作成した検索エンジンをカスタマイズする

検索する対象のウェブサイトを広げたり、検索ボックスのデザインを自社のホームページに合わせたりといったカスタマイズを行いたい方もいるかもしれません。
Googleカスタム検索では、検索設定やデザインの変更だけでなく、広告の配信設定にも対応しています。

Googleカスタム検索の管理ページから「検索エンジンの編集」を選択して、カスタマイズしていきましょう。

基本的な検索設定を変更する

サイドバーから「設定」を選択すると下記のように基本的な検索設定が変更できます。
画像検索や音声検索といった特殊な検索にも対応したい場合は、こちらから編集しましょう。

カスタム検索__3.png

例えば、下記のように検索するサイトと検索結果から除外したいウェブサイトを選択することもできます。

特に自社のサイトだけでなく、ウェブ全体を検索対象にする場合、競合他社のホームページが表示されてしまう可能もあります。そういった可能性を防ぐためにも、検索結果に表示したくないウェブサイトは事前に追加しておきましょう。

カスタム検索4.png

デザインを変更する

カスタム検索エンジン__7.png

検索ボックスや検索結果のデザインを変更するには画面左に設置されたメニューから「デザイン」を選択します。

 【デザインを変更できる部分】
 検索結果の表示レイアウト
検索結果のデザインテーマ
 検索ボックスの枠線の色
検索ボタンの枠線・背景の色
 サムネイル表示のレイアウト
 検索結果に表示されるウェブサイトの文字色 など

自社のホームページのイメージを崩すことのないデザインになるよう調節しましょう。

広告の表示設定を変更する

画面左メニューの「検索機能」から広告の配信に関わる検索結果の表示設定を行えます。

Googleカスタム検索では*、検索結果Google AdWordsによるリスティング広告が表示されます。*競合他社のホームページが表示されてしまう場合があるので注意してください。また、広告配信サービス「Google AdSense」と連動すれば、検索結果に表示される広告から収入を得ることもできます。個人ブログなどであれば、広告機能を利用してみるのもいいでしょう。

設定変更を行うと、新しいコードが発行されます。自社のホームページに挿入したい場合は、古いコードを利用せず、最新の変が反映されたコードを利用しましょう。

まとめ

Googleカスタム検索では、ホームページに掲載されている情報に絞った情報検索を行えます。また、検索結果の表示方法や検索ボックスのデザインも自分で自由に設定できるので、自社のホームページのデザインに合わせて設定できるでしょう。

ただし、教育機関や非営利機関での利用を除き、検索結果広告が表示される点は注意が必要です。
広告の非表示設定が可能だったGoogleカスタム検索の有料版である「Google Site Search」も2017年2月にサービス終了しています。
広告表示が気になるようであれば、広告が表示されない「Yahoo!検索カスタムサーチ」を利用してみるのもいいでしょう。

参考:
Google、企業向け有料カスタム検索サービス「Google Site Search」終了へ |ITmedia NEWS
サイト内検索機能を簡単に設置できる!Yahoo!検索カスタムサーチの設定方法を紹介|ferret [フェレット]