金融業界のマーケティングでは、ユーザーの不安を払拭する取り組みや、サービス提供後の返済能力を加味し、ユーザーを考慮した広告表示をすることが重要です。

今回は金融業界の中でも、特にローン商材の広告施策について株式会社オプトの久保氏に伺いました。

プロフィール

久保 達哉 氏
株式会社オプト 第1営業本部営業2部 
オプト入社後、一貫して金融業界のアフィリエイトコンサル運用に従事。大型ローン案件の営業担当やアフィリエイトコンサルティングを担当しており、細かいプランニングや丁寧なディレクションを大切にしている。

目次

  1. 金融業界の2大広告施策
  2. アフィリエイトの施策における広告代理店の取り組み
  3. データ分析によりユーザーの返済能力も加味した広告配信を行う
  4. 金融業界ではアフィリエイトサイトの信頼性向上も課題のひとつ

金融業界の2大広告施策

ferret:
金融業界の広告施策で、他の業界にはない特徴があれば教えてください。

アフィリエイト広告

久保:
金融業界の中でも、特にメガバンクや大手の消費者金融の広告施策では、アフィリエイトによる広告施策が中心であるという特徴があります。

アフィリエイトは、成果が出てから費用が発生する成果報酬型の広告であり、商品認知だけでなく、申し込み時点で広告費用が発生することが特徴です。

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ferret:
金融業界においてアフィリエイトによる広告施策が中心なのは、どのような理由からでしょうか?

久保:
ローン商材を購入するとき、信頼性や商材について、特に注意深く検討する傾向があります。「会社名はいくつか知っているけれど、どこが安心できるのか、どんな内容が自分に適しているのかわからない」とい





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