Web担当者の方は、SEO無料診断ツールをご利用されていますか?

スマートフォンへの対応状況を検索結果に表示するようになったGoogleですが、紹ツールではモバイルをチェックするのに適したものもあります。

今回は、2015年最新版のSEO(無料検索エンジン最適化)で活用できるツールをご紹介します。

1.Web担当者であれば基本はGoogle ウェブマスターツール(Google Search Console)

Web担当者であれば基本はGoogle ウェブマスターツール(Google Search Console)

Google ウェブマスターツール(Google Search Console)

いわずとしれたGoogleが公式に提供する、検索エンジンとユーザーに最適なサイトを提供するためのツールです。
現在Googleウェブマスターの公式サイトTOPページには「健全でGoogleと相性のよいサイトにするのに役立つデータ、ツール、診断をご利用いただけます」と大きくうたっています。
導入することでGoogleからのサイトに対する注意や警告、またサイトを更新した際などの送信も可能です。

導入するだけでSEOに有利になるというものではありません。しかしGoogleウェブマスターツール(Google Search Console)から得られる情報を定期的にチェックしサイト運営に活用していくことでSEOに貢献するといえます。

モバイルへの最適化は必須

2014年のスマートフォンの普及は総人口比で36.9%と推定されています。
伸び率は鈍化しているものの若年層への普及は著しく(※1)、今後ビジネスでターゲットをこの層に合わせている企業は、スマートフォンの活用、またウェブサイトの最適化は必ず検討事項にあがるでしょう。
検索結果への順位決定は今もパソコン用ホームページが大きな比率を占めていますが、今後モバイルへの対応が多かれ少なかれ影響してくるものと考えられます(※2)。
そこで紹介する以下2つの無料ツールは自社サイトのモバイルへの最適化状況を診断することができるサービスです。

2.PageSpeed Insights(ページスピードインサイツ)

PageSpeed Insights

PageSpeed Insights

GoogleDevelopersが提供するツールです。
モバイル・PCとも表示速度と、UX(ユーザーエクスペリエンス)を検証してくれます。ページの表示速度、ユーザービリティはGoogleが常に追い求めている指標の一つでもあります。

3.Mobile-Friendly Test(モバイルフレンドリーテスト)

Mobile-Friendly Test

Mobile-Friendly Test

URLを入力すると、モバイルに適切な対応をしているかを判別してくれるツールです。
こちらもGoogleDevelopersが提供するサービスなので、この判断は適切です。つい先日まで英語のみの表示しかありませんでしたが、最近日本語に対応したのでどんな立場の人でも見やすくなりました。
主なチェック項目は、ピンチ(指で拡大すること)の必要性の無い文字の大きさか、Flash(フラッシュ)などデバイス(iPhoneなど)によっては見れないコンテンツを使用していないかなど、モバイルで快適に閲覧できるサイトかどうかを診断してくれます。

HTMLソースチェック

ホームページはたくさんのややこしい英語で書かれています。この作り方には基本的なルールがあり、それに沿ってホームページを作れば、ユーザーにも見やすくなります。
下記のツールはホームページが正しく書かれているかを診断してくれるツールであり、間違った書き方をしている箇所は具体的に指摘してくれています。

4.Another HTML-lint 5

Another HTML-lint 5

Another HTML-lint 5

2011年ころより普及しはじめたHTML5も対応したソースチェックツールです(ベータ版の公開となっています)。

5.CSS Validation Service

CSS Validation Service

CSS Validation Service

CSS(カスケーディングスタイルシート)の構文エラーを日本語でわかりやすくチェックしてくれるツールです。

検索順位、リンクチェック、キーワード頻出状況などの総合的な検索エンジン最適化検証ツール

ホームページ担当者としてご覧になるのであれば、これから紹介するツールが役に立ちます。訪問前にクライアントのホームページがどれくらいの順位でどのような評価を受けているとか、上位表示を行いたいワードが何であるかなど、簡易的に調べることが可能です。
もちろん自社でホームページを運営している際も、下記ツールを使うことで日々の動きをチェックしやすくなるでしょう。

6.SEOチェキ!

SEOチェキ!

SEOチェキ!

検索順位のチェック、キーワード出現割合、発リンク(外部サイトへのリンク)数や内部リンク数、ドメインの取得年月日など、URLを打ち込むだけで一覧化してくれるツールです。

7.itomakihitode.jp

itomakihitode

itomakihitode.jp

SEOチェキ!同様、SEOに関わる複数の項目で診断してくれるツールです。

8.キーワード出現頻度解析ツール

キーワード出現頻度解析ツール

キーワード出現頻度解析ツール

入力したURLに単語単位で出現頻度を一覧化してくれるツールです。
出現頻度が即検索エンジンに評価されるわけではありませんが、ホームページを作るうえでの目安になります。

9.atom

atom

atom

無料の順位取得ツールです。
登録したキーワードとURL単位に、自動で当日の順位を取得してくれます。複数試してみましたがこのツールが最も使いやすく高機能でした。
複数のホームページ、複数のキーワードで順位を意識している場合は使いやすいです。

10.deadlink.tv

deadlink.tv

リンク切れを起こすと、ユーザーが離脱してしまう可能性が高くなります。それと同じように検索エンジンも、リンクした先に情報が無ければ、ウェブサイトの評価を下げてしまうかもしれません。
そういったサイト内のリンク切れをチェックしてくれるツールです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
SEO診断ツールは、多数存在します。
新しくウェブサイトの担当になった方、クライアントにSEOを提案する機会がある方など、有効にご活用してください。
まずは、今回ご紹介したツールで活用したことがないものがあればぜひ試してみましょう。

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