IT企業などでは特に、Windowsと同じくらいかそれ以上にMacを利用している社員が多いのではないでしょうか。一方、世界中で安定して利用されており、関連製品やデザインが豊富なのはWindowsの方です。

エンジニアなど仕様に詳しい方でなければ、パソコンを買い換えるとき、WindowsとMacどちらを購入したほうがいいか迷う方も少なくありません。それぞれの違いを理解することで、自分の用途にあった方を選択することができます。

今回は、専門的でない一般的な用途で利用する上での、WindowsとMacの違いを解説します。

Windows(ウィンドウズ)とMac(マック)の違い

Windowsとは

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Windows

Windowsとは、Microsoft(マイクロソフト)社が開発したOS(オペレーションシステム)やサービスのことです。

参考:
Windowsとは|Windows

Macとは

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Mac

Macとは、Apple(アップル)社が開発したパソコンの総称のことです。OSは「macOS」といい、最新版は「macOS Catalina」と呼ばれています。

参考:
macOS。Macがほかとは違う理由です。|Apple

本記事では分かりやすく、それぞれの総称として「Windows」「Mac」で解説します。

Windows(ウィンドウズ)とMac(マック)の違いを項目別にみてみよう

WindowsとMacには、様々な違いがあります。今回は、エンジニアやクリエイターなど專門的な作業ではなく、一般的な用途で利用する際に影響する違いを取り上げました。

【1】OS(オペレーションシステム)
【2】デザイン
【3】関連製品
【4】アプリ
【5】操作性
【6】キーボード

【1】OS(オペレーションシステム)の違い

OSとは

OSとは、「Operation System」の略で、パソコンを動かすために必要なソフトのことを指します。パソコンでは今回取り上げている「Windows」や「OS X」、スマートフォンでは「iOS」や「Android」などが有名です。

例えば、インターネットブラウザとEメールを同時に開いて操作したり、キーボードで入力した文字を画面に表示させたりする機能はOSによって可能になっています。

WindowsのOS

WindowsのOSは、「Windows」という名称で、Microsoft社が開発しています。パソコンは他の複数のメーカーが製造しているため、違うメーカー元でも同じ「Windows」のOSが搭載されているパソコンがあります。

MacのOS

MacのOSは、「macOS」「OS X」(Macの最新のOS)という名称で、Apple社が開発しています。Windowsと違い、パソコンもApple社が製造しています。そのため、Apple社以外のパソコンで「OS X」を搭載しているものはありません。

世界でも日本でもWindowsのOSシェアが高い

次に、それぞれのOSシェアを比較してみましょう。

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引用:
世界のオペレーションシステム市場(2016年9月〜2017年9月)|StatCounter

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引用:
日本のオペレーションシステム市場(2016年9月〜2017年9月)|StatCounter

世界の市場でのシェア率は「Windows」が83.48%、「OS X」が11.34%です。一方日本の市場でのシェア率は、「Windows」が79.56%、「OS X」が16.09%です。

日本の「OS X」のシェア率が若干高いものの、世界でも日本でも、「Windows」のシェアが圧倒的に高いことが分かります。