サービスを職人に理解してもらうには?

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引用:あなたのマイスター
(ビジネスの対象は職人が多い)

ferret:
ユアマイスターさんのビジネスは、それまでインターネットをビジネス利用をしていない人たちにもアプローチする必要がありますよね。

例えば地方に住む職人など、いわば「インターネットにあまり詳しくないであろう人たち」にサービスを説明し、理解してもらうためにどのような工夫をしているのでしょうか?

星野氏:
これだけスマートフォンが普及している時代ですから、「インターネットでビジネスをやること」はみんな理解できるんですよ。でもそのやり方がわからない。

じゃあ、やり方がわかればよいのか、というとそれも違います。理解をしてもらうには、一緒にやる必要があるんです。「これをこうしてください」「やりました」「次はこうしてください」というように一つひとつ教えていく。その過程でやっていくと成功する、というビジネスモデルにしていかなければなりません。ただのマッチングサービスではなく、頑張ってチャレンジした人が報われるプラットフォームを実現する必要があるんです。

楽天でやっていた時も、最初は出店作業を手取り足取りアシストしながら一緒にページ作りをやるところから始めていました。だから今もそれは一緒だなと思いますね。

ferret:
インターネットで教えてもらう」ということに抵抗がある方もいらっしゃいます。手取り足取りアシストする、というのもオンラインで完結できるのでしょうか。

星野氏:
そこは会いにも行きますし、電話もしています。やはりどれだけユーザーと一緒に歩めるかが大事なので、マニュアルを見てもらいながら社員やインターン数十人で電話をして伝えられるようにしています。

これはやっぱり、人海戦術だと思いますよ。楽天の時もたくさんのサポート人材がいて同じようにやっていましたからね。ここまでをすべてインターネットでやってしまうと、失敗することが多いです。

店舗で対面接客をしている方や訪問しながらお客様と話す事業の方に対して、すべてをWebで完結させるっていうのは、その方々の習慣からすると「ラクしすぎ」だと思うんです。ハウスクリーニングや修理ビジネスなどにはWeb上で完結するノウハウやビジネスモデルはまだまだ適用できない点が多くあるということです。

僕らの強みとしては、インターネットビジネスのノウハウを持っている。一方、あちらはハウスクリーニングや修理ビジネスのノウハウを持っている。そこを交換しながら、「お互いに上がって行きましょう」という気持ちは大切ですよね。そうやっていると「一緒に頑張りましょう」っていう人は必ずでてきます。2:8の法則(パレートの法則)のように、その2割を成功させていくことで、層は広がっていく。それが今はできていると思っていますね。