Twitter・Instagramで「5,000万枚の猫画像」を分析してみた結果......!
どんな猫が投稿されている?行動を分析
次に、実際にSNS上に投稿されている猫画像そのものを分析してみます。
Twitterで猫画像を分析
Twitterに投稿されている猫画像から、「行動」に関するラベルだけを抽出してどのような猫の動きが画像に写っているかを分析します。
※注:これらのラベルは猫自身の行動を示すものがある一方、一緒に写っている別の被写体の行動に対して付与されているものも含まれています
上記の図では、ラベルの円が大きければ大きいほど、投稿の割合が大きいことを示しています。
今回のケースで、一番大きく出ているのは「Sleep = 眠る(図左)」でした。
やはり猫といえば寝ている姿の写真が一番多いようです。
おっぴろげだけどいつも姿勢がいいよね
— maa (@hinakuuma) 2017年9月22日
#今日のありい #マンチカン pic.twitter.com/4wDdnqTOZy
その他に「Handwriting = 手書き(図右)」が大きく出ていますが、これらはハッシュタグで迷い猫探しの投稿が多いように、猫の写真と「探しています」といったメッセージが添えられた投稿を示しているものが多かったです。
Instagramで猫画像を分析
次に、Instagramに投稿されている猫画像から「行動」に関するラベルだけを抽出してどのような猫の動きが画像に写っているか分析します。
※注:これらのラベルは猫自身の行動を示すものがある一方、一緒に写っている別の被写体の行動に対して付与されているものも含まれています
InstagramもTwitter同様「Sleep = 眠る」に関する投稿の割合が最も大きく出ています。
ハッシュタグではTwitterとInstagramに大きな違いが見られましたが、投稿画像についてはいずれのSNSでも寝ている猫画像が人気でした。
ちなみに、筆者も猫を飼っていますが、猫は動きが速いため動いていると写真がブレやすく、寝ているときというのはシャッターチャンスだからかもしれません。
その他に「Sitting = 座っている」のラベルも大きく出ていますが、こちらは猫自身が座っているというより飼い主などの人間が猫を膝に抱えながら座っている画像がほとんどでした。
サーフィンをする猫?「画像解析」の課題
個人的に気になったのが、上図中央にやや大きめに表示されているラベル「Surfing = サーフィン(をしている)」です。
普通に考えて猫がサーフィンすることありません。また、「Sitting = 座っている」とは、異なりサーフィンしている最中に猫と写真を撮ることもないと考えられます。調べてみると、以下のような投稿に「Surfing」のラベルがついていました。
実際にサーフィンをしているわけではないですが猫のポーズや背景などがサーフィンっぽいと判別されたようです。
このように人間の常識で考えればすぐに判別出来るようなものでも、それをプログラムに教え込むことはまだまだ難しいです。しかし、これらの技術は日進月歩で進化しているため、将来的にはこのような細かい判別も出来るようになるかもしれません。
- Twitterとは140文字以内の短文でコミュニケーションを取り合うコミュニティサービスです。そもそもTwitterとは、「小鳥のさえずり」を意味する単語ですが、同時に「ぺちゃくちゃと喋る」、「口数多く早口で話す」などの意味もあります。この意味のように、Twitterは利用者が思いついたことをたくさん話すことのできるサービスです。
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- タグ
- タグとは、原義では「モノを分類するために付ける小さな札」のことです。英語の「tag」を意味するものであり、荷札、付箋といった意味を持っています。特にインターネットに関する用語としてのタグは、本文以外の情報を付与するときに用いられます。
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- シェア
- シェアとは、インターネット上で自分が見つけて気に入ったホームページやブログ、あるいは、Facebookなど自分自身が会員登録しているSNSで自分以外の友達が投稿した写真、動画、リンクなどのコンテンツを自分の友達にも共有して広めたいという目的をもって、SNSで自分自身の投稿としてコンテンツを引用し、拡散していくことをいいます。
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