アプリのダウンロード数に伸び悩んでいる方にとって知っておきたい手法の1つがASO(App Store Optimization)」です。
ASOとは「アプリストアの最適化」を指し、ストア内の検索結果に自社のアプリを表示させることでユーザーアプリを見つけてもらいやすくする手法です。

今回は、ASOとは何か、またASOの基本的なポイントを解説します。
アプリのダウンロード数を伸ばすために検索エンジンやSNSに広告を出稿する方法もありますが、広告費は無限にかけられるものではありません。
広告費をかけずにユーザーアプリを見つけてもらうために、まずは基本的なポイントから学びましょう。

ASOとは

ASO(App Store Optimization)」とは「アプリストア最適化」と訳され、アプリストア内の検索結果に自社のアプリを表示させることで、多くのユーザーアプリをインストールしてもらうための手法です。

例えば、目覚まし時計のアプリを使いたいと考えた時に、ユーザーはAppStoreやGooglePlayのようなアプリストアでアプリの検索を行います。
ですが、「目覚まし時計」と検索すると無数のアプリが表示されるため、ユーザー検索結果上位のアプリしか確認しないでしょう。

このようなアプリストア内の検索順位や検索結果に表示されるアプリの情報は、ユーザーアプリをダウンロードするかどうかの判断基準となります。そのため、アプリを提供している企業にとって費用をかけずにダウンロード伸ばすための「ASO」は重要なマーケティング手法でしょう。

では、AppStoreやGooglePlayといったアプリストアでは、どういった判断基準で検索結果を表示しているのでしょうか。

どのように検索結果が表示されているのかといった「アルゴリズム」は公開されていませんが、各社では検索最適化のために重要視すべきポイントをガイドラインとしてまとめています。
それぞれポイントに合わせて制作することで、検索順位の上昇を狙えるでしょう。

参考:
[基礎から学ぶアプリストア最適化「ASO」――インバウンドマーケター向けガイド(後編) | Web担当者Forum] (http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/12/09/16533)
ユーザにアプリを見つけてもらう「ASO(App Store最適化)」についてお話します。 (1/3)|MarkeZine(マーケジン)

AppStoreが重要視しているポイント

1.アプリ名

30文字以内でアプリの機能を表した簡単なつづりのタイトルを設定します。
また、一般名詞や他のアプリと重複しないものを選ぶようにしましょう。

2.アイコン

アプリの機能や内容に合わせたアイコンを設定します。
ただし、ガイドラインに会っていない不必要な要素をつけることは禁止されていますので注意してください。

参考:
[Themes - Overview | iOS Human Interface Guidelines] (https://developer.apple.com/ios/human-interface-guidelines/overview/themes/)

3.キーワード

AppStoreでは、自社のアプリ検索結果に表示されて欲しい検索キーワードを計100文字まで設定できます。このキーワードの内容は検索結果に影響するので慎重に選びましょう。
なお、キーワードには設定することを避けた方がいい語句と利用が禁止されている語句があるのようで注意してください。

  【避けた方がいい語句】
 ・すでに単数形で入力した語句の複数形
 ・カテゴリ名や「アプリケーション(app)」という語
・重複した語句

 【禁止されている語句】
 ・商標登録されている語句、著名人の名前、その他権利が保護されている語句の無断使用
 ・アプリケーションと関連しない語句
・競合するアプリケーションの名前
・無関係、不適切、攻撃的、不快な語句

検索エンジンに対するSEOでのキーワード選定同様に、キーワード選びは「ユーザーが検索を行いそうな語句」を選ぶ必要があります。
自社のターゲットが検索する内容を考え、それに合わせたキーワードを設定しましょう。

参考:
[App Storeプロダクトページ| App Store - Apple Develope] (https://developer.apple.com/jp/app-store/product-page/)

4.説明文

アプリの説明文では、まず機能を端的に表した文章を作成し、その下に箇条書きで機能を列挙するのが理想的です。特に最初の一文は詳細を読む前に表示されるため、アプリケーションの魅力を端的に伝えられるよう推敲しましょう。

5.スクリーンショット

AppStoreでは最大5枚までのスクリーンショットを掲載できます。中でも詳細画面に最初に表示される2枚はアプリの機能や魅力を端的に表すのが重要です。

6.カテゴリ

ゲームや音楽、ビジネスなどアプリの性質を表すカテゴリは、自社のアプリに合ったものを選択しましょう。カテゴリを設定することで、カテゴリごとのページにも表示されるようになります。

参考:
[Choosing a Category |App Store - Apple Developer] (https://developer.apple.com/app-store/categories/)

7.カスタマーレビュー

ユーザーによるカスタマーレビューも検索順位に影響します。
アプリをダウンロードするか迷っているユーザーにとっても、他のユーザーの評価は判断基準の1つとなります。
そのためユーザーには積極的にレビューを記載するよう呼びかけ、レビューを充実させるようにしましょう。

ただし、AppStore審査ガイドラインでは、以下のように自社でレビューを作成したり、金銭を渡してレビューを作成させたりすることを禁止しています。

デベロッパがカスタマーレビューの内容を改ざんしたり、金銭や報酬を与えてフィードバックを得たり、フィードバックの一部のみ悪用したり、偽のフィードバックを書くなどしたりしてチャートランキングの上昇を図るか、そのようなサービスを提供する他社と協力したことが判明した場合、AppleはApp Storeの信頼性を保つための手順を踏み、そのデベロッパをDeveloper Programから除名する場合があります。
引用:App Store審査ガイドライン|Apple Developer

8.購入情報

アプリ内の課金情報はアプリの詳細画面だけでなく、検索結果にも表示されます。
課金の内容と金額を正確に記載するようにしましょう。

参考:
[Your Guide to App Store Optimization (ASO) |SitePoint] (https://www.sitepoint.com/your-guide-to-app-store-optimization-aso/)
App Storeプロダクトページ - App Store |Apple Developer