Gunosyと比較

同様のニュースキュレーションアプリ「Gunosy」もWeb版を公開しているので2013年から遡って比較してみました。

2013年からのアクセス推移 

Gunosyと比較してみた

Gunosy(青)・ NewsPicks(紫)

Gunosyに比べると、全体の訪問数でいえば、かなりの乖離があるようです。しかし、後発であるにも関わらずNewsPicksは順調に数字が上昇している傾向にあります。

流入元別の割合を比較してみると、顕著にそれぞれのサービスの違いが分かります。

流入元別比較

流入元別の割合を比較

Gunosy(青)・ NewsPicks(紫)

直接

ほぼアプリからだと考えられますが、両サービスともそこまで大きく乖離はないようです。

メール

メールに関しては、Gunosyが朝と夕にメルマガを配信しているため、大きく乖離しています。
GunosyのWeb版は、メルマガが全体の2割を占めているので流入元の割合としては比較的多いようです。

リファラル

Gunosyは特にリファラルの割合が多く、ジャンル問わず様々なメディア・ブログなどからの流入があるようです。こちらも大きな乖離があります。
一方で、News Picksを見てみるとリファラル全体の10%が「horiemon.com」からの流入のようでした。

リファラル一覧

horiemon.com

Gunosy(青)・ NewsPicks(紫)

ホリエモンこと堀江貴文氏が運営するhoriemon.comを見てみると、News PicksでPickした情報がWebページと連動しているため、そこからの流入があるようです。

http://horiemon.com/news/

ソーシャル

顕著に違いが分かったのがSNSからの流入です。
NewsPicksの場合、大部分がSNSからの流入であり、前述同様にFacebookからの流入が大多数です。
これは、NewsPicksのサービス特性上、Pickする個人が密接に関わっていることによるものでしょう。

流入元別比較

Facebookからの流入

Gunosy(青)・ NewsPicks(紫)

Pickが起爆剤の役目を果たしていた

流入元の違いからも顕著に見て取れる両サービスの違いについて、総じて言えることがサービスがどこに紐づいているかで大きく違うようです。

例えば、Gunosyの場合、キュレーションしたサイトと紐づいていることからもリファラルが非常に多いことが分かります。

一方のNewsPicksがSNS経由で訪問数が多い理由として、キュレーションしたニュースをユーザーがPickすることで個人とSNSに紐づくことが拡散のトリガーになっているからです。
さらにPickのコメントは、ユーザー同士が意見や議論を繰り広げ、話題にすることでPickが増え、更なる拡散に繋がる循環ができているのです。

つまり、このPickは集客の起爆剤となる役目を果たしており、NewsPicksの更なる成長には「いかにPickさせるか」が必要になるでしょう。

Pickのコメント一覧

Pick