Facebookは全世界で20億以上のユーザーを抱える世界最大のSNSです。日本国内でも2,700万人のユーザーがおり、企業のアカウントも数多く開設されています。

そのような多くのユーザーに対してアプローチを行える、Facebook広告マーケティング担当者としては知っておいた方がいいツールの1つでしょう。

今回は、Facebook広告とは何か、2つの特徴と運営に必要なものを紹介します。

Facebook内に出稿できるFacebook広告は、リスティング広告Twitter広告と比べて比較的安いクリック単価を実現できることが知られています。これからFacebook広告を学びたい方は、まずは基本的な知識を学びましょう。

参考:
[フェイスブック、日本の利用者2700万人に|日本経済新聞] (http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ15HML_V10C17A2000000/):blank
[Facebook社 2017年第2四半期(4月-6月)業績ハイライト | Facebookニュースルーム] (https://ja.newsroom.fb.com/news/2017/07/second-quarter-results/):blank
  

Facebook広告とは

Facebook広告は、Facebook内に出稿できる広告であり、広告の形式によって「画像広告」「動画広告」「カルーセル広告」「キャンバス広告」「スライドショー広告」といった種類があります。

では、Facebook広告のターゲットとなるFacebookのユーザーはどういった属性のユーザーが多いのでしょうか。

総務省による「平成28年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」によると、Facebookの利用率は全年代平均で32.3%と、LINEに次いで2番目に利用ユーザーの多いSNSとなっています。特に20代30代では半数以上の人が利用しており、働いている世代がメインユーザーであることがわかるでしょう。

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画像引用元:平成 28 年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書

一方で、10代での利用は18.6%とTwitterやインスタグラムに比べて利用率が低くなっています。10代向けの商品やサービスへの集客のためにFacebook広告を利用するのは的確ではないでしょう。また、Facebook広告はインスタグラムへの広告出稿にも対応しています。ただし、Facebook広告の中には「360度動画広告」のようにインスタグラムでは出稿できない形式もあるので注意してください。
  

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Facebook広告の特徴

では、Facebook広告リスティング広告ディスプレイ広告といった検索エンジンが提供しているネット広告や、Twitter広告のような他のSNSの広告と比べ、どのような特徴があるのでしょうか。ここでは"2つ"ご紹介します。
  

1. 高い精度のターゲティンングが可能

Facebook広告では、年齢や性別、地域といった属性でターゲティングを行えるだけではなく、ユーザーがWeb上で行っている行動や自社のページとのつながりといった項目でも絞り込みが行えます。また、カスタムオーディエンスとして自社の顧客リストを設定すれば、特定のユーザーに向けて広告配信できるのもメリットでしょう。

総務省が公開している『平成27年度情報通信白書』によると、Facebookのユーザーのうち84%が実名で利用しており、SNSの中でもっとも数値となっています。そのため、年齢や性別、地域、趣味といった属性の情報も正確に入力されている可能性が高く、広告のターゲットともズレが少ないでしょう。
  

2. 広告の種類が豊富

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https://www.facebook.com/ads/creativehub/gallery/

Facebook広告は配信できる内容やデザインの異なる広告が複数提供されています。360度の風景写真を楽しめる360度動画広告や、画面全体に広告ポップアップするキャンバス広告など、Facebook独自の形態もあるのが特徴でしょう。

Facebook上で情報を入力してもらったり、メッセンジャーでやり取りをし始めたりということもできるので、工夫次第で様々な広告の見せ方を実現可能です。また、こういった豊富な広告を活用すれば、ユーザーの購買意欲に合わせた広告運用も可能で、旅行代理店の場合でいうと以下のような運用が考えられます。

●サービスを知らない人に対して
 動画広告を利用して、自社のプロモーション映像を配信する

●旅行に行きたいと思い始めた人に対して
オススメの旅行プランで訪問する場所の360度動画を配信して、「この場所に行きたい」と思ってもらう

●旅行プランを練り、どこの代理店にするか迷っている人に対して
 ユーザーが閲覧しているWebサイトなどをもとにしてオススメの商品を表示するダイナミック広告を配信して、自社の旅行プランを選んでもらう

このようにユーザーの購買意欲に合わせた広告運用ができるのもFacebook広告の強みでしょう。

参考:
Facebook(フェイスブック)広告とは?種類・特徴・費用・効果まとめ!|ソーシャルメディアラボ
  

Facebook広告の運用をはじめる際に必要なもの

では、Facebook広告を始めるにはどのような準備を行えばいいのでしょうか。

最も基本的な運用のために必要となる2つのものをご紹介します。
  

1. Facebookビジネスページ

Facebook広告へ出稿するには、企業や個人事業主が開設できるFacebookビジネスページが必要となります。自社ホームページへのアクセスを目的とした広告であっても、Facebook上でのアカウントが必要となるので注意してください。

また、個人アカウントでは、広告は出稿できません。ビジネスページの開設は無料でできるので、広告出稿の前に用意しておきましょう。

参考:
Facebookページの作成方法|ferret
  

2. 支払いを行うクレジットカード

Facebook広告の支払いはクレジットカード、またはクレジット機能付きのデビットカードに限られます。銀行振込やPayPalでの入金に対応している国もありますが、日本ではクレジットカードが必要となるので注意してください。

特に企業が運用する場合は事前に社内で確認を行っておきましょう。

参考:
[支払い方法 | Facebookヘルプセンター | Facebook] (https://ja-jp.facebook.com/business/help/338388466239851):blank
  

まとめ

実名での運用を義務付けているため、Facebookではユーザーの多くが実名で登録しています。住んでいる地域や学歴といった関連情報も比較的正しい内容が入力されているため、広告を配信する際のターゲットとのずれも少ないのが特徴でしょう。また、広告の種類も豊富であり、リスティング広告Twitter広告などのほかの広告にはない形式での出稿が可能です。

Facebookでは、広告主向けにFacebook広告の運用方法を学べるeラーニングシステム「Blueprint」を提供しています。これから広告を配信していきたいという方は、こちらも参考にしてみるといいでしょう。

参考:
Blueprint
Facebookの運用方法を1から学べる無料の学習ツール「Facebook Blueprint」の使い方を解説|ferret