【Chatwork、Slack、LINE WORKS】注目のビジネスチャットの機能を比較!
株式会社ヌーラボが行なった「社内のコミュニケーションに関するアンケート調査」によると、*社内コミュニケーションのために使いたい手法は「ビジネチャットツール」が49.1%と最も多い割合を獲得しています。*ビジネスチャットを選択した理由は、「履歴が残る」、「気軽にやりとりができる」といったチャットの特徴を評価しているものが目立ちました。
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一方、「社内コミュニケーションに最も利用したくない手法はどれですか?」という問いに対しては、「電話」が35.9%と最多です。次いで、「メール」、「LINEなどのチャットツール」という回答でしたが、ここでいう「LINEなどのチャットツール」は個人で利用するものを指し、ビジネスとプライベートの混在を懸念している声などがあります。
参考:
株式会社ヌーラボ「社内のコミュニケーションに関するアンケート調査」
このような背景もあり、ビジネスチャットにかかる期待は大きく、今後も活用する企業が増加しそうです。今回はビジネスチャットにスポットをあて、各サービスの中でも注目を集めている「Chatwork」「Slack」「LINE WORK」をピックアップして比較します。
※記事で紹介しているサービス内容・料金等は記事執筆時点のものです。最新情報に関しては各サービスページでご確認ください。
ビジネスチャットとは
ビジネスチャットとはビジネス用のコミュニケーションツールです。1対1のチャットだけではなく、グループチャットやファイル共有、タスク管理など、ビジネスに必要な様々な機能を搭載しています。
メッセージによるコミュニケーションだけではなく、音声通話やビデオ通話も可能であり、コミュニケーションの柔軟さも魅力です。インターネット回線を利用して通信をするので、電話料金はかかりません。ビデオチャットを使用して、全国にある支店と会議が簡単できます。
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1つのツールで多彩なコミュニケーションを実現し、電子メールよりも手軽に利用できるビジネスチャットは、ビジネス版SNSのような位置付けです。プライベートで使用するSNSとは異なり、限られた相手との通信に限った用途で使用するため、第三者の不正利用のリスクが少ない状態で安心してコミュニケーションができます。
ビジネスのコミュニケーションツールは電子メールからビジネスチャットに移行しており、利用している企業は増加しています。
ビジネスチャットのメリット
ビジネスチャットは、ビジネスコミュニケーションに様々なメリットを与えるツールです。
ビジネスチャットのメリットを4つ紹介します。
1.コミュニケーションが手軽にできる
ビジネスチャットの最大のメリットはスムーズにコミュニケーションをとれることです。電子メールのような宛名書きは不要であり、定型的な挨拶を行うこともあまりないでしょう。
特に何度も返信をしながらコミュニケーションを続ける場合、電子メールより圧倒的に時間短縮が可能です。
2.コミュニケーション手段が豊富である
メッセージのやりとりをするチャット以外にも音声通話やビデオ通話ができます。複数の人とのコミュニケーションが手軽にできるので場所を問わずスムーズな打ち合わせが可能です。
在宅ワークのスタッフとオンライン会議を実施するなど、多様なワークスタイルの実現にも役立ちます。また、プロジェクトごとにグループを分けて、チャットができるので仕事の管理がしやすいのも便利な点です。
3.誤送信の心配がない
電子メールの場合、間違った宛先にメールを送信してしまうと取り返しがつきません。はじめて電子メールを送信する相手のメールアドレスを手入力し、間違って別の人に送信してしまうというリスクもあります。
ビジネスチャットの場合、登録した相手のみとのコミュニケーションを行うため、関係のない人にメッセージが届く心配はありません。また、メッセージの内容を送信後に編集できる機能があるので、誤った記述をしてしまっても修正できる安心感があります。
4.高いセキュリティのもと利用できる
サービスにもよりますが、金融機関レベルの高度なセキュリティを施したビジネスチャットもあります。
通信データの暗号化、アクセス権限の設定、ログ取得をはじめとした様々なセキュリティ設定のもと、安心して利用できることから、情報管理に敏感な大手企業での利用も増えています。
注目するべきビジネスチャットの紹介
人気のビジネスチャットとして有名な「Chatwork」「Slack」「LINE WORKS」の3つのツールを紹介します。3つとも豊富な機能を搭載している人気の高いチャットツールです。
Chatwork(チャットワーク)
「Chatwork」は、Chatwork株式会社の提供するビジネスチャットサービスです。200,000社以上(2018年12月時点)の企業が導入しており、事例も豊富にあります。
セキュリティ規格「 ISO27001(ISMS)認証」と「ISO27018認証」を取得している信頼性の高さも魅力です。GmailやTwitter、経費精算システムなどとの連携にも優れており、コミュニケーション以外のことも効率化できます。マルチデバイスに対応しているため、会社ではPCを使ってChatworkを操作し、外出先ではスマートフォンを利用するといった利便性の高い使い分けも可能です。
また、Chatworkの強みはタスク管理機能です。チャットと同画面でタスクの確認が可能であり、頻繁にタスクが発生しても実行の有無を管理できます。
1ユーザーあたりの月額利用料:500円~(ビジネス)
無料プラン:あり
Slack(スラック)
「Slack」は、デザイン性の高いインターフェースが特徴の海外発のビジネスチャットツールです。Slackは無料プランもあるビジネスチャットですが、利用中の50万の組織のうち、7万社以上が有料プランを利用しています(2018年12月時点)。
Slackの魅力は、カスタマイズできるリアクションボタンなど、コミュニケーションを円滑にする機能が豊富なことです。チャンネル作成によりコミュニケーションをプロジェクトや顧客ごとなどに分類し、進捗を明確に管理できます。
