機能を比較する

どのBIツールも優れた機能を保持していますが、特徴はそれぞれ異なります。自社にとって必要とする条件に合っているのか確認してみましょう。
※2020年5月18日時点の機能を比較しています

ダッシュボードについて

ダッシュボードは、加工されたデータを一目で確認できるようになっているBIツールで最もよく使う画面です。ダッシュボードはBIツールの顔とも言えるでしょう。

Microsoft Power BI

無料で使えるMicrosoft Power BI Desktopにはダッシュボード機能がありません。Microsoft Power BI Desktopで作ったグラフやチャートをPower BI ProなどのPower BI サービスで表示する必要があります。

Google データポータル

最新のデータが表示されるダッシュボードを使いやすいレイアウトで設計することができます。目的に沿ったレポートを集約して、ダッシュボードを感覚的な操作で作成可能です。シンプルさが魅力でしょう。

FineReport

自由配置、表現方式、インタラクティブ分析など、見える化に優れた高度な経営ダッシュボードを搭載しています。使いやすいように配置を自由に設定できるだけではなく、サーマルマップ、アニメーション効果など、ビジュアルイメージにも強い仕様です。

データ接続について

それぞれのBIツールが利用できるデータソースの一部を記載しました。あくまでも一部を記載していますので、使用できるデータの詳細は、利用時に確認してみてください。

Microsoft Power BI

Excel 、XML、CSV、Oracle、MySQL、PostgreSQL、Access、IBM DB2、Amazon Redshift、Google BigQuery、Snowflake、Google アナリティクス、Facebookなど

Google データポータル

Googleアナリティクス、Google広告ディスプレイ&ビデオ360、検索広告360、Search Console、BigQuery、MySQL、PostgreSQL、YouTube アナリティクス、Facebook、Reddit、Twitterなど

FineReport

Excel、Xml、Text、Apache Kylin、SPARK、Hadoop Hive、AmazonRedshift、Oracle、MySQL、DB2、Vertica、GreenPlum、SAP HANA、BW、SSAS、ESSbaseなど

レポートについて

さまざまなデータを統合した結果をレポート化します。BIツールの醍醐味とも言えるレポートは、ユーザーにとって最も関心が強いでしょう。

Microsoft Power BI

Excelを操作している感覚で、複合グラフやクロス集計など様々な集計・分析が可能です。レポートの体裁を整えるのも簡単であり、ドラッグするだけでチャートのサイズ変更や移動ができます。レポートの共有はURL発行で他者に見せるので、Web上にアップすることになります。ダッシュボードの共有とは違うので、安全に共有したいならPower BI Proを使うべきでしょう。

Google データポータル

元データを指標やディメンションに変換でき、多角的な分析ができます。線グラフ、円グラフ、棒グラフなどのグラフの作成も容易です。ピボットテーブルの利用もできるほか、テキストや画像の配置のほか、芸術的なビジュアルに仕上げられます。レポートの共有については、URLによる共有もできますが、Googleアカウントを持ったユーザーへの権限設定で閲覧許可や共同作業が可能です。

FineReport

請求書、明細書、発注書など顧客に使用する帳票の出力から、売上統合分析や多次元売上分析といった高度なレポートまで実施可能です。コーディングのスキル不要で、誰でも自由に設計できます。帳票にBIツールを使いたい場合は最も向いているでしょう。レポートなどデータの閲覧権限を設定できるのですが、無料版は2人までの同時利用です。

操作性について

日常的に利用するBIツールにとって操作性は必須の要素です。基本的にどのツールも直感的な操作で使えますので、不便に感じることはないでしょう。

Microsoft Power BI

Excelの感覚で操作できるので一般的なビジネスパーソンなら使いこなせます。データの絞り込みに応じて、関連するデータも同じ絞り込みを自動的に行うなど、ユーザーの効率を重視した設計が魅力です。

Google データポータル

ドラッグ&ドロップなどの簡単な操作で自分の好きなようにレポートフォーマットを作成できるので使いやすさを感じるでしょう。Googleアナリティクスなどとの連携操作も手軽です。

FineReport

レイアウトの自由度やドラッグ&ドロップによる操作性などコーディング不要でさまざまなデータ活用が可能です。また、使いやすいさという意味では、ヘルプがわかりやすいという点が今回ピックアップしたBIツールの中でも目立っています。

モバイル対応について

モバイル端末を使ったデータ閲覧は、場所や時間に捉われないため、迅速な判断において大きなメリットになります。BIツールでも、モバイル化は必須と言えるでしょう。

Microsoft Power BI

モバイルアプリを利用して快適にデータチェックが可能です。iOSAndroidおよびWindows10モバイルデバイス用のアプリがあります。

Google データポータル

専用のモバイルアプリは提供していませんが、モバイルでの閲覧には対応しています。

FineReport

iOSAndroidのモバイルアプリを用意しています。ダッシュボードをアプリで閲覧可能です。