企業の商品開発にも活用されている

1. meiji THE Chocolate(明治 ザ・チョコレート)

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http://www.meiji.co.jp/sweets/chocolate/the-chocolate/

明治 ザ・チョコレートのパッケージもSNSに投稿されることを狙った商品です。商品開発の逸話として、社内上層部から「中身がわからない。売れるはずがない」と言われ、「あなたの年代がターゲットではない」と反論したということが話題になった商品でもあります。

参考:
インスタ映え抜群!ザ・チョコレートの箱を使ったパッケージアートが話題!|ライブドア ニュース
  

2. ちょっこりさん「#ぬい撮り」

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http://dtimes.jp/takaratomy-arts-chokkorisan-event/

タカラトミーアーツ ちょっこりさんもSNSに流通する「#ぬい撮り」というハッシュタグから生まれた商品です。ぬい撮りとはぬいぐるみ撮りの略語で、インスタグラムにはぬい撮りというハッシュタグが20万投稿ほどされております。

それだけのハッシュタグの投稿があることに着目し、ぬい撮りにマッチングするような商品を開発してしまったのですからやはりSNS映えという価値観は重要度が高まっているのではないでしょうか。

商品ありきでの考え方でなく、媒体ありきで商品を生み出す、という興味深い事例です。

参考:
写真映え満点「ちょっこりさん」が登場する日常写真が可愛いとSNSで話題♡|LOCARI
  

まとめ

「SNS映え」と「体験」という要素がかけ合わさると拡散させるだけではなく、実際にユーザーの行動にも影響を与えることができます。

また、8月17日のニュースで『6期連続プラス成長 GDP押し上げ要因は“SNS経済効果”か』という記事が取り上げられました。

「ポイントは外食です。レストランなどの売り上げ増加が個人消費を押し上げています。外食好調の秘密は、インスタグラムをはじめとするSNSにあるのではないかと囁かれているのです」(市場関係者)

引用元:6期連続プラス成長 GDP押し上げ要因は“SNS経済効果”か|日刊ゲンダイ

SNSでの成功の有無が経済に影響する時代です。しかしながら「こうすれば絶対に成功する」などのマニュアルが確立されていないのも事実です。まだまだ不確定な部分があるからこそSNSノウハウを早いタイミングで掴み、SNS施策を売り上げの拡大につなげていくことが成功のカギではないでしょうか。

ぜひ今後、企業のマーケティングご担当者には「SNS」と「体験」を掛け合わせて、どのようにしてユーザーの行動に影響を与えるか、なども視野に入れてSNSを活用してみてください。