新「Lightroom CC」の基本的な使い方

次に、新しいLightroom CCの基本的な使い方についてご紹介します。既にLightroom CCを利用している方であればぜひ参考にしてみてください。

1.ライブラリに写真を読み込む

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Lightroom CCを開くと写真の一覧が表示されます。既にLightroom CCを利用しているユーザーであれば、Adobe IDに紐付いた写真が表示されています。また、既に利用しているものの、一覧に表示されない方であれば、上部メニューの「ファイル」から「Lightroom カタログを移行」を行ってください。

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新たに写真を読み込む場合、左部メニューにある「+」マークをクリックすることでPC内のフォルダを参照し、読み込むことができます。撮影した写真の読み込み等もこちらから行えます。

2.ライブラリの表示形式を変える

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写真の整理や保管、編集など用途に応じて写真の一覧表示形式を変更することができます。旧Lightroom CCと同様の正方形グリッド表示の他、2つの表示形式を選ぶことができます。

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写真グリッド表示は、写真のアスペクト比に合わせて写真がレイアウトされる表示形式です。写真の一覧性と視認性が高いため写真の選定を行う際に使いやすいでしょう。

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ディティール表示は、写真1枚の拡大表示です。写真の細部のチェックや現像作業を行う際に利用します。また、下部に写真の一覧を表示させるフィルムストリップという機能を表示させることもできるため、作業内容に応じて利用してみてください。

3.レーティングやフラグ、タグによる写真の分類を行う

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旧Lightroom CC同様に簡単にレーティングやフラグ、タグ付けを行うことができます。

利用する写真に対して、星1〜5のレーティングと、「採用」「不採用」といったフラグ、「男性」「女性」「地名」「固有名詞」などを入力して整理できるタグ付けが可能なので、業務のジャンル別に分類しやすいのが特徴です。

また、レーティング順、フラグ順のように写真のソートも簡単に行えるため大量の写真を管理している方の作業効率化に繋がるでしょう。

4.Adobe Senseiによる検索

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新しいLightroom CCでは、上述のレーティングやフラグ、タグ付けを行わなくとも検索ボックスへ任意の単語を入力するだけで写真を検索することができます。

Adobe Senseiという人工知能によって、入力したキーワードから写真を自動判別するという仕組みです。

たとえば、「カメラ」と入力したところ、一眼レフカメラが被写体として映っている写真を自動識別できました。特定の商材を撮影した、撮影日の異なる写真からアルバムを作りたいときに非常に便利です。

5.スキル不要で直感的に編集できる

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現像メニューは、旧Lightroom CCと比べて非常にシンプルになりました。スマートフォン版「Lightroom」と現像メニューはほぼ一致しており、直感的に現像作業を行うことができます。

一方で、トーンカーブなど、一部機能による微調整が行えなくなっているため、より柔軟な現像作業を行いたい場合は、旧Lightroom CCのアップデート版である「Lightroom Classic CC」を利用しましょう。

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また、PC版のLightroom CCで現像した写真は、スマートフォン版Lightroomに自動的に同期されます。分類したアルバムや設定したパラメータがすべて反映されているため、外出先で作業したデータ等のやり取りも円滑に行えるのが特徴です。

6.Photoshop CCとの連携が簡単に行える

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新しいLightroom CCは現像メニューが大きく変化したため、既存のユーザーにとって使い勝手の変化がデメリットと感じることもあるでしょう。そこで、Photoshopで編集を行うのが1つの手段です。現像している写真を右クリックすると「Photoshopで編集」という項目が表示されます。

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「Photoshopで編集」をクリックすることで、Photoshop CCが自動的に立ち上がり選択した写真が読み込まれます。写真の簡単な現像はLightroom CCで行い、さらに調整したい場合にPhotoshop CCを併用すると使い分けてみてください。