メンバーが自由に参加できるパブリックチャンネルと、招待者のみが参加できるプライベートチャンネルが存在するのもユニークな部分です。用途によって、使い分け自由なオンライン会議が可能になります。
また、外部ツールとの連携に長けており、約1,500個のアプリと連携できます。社内ですでに利用しているツールがあれば、Slackと連携させることで、よりスムーズな利用を実現できるでしょう。
大きな組織向けのSlack Enterprise Gridを用意しており、堅牢なセキュリティに加え、ユーザー1人あたり1TB のストレージを利用できます。
1ユーザーあたりの月額利用料:850円~(スタンダード)
無料プラン:あり
LINE WORKS(ラインワークス)
ワークスモバイルジャパン株式会社が提供する、誰もがご存知のコミュニケーションツールである「LINE」をビジネス用にしたものです。LINEの特徴の一つでもあるスタンプ機能が利用できます。
チャットや音声通話など基本的なコミュニケーション機能を搭載し、カレンダー機能も利用可能です。メッセージの既読機能を搭載することで、LINEのようにメッセージを読んでいない人を把握できます。
LINE WORKSのユニークな点は、掲示板やアンケート機能といった他のビジネスチャットには搭載していない機能を標準仕様で使えるところです。フランクなコミュニケーションがとれるLINEの使い心地を引き継ぎ、ビジネスを円滑に進められるビジネスチャットだと言えるでしょう。
また、LINE WORKSは高度なセキュリティを搭載しており、個人版のLINEのような「アカウント乗っ取り」の心配はありません。データ保護のために24時間365日体制のシステム保守やウイルス対策などを徹底しています。
1ユーザーあたりの月額利用料:300円~(ライト)
無料プラン:あり
すぐにわかる!3大ビジネスチャットの機能比較
「Chatwork」「Slack」「LINE WORK」の3つのビジネスチャットツールの機能を比較しました。どのツールを導入しようか迷っている人は、ぜひお役立てください。
Chatwork | Slack | LINE WORKS | |
---|---|---|---|
チャット機能 | ○ | ○ | ○ |
ファイル共有 | ○ | ○ | ○ |
既読通知 | × | × | ○ |
音声&ビデオ通話 | ○ | ○ | ○ |
共有ストレージ | ○ | ○ | ○ |
検索機能 | ○ | ○ | ○ |
カレンダー機能 | × | × | ○ |
アンケート機能 | × | × | ○ |
タスク管理 | ○ | ○ | ○ |
API連携 | ○ | ○ | ○ |
※選択するプランにより、機能に違いがあります。
まとめ
今回紹介した3つのビジネスチャットは、どのツールも優れた機能を搭載しビジネスを円滑に進められる強力なコミュニケーションツールです。ビジネスチャットに必要な基本機能はどれも搭載しているため、選ぶポイントはそれぞれに搭載された個性的な機能と予算による判断となるのではないでしょうか。
タスク管理機能が優秀な「Chatwork」、少々利用料は高いながらも拡張性に優れ、遊び心と利便性を兼ね備えた「Slack」、おなじみのLINEをビジネス版にし、カレンダーやアンケートなど他にない機能を搭載した「LINE WORKS」と、それぞれに特徴があります。
どのビジネスチャットもプランによって利用できる機能レベルが異なる場合や、使用可能なストレージの容量などに違いがあります。利用料を確認し、どのプランを選択するべきか検討しましょう。
また、連携可能なサービスをチェックし、ビジネスチャットと既存システムを連携させることで効率化につなげられる可能性があります。理想的なビジネスチャットを選択して、社内のコミュニケーションをはじめとした業務効率化を実現しましょう。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- インターネット
- インターネットとは、通信プロトコル(規約、手順)TCP/IPを用いて、全世界のネットワークを相互につなぎ、世界中の無数のコンピュータが接続した巨大なコンピュータネットワークです。インターネットの起源は、米国防総省が始めた分散型コンピュータネットワークの研究プロジェクトARPAnetです。現在、インターネット上で様々なサービスが利用できます。
- オンライン
- オンラインとは、通信回線などを使ってネットワークやコンピューターに接続されている状態のことをいいます。対義語は「オフライン」(offline)です。 現在では、オンラインゲームやオンラインショップなどで、インターネットなどのネットワークに接続され、遠隔からサービスや情報などを利用できる状態のことを言う場合が多いです。
- Twitterとは140文字以内の短文でコミュニケーションを取り合うコミュニティサービスです。そもそもTwitterとは、「小鳥のさえずり」を意味する単語ですが、同時に「ぺちゃくちゃと喋る」、「口数多く早口で話す」などの意味もあります。この意味のように、Twitterは利用者が思いついたことをたくさん話すことのできるサービスです。
- デバイス
- デバイスとは「特定の機能を持つ道具」を表す語で、転じてパソコンを構成するさまざまな機器や装置、パーツを指すようになりました。基本的に、コンピューターの内部装置や周辺機器などは、すべて「デバイス」と呼ばれます。
- オンライン
- オンラインとは、通信回線などを使ってネットワークやコンピューターに接続されている状態のことをいいます。対義語は「オフライン」(offline)です。 現在では、オンラインゲームやオンラインショップなどで、インターネットなどのネットワークに接続され、遠隔からサービスや情報などを利用できる状態のことを言う場合が多いです。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
- アカウント
- アカウントとは、コンピューターやある会員システムなどサービスを使うときに、その人を認識する最低必要な情報として、パスワードと対をなして使う、任意で決めるつづりです。ユーザー、ID、などとも言います。
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