Facebookのライブ動画ストリーミングサービスFacebook Liveの人気が復活!その理由とは?
Facebook Live人気再燃のきっかけ
ところが、ここ最近Facebook Liveでのライブ配信が増加傾向にあります。アメリカでは、2020年3月にFacebook Liveでライブ動画を視聴したユーザー数が、同年2月と比較して50%増加。新型コロナウイルスによる外出自粛の影響で、外出できない人々がその代わりの手段として、Facebook Liveでライブ動画を視聴する傾向が強まったのがその理由です。
特に、有名芸能人などがFacebook Liveを利用してライブ動画の配信を行う傾向があり、それに伴い視聴者数も増加したとみられています。
パンデミック拡大のなか、 Facebookライブ動画 の人気再燃|DIGDAY
火付け役になったのは美容系メーカー&インフルエンサー
また、Facebook Live人気再燃に一役買っているのが、美容メーカーとそのインフルエンサーたちです。
美容メーカーは、創設者などが商品の使い方などを解説するチュートリアル動画をYouTube LiveやInstagramなどに加えFacebook Liveでも配信。これが人気となっています。
例えば、テレビショッピング専門チャンネルの米QVCは、ナチュラルスキンケアやコスメブランドの商品紹介に、Facebook Liveによるリモート収録を行い、大反響となりました。4月22日のアースデイに、QVC初登場となるブルームエフェクツ(アメリカのコスメブランド)がFacebook Live上に登場したとき、過去のFacebook Liveの平均視聴者数の約6倍となる23万2000人が視聴しました。
ブルームエフェクツは2018年にはFacebook Liveをメインに配信を行っていましたが、2019年は美容系インフルエンサーが多いInstagramに移行していました。しかし、今回の大きな反響により、再びFacebook Liveの効果を実感したようです。
さらに、Instagramで活躍する美容系インフルエンサーが、Facebook Liveでもライブ配信を開始。Instagramとは違う、35歳以上の視聴者層が多いFacebook Liveで、新たな視聴者層にアピールすることが目的です。
Facebook Live の人気再燃!:美容ブランドとインフルエンサーたちが気づいた、その魅力とは?|DIGDAY
巣ごもりによる「孤独」を癒やしてくれるライブ配信
ライブ配信プラットフォームは、ただ視聴者が多いところを選べばいいというものではないということが、今回のFacebook Live人気再燃から見えてきます。
Facebookのメイン層は、30歳以上のビジネスパーソン。これを意識したコンテンツ作りをすることで、視聴者の獲得が行えることがわかります。また、YouTube LiveやInstagramに比べ、Facebook上ではコミュニティを形成しやすいという特徴もあります。この特徴を把握してコンテンツ作りを行えば、他のライブ配信プラットフォームとは違う視聴者層を獲得できるはずです。
巣ごもり生活が続く中、働き盛りのビジネスパーソンは他者とのつながりを求めている傾向があります。「孤独」を癒やしてくれるひとつの手段として認知されたライブ配信。そのなかでも、特につながりが強く感じられるFacebook Liveは、新たな可能性を秘めているのかもしれません。
- フォーム
- フォームとは、もともと「形」「書式」「伝票」などの意味を持つ英単語です。インターネットの分野では、パソコンの操作画面におけるユーザーからの入力を受け付ける部分を指します。企業のホームページでは、入力フォームが設置されていることが多いようです。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- フォーム
- フォームとは、もともと「形」「書式」「伝票」などの意味を持つ英単語です。インターネットの分野では、パソコンの操作画面におけるユーザーからの入力を受け付ける部分を指します。企業のホームページでは、入力フォームが設置されていることが多いようです。
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