オープンソースソフトウェアの種類

「オープンソースソフトウェア」は特定のソフトウェアを指すものではありません。OSからアプリケーション、プログラム言語まで様々な領域で提供されているのが特徴です。

一般的に、オープンソースソフトウェアは下記の領域で提供されています。

OS(Linux、Ubunts、Androidなど)
アプリケーション(Firefox、Thunderbird、LibreOfficeなど)
データベース(Apache、MySQLなど)
サーバー(AppWeb、Lightedなど)
CMS(WordPress、EC-CUBE、PukiWiki)
開発支援(Eclipse、Ruby on Railsなど)
プログラム言語(PHP、Ruby、Pythonなど)
セキュリティ(Apache SpamAssasin、IPCoo Firewallなど)
ビッグデータ収集・解析(Logstash、Fluent、Apache Hadoopなど)

上記のように、OSアプリケーション、CMSなど一般ユーザーに広く利用されるものから、プログラム言語などエンジニアにとって身近なものまであります。

また、近年ではビッグデータに関するオープンソースソフトウェアの取り組みも活発に進められ始めています。

参考;
オープンソースソフトウェアの最近の動向

まとめ

オープンソースのソフトウェアは、すべて無料で利用でき、ソースコードが公開されているためカスタマイズも自由に行えるのが特徴です。自社の業務要件に合わせることや、担当者自身の好みに合わせてカスタマイズできるため、既存のソフトウェアよりも汎用性が高いというメリットがあります。

一方で、オープンソース・ソフトウェアは公式サポートを行っていない場合も多く、トラブル時の緊急対応が難しいというデメリットがあります。

自由に利用できる反面、バグやセキュリティ面でのトラブルは利用者自身が対応しなければならないため、知見のある担当者が管理できる環境を準備しておきましょう。