マンガマーケティングの活用例

AIDMAAISASの法則にもあるように、商品を認知してから購買に至るまでの行動プロセスのファーストステップは注目させ、興味を持たせる事です。

注目、興味のフェーズではバナーなどのディスプレイ広告にマンガマーケティングが活用される事例が多くあります。マンガのビジュアル効果を最大限引き出し、さらに続きが気になる構成にすることでCTR改善に寄与します。下記はイメージになります。
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また、マンガは、わかりにくい事をわかりやすく伝える点に非常に優れています。

下記をご覧いただくと一目瞭然で、テキストのみよりマンガの方が『読んでみよう』というモチベーションになる方が多いのではないでしょうか。下記を参照ください。
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さらに、マンガは疑似体験を促す点にも非常に優れております。一般的な広告では商品のメリットや機能面の説明が中心になるケースが多いですが、マンガにおいてはその商品を使用する事で訪れる未来まで描く事ができます。

例えば、セキュリティソフトを訴求するマンガにおいて、セキュリティソフトを入れていない事で情報漏洩が発生し、多額の損害賠償を請求される未来を想起させてセキュリティソフトの重要性を訴え商品購買につなげます。または、女性をターゲットにしたダイエットサプリを訴求するマンガにおいて、ダイエットサプリを利用して痩せる事で同窓会でモテモテになる、などテキストでは表現しにくい未来を疑似体験させることで商品購買につなげることができるのもマンガ特有の強みです。
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BtoBでも効果を発揮するマンガマーケティング

漫画=娯楽、ビジネス≠娯楽という関係式から弊社がマンガマーケティングを始めた2009年当初はBtoBにおいてマンガは合わないという声がありました。しかし、2017年現在、セキュリティソフト、ソフトウェア販売、サーバー管理システム、勤怠管理システム、物流管理システム、生産管理システム、メール配信システムなど、BtoB向けのビジネスシーンでもマンガマーケティングを採用する企業が増えています。

ではなぜBtoBでもマンガマーケティングは効果を発揮するのか。

それは、商品やサービスを実際に購入の意思決定をするのはBtoCと同じ「人」であり、マンガを読むのも企業ではなく「人」だからです。

BtoBの商品、サービス説明にする上で専門性が高ければ高いほど、文章量が多くなりがちで専門用語も多く飛び交います。Webページや説明パンフレットで文字がギッシリ詰まっていて読む気が起きなかったといったという経験をした事がある方も多いのではないでしょうか。

マンガマーケティングの特徴は、訴求層を広げる、わかり難い事をわかりやすく伝える、疑似体験を促すという点においては意思決定をするのが「人」である以上、BtoCBtoBというのは関係なく効果を発揮します。もちろん、その中には企業のブランドイメージを毀損する可能性もあるため、マンガを使わない方が良い場合もあります。
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