを見ながら、自社に生かしていきましょう。

参考:
どのような「フォトスポット」にすれば、若者がSNS投稿するのか | AdverTimes(アドタイ)

2.ハッシュタグキャンペーンの実施

店舗やイベントで撮影した写真を投稿してもらう方法として*「ハッシュタグキャンペーン」*が挙げられます。

撮影した写真に特定のハッシュタグをつけて投稿してもらったユーザーに対して、ノベルティなどを渡すといったキャンペーンを実施することで、意図的に投稿を促すことが可能でしょう。

例えば芸能事務所「YG ENTERTAINMENT」では「#YG_BEAR」というハッシュタグをつけて投稿した人に対して、ステッカーをプレゼントするキャンペーンを実施しました。こちらのキャンペーンは日本最大級の音楽フェス「a-nation」内に設置したフォトスポット内で撮影した写真を対象にしています。

このようにフォトスポットとハッシュタグキャンペーンと合わせて行うことで、相乗効果を生むことが可能でしょう。

参考:
a-nation会場に「YG BEAR x BIGBANG」ブースが登場! | BIGBANG OFFICIAL WEBSITE

3.時間限定の企画の実施

常時行っている催しだけでなく、時間限定の企画を行うことで、ストーリーといったリアルタイム性の高い投稿を促すことができるでしょう。

例えば、フラッシュセールサイト「GILT」が行ったリアルイベント「GILT Party」では、協賛企業による常設のブース販売だけでなく、話題のアーティストによるライブ・ペインティングといった時間限定の企画も開催されました。

こういった企画はイベントに注目を集めるだけでなく、当日の映像をリアルタイムで発信してもらえるきっかけにもなります。ライブ・ペインティングや著名人のトークショーといったインスタジェニックな写真が撮影できる企画であれば、さらに投稿数を増やすことができるかもしれません。

参考:
【イベントのInstagram活用7パターン】2015年版 夏フェスのソーシャルメディア活用まとめ| kakeru(かける)
インフルエンサーがInstagramで行う、リアルイベントの宣伝とは? | Colorful Instagram - 最高のインスタグラムライフをあなたに。