Facebookページへの「いいね!」は拡散されやすい

Facebookページへの「いいね!」との違い.png

続いて、企業や店舗が作るFacebookページ(旧ファンページ)への「いいね!」について説明します。
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acebookでは、個人ページとは別にFacebookページを持つことができます。Facebookページは個人ページと同様にタイムラインがあり、各投稿にある「いいね!」とは別にページ自体に「いいね!」ボタンが存在します(画像内の赤枠部分)。このページ自体への「いいね!」は「シェア」と似たような働きをします。

例えば、AさんがXというFacebookページに「いいね!」をすると、Aさんの友だちであるBさんのニュースフィードにAさんが「いいね!」した情報が表示されることがあります。しかし、ページ内の各投稿へ「いいね!」した場合は、個人ページの「いいね!」同様に拡散されることはありません。

インフルエンサーのFacebookページ活用術

インフルエンサーのなかには、個人ページ以外にもインフルエンサーとしてのFacebookページを作る人がいます。前述の通りFacebookページへの「いいね!」は「シェア」と同等の効果があるため、投稿を辿ってきた人がページ自体に「いいね!」をすれば、自分の存在がさらに拡散される可能性があるからです。

Facebookページの投稿を自分の個人ページシェアしたり、Facebookページへの「いいね!」を自分のフォロワーにお願いしたりすれば、Facebookページが二次的、三次的に広がっていくことだってあるでしょう。

こういったFacebookページの特性は企業にも利用されていて、たとえば大塚製薬はバランス栄養食「カロリーメイト」のFacebookページにて、こんな投稿をしていました。

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投稿に「いいね!」と「今年中に叶えたい夢」をコメントすることで、プレゼントキャンペーンに参加できるというものです。コメントの数が増えれば単純に投稿も注目されますが、楽しいキャンペーン内容に、Facebookページ自体に「いいね!」をしに行く人も多いのではないでしょうか。

こういったキャンペーンでFacebookページへの「いいね!」を集め、自社の存在を世間にアピールしていくのもひとつのFacebook活用法です。

Facebookページのイベント機能も拡散力あり!

企業でセミナーなどのイベントを実施する場合でも、Facebookページの拡散力は試す価値ありです。Facebookページではイベントの参加を募る投稿ができ、その投稿上では見た人が「参加予定」「興味あり」などの意思表示をすることができます。

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この投稿のすごいところは、「参加予定」という意思表示をしたユーザーの友だちに「○○さんが近日開催のイベントに参加予定です」という通知が届くところです。「興味あり」など、参加するとは限らない反応の場合でも「○○さんが近日開催のイベントに回答しました」という通知が届きます。

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イベントに参加する意思表示をした人の友だちみんなにこの通知が届くとしたら、「何のイベントだろう?」とページを覗きに来る人もなかにはいるはずです。そういった思わぬところから顧客につながるケースがあるのが、Facebookページのイベント機能なのです。