上司や取引先から「もっと本を読んで知識をつけなさい」と言われたことはありませんか?
かといって、実際に書店を訪れても、どのような本が面白いのか、自分にとって役に立つ本は何かわからず、途方にくれているビジネスマンも多いかもしれません。

そんな際に参考になるのが本の感想や評価を記した*「書評」*です。
新聞や雑誌に掲載されている書評も、Web上では無料で読むことができるのをご存知でしょうか。

今回は、ビジネスマンなら知っておきたい書評サイトをまとめて紹介します。
独自の切り口で書かれれたプロの書評家によるものから、一般の読者による素朴な感想まで、書評サイトには幅広い書評が掲載されています。
「気になっていたけど、内容が面白いかわからないから買うのはやめてしまった」という経験がある方は、一度書評サイトを覗いてみてはいかがでしょうか。

書評家・書店員による書評を掲載しているサイト

書評を専門とする評論家である「書評家」や書店で実際に本を販売している書店員による書評を掲載しているサイトを紹介します。
プロとして本に触れている人の書評なので、本の内容や本から学べることを的確に知ることができるでしょう。

1.BOOK asahi.com

BOOK_asahi.com:朝日新聞社の書評サイト.png
http://book.asahi.com/

「BOOK asahi.com」は朝日新聞が運営する書評サイトです。
「文芸」や「政治」と行ったジャンルわけや、書評家ごとの絞りこみ機能もあり、自分の読みたい内容に合わせて書評を探すことができます。
フリーワードで検索ができるので、自分の気になっている本の書評がないかチェックもしやすいでしょう。

また、サイト上では「好きな漫画」や「ネット発のヒット作」など特定のテーマに合わせたコラムが掲載されています。出版業界や書店に関連したニュースもチェックできるので読書が好きな人にとっても楽しめるでしょう。

2.Book Bang

書評まとめ読み!本の総合情報サイト___Book_Bang_-ブックバン-.png
https://www.bookbang.jp/

「Book Bang」は新聞社・出版社・出版取次・書店の協力のもと、各社が提供している書評を掲載しているサイトです。
読売新聞や週刊新潮などマスメディアに掲載された書評も多く、サイトも毎日更新されています。

フリーワードのによる検索のほか、ジャンルごとの絞りこみもできます。
「暮らし」や「旅行」「コミック」などカジュアルな内容も多く、趣味の本も探しやすいのが特徴でしょう。

3.ALL REVIEWS

好きな書評家、読ませる書評。ALL_REVIEWS.png
https://allreviews.jp/

「ALL REVIEWS 」は作家でありフランス文学者である鹿島茂氏により立ち上げられた書評サイトです。
書籍をロングセラーの商品に戻したいという思いから立ち上げられているため、掲載されている書評は過去に発売された書籍に対しての書評が中心です。

雑誌や新聞に掲載された書評家による書評なので、内容も厚く、書籍に関連する知識を深く知ることができるのがメリットでしょう。

「文学・評論」「ビジネス・経済」「投資・金融・会社経営」と分野ごとに細かく分類されているだけでなく、フリーワードでの検索も可能です。

4.紀伊國屋書店

注目の本・書評___本の「今」がわかる_紀伊國屋書店.png
http://booklog.kinokuniya.co.jp/

全国で70店舗を展開する紀伊國屋書店では、公式ホームページ上で書評を公開しています。新刊の中からピックアップした書籍を紹介しており、簡単な内容と読むべきポイントがわかります。
ホームページ上では、そのまま書籍を購入することも可能なので、書店に行って探す手間が省けます。

5.HONZ

HONZ___読みたい本が、きっと見つかる!.png
http://honz.jp/

「HONZ」は書評家を中心としたレビュアーによる書評を掲載している書評サイトです。

科学や歴史、社会などあらゆる分野の書籍を対象としていますが、小説や自己啓発書、IT専門書は取り上げていません。
また、出版されてから3か月以内の新刊に限られています。

分野による絞り込みのほか、フリーキーワードによる検索が可能です。

6.bookvinegar

ビジネス書の書評・要約まとめサイト_bookvinegar_ブックビネガー.png
http://www.bookvinegar.jp/

「bookvinegar」はビジネス書に特化した情報サイトです。
新聞や雑誌などのマスメディアに取り上げられたビジネス書をピックアップして掲載しており、本の要点が簡潔にまとめられています。

読了目安時間や各章ごとの重要度も掲載されているので、効率よく書籍の内容をつかむことができるでしょう。
フリーワードでの検索が可能なほか、RSSやSNSの公式アカウントから最新の更新情報をチェックできます。