アメリカが起源のブラックフライデーですが、ここ数年は日本でも盛り上がりを見せています。

2019年も、各企業でブラックフライデーが開催されました。

大きなトピックは、ついに2019年にアマゾンジャパンが初参戦したことでしょうか。

ブラックフライデーの起源と、2019年に行われた日本でのブラックフライデー商戦をまとめました。

ブラックフライデーとは?

ブラックフライデーとは、もともとアメリカの行事で、この日限定で大幅値引きやセールが行われます。

日付は毎年決まっていて、11月に行われる感謝祭(サンクスギビングデー)の翌日第4金曜日に開催されます。

2020年11月の第4金曜日は27日。

例年通りなら、2020年11月27日前後に各社セールが開催されるはずです。

参考:日本でも話題に!ブラックフライデー

アメリカの年末商戦

アメリカ人にとって、ブラックフライデーは12月のサイバーマンデーに続く「年末商戦」の幕開けを意味します。

この日だけはほぼ赤字覚悟のセールを開催するのです。

前日のサンクスギビングデーに続き、ブラックフライデーも休みにする人が多く、「年に一度のまとめ買いをする日」とも言われています。

なぜブラックフライデーと呼ばれるのか?

諸説ありますが、以下の2説が有力です。

  • セールのついでに他の商品も購入され、黒字になることから
  • 店に客が殺到することで、道が渋滞することから、警察が付けた呼び名

ブラックという呼び名は「ブラックマンデー」(1987年の株価大暴落)、「ブラックウェンズデー」(ポンド危機)、「ブラックサースデー」(ウォール街大暴落)など、悪い意味の言葉として使われがちです。

現在のブラックフライデーは、顧客にとって「セールが楽しみ」、小売業界にとって「黒字」「年末商戦のスタート」などポジティブな意味で使われることが多いようです。

参考:「ブラックフライデー」の知られざる語源とは | ハフポスト LIFE

MAシェアと国産MAツールランキングを紹介

資料を無料ダウンロード

日本で今年ブラックフライデーを行った企業とその内容について

2016年頃より、日本でもブラックフライデーという言葉が浸透してきました。

アメリカは1日だけのセールですが、日本では数日〜1週間程度開催されるのが特徴です。

2019年の代表的な例をまとめました。

日本航空株式会社

jal.png

画像引用:ブラックフライデー特別企画 - JAL

2019年11月22日〜24日までの3日間開催。

航空券や旅行パッケージを購入したい顧客向けのセールと、一般向けのキャンペーンも同時開催されました。

まず、一般向けのキャンペーンとして、「フライングBLACK FRIDAY」として、初日の出初富士フライトやディズニーランド、ハワイが当たる懸賞を実施。

セールとしては、国内・海外共に人気旅館・ホテルに宿泊できる特別プランを用意しました。

対象線のみですが、国内線の予約で500eJALポイント・国際線の予約で5,000eJALポイントがもらえました。

参考:ブラックフライデー特別企画 - JAL

イオン株式会社

2019年11月22日〜26日までの5日間開催されました。

各地の暮らしやニーズに合わせるため、セール商品や開催日が各地で異なっています。

衣料品や家電、食料品などを半額などのお値打ち価格で提供、ブラックにちなんだ語呂合わせの「96」(くろ)価格も目立ちました。

一部店舗では、先着でブラックカレーやチョコボール・たち吉小皿を配布しています。

イオンはSNS戦略にも力を入れていたのが特徴です。

「ブラックパンダ」というキャラクターを使い、SNSやポスターでもアピールしました。

ハッシュタグは #イオンブラックフライデーセール を推奨。

公式Twitterではイオンギフトカードが当たるキャンペーンも開催しました。

ブラックパンダの見た目も話題を集め、フォロワーからはポスターやセールで買ったものなどの投稿がありました。

アマゾンジャパン合同会社

amazon.png

画像引用:Amazon Black Friday Sale (ブラックフライデーセール) 2019 | アマゾン

米国では毎年開催されていましたが、日本では2019年が初開催でした。

開催期間は11/22 9:00〜11/24 23:59までの63時間。

7月のプライムデーや12月のサイバーマンデーセールのように、数万種類を対象としたセールやポイントアップキャンペーンも開催されましたが、従来のセールと違うのは「クロいものセール」企画です。

「クロいものセール」はその名の通り、色が黒いものや「ブラック」「黒」が入っている商品が対象です。

黒毛和牛、ブラックコーヒー、ビールのブラックラベル、黒い衣類、黒い寝具、フライパンセットなどのものがセール品でした。

一部、人気Kindle本やAmazonプライム・ビデオのレンタルもセールで96円とお得になりました。

参考:Amazon Black Friday Sale (ブラックフライデーセール) 2019 | アマゾン

日本トイザらス株式会社

toysrus.png

画像引用:BLACK FRIDAY ブラックフライデー|トイザらス オンラインストア

ベビー・子供用品やおもちゃなどを取り扱うトイザらスのブラックフライデーは2019年で6回目になります。

その取り組みが、日本でブラックフライデーが広まるきっかけになりました。

2019年は全国のトイザらス、ベビーザらス店舗、オンラインストアにおいて、11/22〜12/1の10日間開催。

毎年の目玉は、クリスマス向けおもちゃの大幅値下げです。

トイザらスがブラックフライデーに毎年力を入れる理由の一つは、クリスマス商戦です。

定番のディズニーや知育玩具、自転車、日本おもちゃ大賞を受賞したおもちゃまで、対象商品は全品50%以上のオフになりました。

その盛況ぶりは、セール開始日にはオンラインストアがなかなかつながらないほど。

おもちゃ以外にも、オムツ、離乳食、ランドセル、ベビー服やマタニティまで多岐に渡るのも特徴です。

ブラックフライデー限定のおたのしみ袋も、目玉の一つです。

今年は13,000円以上相当が2,999円(税込み)にて販売されました。

参考:BLACK FRIDAY ブラックフライデー|トイザらス オンラインストア

日本でも今後定着する!?

日本ではまだなじみの薄いブラックフライデーですが、近年は年末商戦の重要な鍵を握る存在になってきました。

アメリカでは1日のみのセールなのに対して、日本では数日〜1週間ほどと、長期に渡って開催されるので、飽きられない工夫も必要です。

2019年はEC大手のAmazon.co.jpも参戦したので、2020年はさらに競争が激化するでしょう。

他社との差別化をはかるためには、ただの値下げではなく、自社の個性を生かしたセールを開催する必要がありそうです。

企業のキャンペーンを知る

【2018年】企業のハロウィンキャンペーン事例10選

【2018年】企業のハロウィンキャンペーン事例10選

秋ならではのイベントとして、すっかり定着したハロウィン。食品メーカー、百貨店、写真スタジオでは秋を代表する特別なイベントとして存在感を増しており、毎年キャンペーンを実施する企業が増えています。ここ数年で認知度が上がり、定着してきたイベントだからこそ、どのようなキャンペーンを企画しようか悩むWeb担当者もいるのではないでしょうか。そこで今回は、各企業が展開しているハロウィンキャンペーンの内容や、キャンペーンページのイメージ、SNS活用方法などの事例を10個ピックアップしてお届けします。

もうすぐバレンタインの季節!各社のバレンタインキャンペーン事例(2020年版)

もうすぐバレンタインの季節!各社のバレンタインキャンペーン事例(2020年版)

年が明けてから初めにあるイベントといえば、バレンタインです。記事では、各社の2020年に行うバレンタインキャンペーンと、話題になった2019年のバレンタインキャンペーンを紹介します。