まとめ

ミニマルになるとユーザビリティが低下する、という意見がありますが、iOSとMetroデザインの具体例を見てもお分かりのように、紙一重の部分で、ユーザビリティが低下する閾値いきち(臨界点)のようなものがあります。

この部分に関しては、どちらかといえば定性的で測定しにくいものではありますので、ユーザビリティテストを繰り返すなどして、シンプルなデザインであっても本当にユーザビリティが低下しているのかどうかを確認する必要があるでしょう。

*「Less is more」(より少ないほうが、より多い)*というのは、ミニマルデザインが好きなデザイナーの大好きな言葉です。
装飾が多すぎると確かに目立たなくなるので、無駄を削ぎ落としたほうが効果的だという考え方ですが、削ぎ落としすぎると裏目に出てしまうので、注意してデザインするように心がけましょう。