アプレットを作成しよう

今回は、練習としてGoogle Homeのボイスコマンドで家族に自分の帰宅を知らせるよう設定をしてみましょう。

IFTTTは「if this then that」(もしこれが起きたらあれをやる)の*「this」(これ)と「that」(あれ)の部分に様々なサービスを割り当てることができます。今回のような場合は、アプレットの「this」にGoogle アシスタントを、「that」にGmail*を割り当てていきます。
  

Step1. トリガーを設定

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まず、アプレット作成画面に飛び、「this」の部分にあたるトリガーに、Google アシスタントを設定します。まだ、IFTTTは日本語化されていないため、サービスの選択画面では「Google Assistant」で検索をかけます。

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Google アシスタントを選ぶと、その中にも複数の条件があることがわかります。今回は固定文言をトリガーとする*「Say a simple phrase」*を選んでみましょう。

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続いて、トリガーの設定に入ります。
*「What do you want to say?」には「OK Google」以下の音声コマンドで設定したいものを入れます。別の言い方をoptionalで設定することも可能です。「What do you want the Assistant to say in response」は音声コマンド実行時にGoogle アシスタントに喋らせたいセリフを入力します。「Language」*部分には「Japanese」(日本語)を設定します。
  

Step2. アクションを設定

続いて、「that」の部分にあたるアクションに、トリガーで反応させたい行動を設定していきます。

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今回は「Gmail」を使ってみましょう。*「Send an email」*を選びます。

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*「To address」で送信する先を入力し、「Subject」に件名、「Message」*にメッセージを入力します。メッセージに改行を挟む場合にはpreタグで括ります。

最後に*「Create Action」>「Finish」*をクリックすれば、完了です。
  

Step3. Google Homeで確認

それでは、実際にGoogle Homeで確認してみましょう。

「ねぇGoogle、ただいま帰りました」と言うと、先ほどのように返事が返ってきて、チームにメールが送られるようになります。Google Homeをお持ちでない場合は、Google アシスタントアプリでも同様の動作を確認することができます。

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試しに自分宛に送るように設定をしてみました。きちんと届いていることが確認できるでしょう。