クラウドファンディングの始め方

では、クラウドファンディングを始めるにはどういったステップを踏む必要があるのでしょうか。寄付型・購入型・投資型に共通する基本的なステップを紹介します。

参考:
クラウドファンディングの始め方。基本の手順を押さえよう | 創業手帳Web
クラウドファンディングの始め方を公開!CAMPFIRE着火の手順まとめ | 株式会社LIG

1.目標を設定する

資金調達の目標金額といつまで募集するのかを設定します。
また、その目標を達成することで何ができるのかを明確にしておきましょう。

2.クラウドファンディングサービスに登録する

クラウドファンディングを始めるには、クラウドファンディングサービスに登録し、プラットフォーム上で広く資金を募ります。

国内外問わず、数多くのサービスが提供されているので、自身が資金提供を募りたいプロジェクトの目標やサービス自体の使いやすさを考慮して選びましょう。

【主なクラウドファンディングサービス】
READYFOR?
COUNTDOWN
GREEN FUNDING by T-SITE
Makuake
CAMPFIRE

以下の記事では、クラウドファンディングサービスごとの特徴をまとめています。よかったら参考にしてみてください。

参照記事:
[資金調達の新たな手段!クラウドファンディングサービス19選|ferret [フェレット]] (https://ferret-plus.com/722)

3.プロジェクトを投稿する

クラウドファンディングサービス内の機能を使って、資金調達を行いたいプロジェクトの内容を投稿します。

【設定する主な項目】
 ・タイトル:企画のタイトル。
 ・カテゴリ:ガジェットの開発や社会福祉、イベントなどのカテゴリ。
 ・目標金額:企画を行うために必要な目標金額。
 ・プロジェクト概要:企画の詳細。
  ・トップ画像:プロジェクトページに掲載される画像。
  ・返礼品:資金提供者に対する返礼品。
 ・問い合わせ先:所属や連絡先。

また、提供する金額に応じて複数のプランを設定する場合、それぞれのプランに合わせた返礼品を用意します。
寄付型のクラウドファンディングの場合、返礼品は用意しない旨を記載しておくようにしましょう。

4.利用しているクラウドファンディングサービスによる審査を受ける

投稿したプロジェクトはクラウドファンディングサービスの運営者によって審査されます。

違法行為や虚偽の内容ではないかといった視点で審査され、許可が下りなかった場合、プロジェクトは公開されません。

サービスによって利用規約やガイドラインが公開されているのでそちらを参考に審査がおりる内容のプロジェクトを投稿するようにしましょう。

5.プロジェクトを開始する

審査を受け、許可が下りたら、プロジェクトが公開されます。

プロジェクト中はクラウドファンディングサービス上だけでなく、自社のホームページやSNSを通じて資金提供を呼びかけるようにしましょう。

また、現在プロジェクトがどのような状況にあるかといった報告は都度行っていくようにしましょう。

6.プロジェクトの完了報告・活動報告をする

クラウドファンディングでは、目標金額に達成した場合にのみプロジェクトを実行する場合と、目標金額に達しなくてもプロジェクトは実施する場合の2つのパターンがあります。

プロジェクトを実施する場合は、資金提供者に対してこまめに活動報告を行うようにしましょう。