※本記事は、2015年7月21日に公開された記事をマケスト提供により一部再編集を行っております。

SEOに強いホームページブログを作りたいのであれば、まず気になるのは「ドメイン」ではないでしょうか。

ホームページをリニューアルするときやサテライトサイトを作るときは新規ドメインを取ったほうが良いのか、ブログ開設するときはブログサービスから無料で付与されるサブドメイン(もしくはサブディレクトリ)を使うべきか、独自ドメインを取るべきか。

今回は、ドメインSEOとの関係性について解説します。

ドメインとは?

ドメインとは
ホームページURLの、「http://(もしくはhttps://)」以降の表記をドメインと呼びます。
インターネット上でホームページの住所を示すのは本来はIPアドレスという9桁の数列ですが、それをコンピュータではなく人間にとって理解しやすく表記したのが「ドメイン」です。
以前はアルファベットのみで構成されていましたが、現在は日本語にも対応しています。

独自ドメイン・サブドメイン・サブディレクトリについて

よくSEO効果を高めるには「独自ドメイン」「サブドメイン」「サブディレクトリ」どれを利用すればいいのかという議論が持ち上がります。
まず、3つの違いを確認しましょう。

3つの違い

3つの違い
上の図にあるとおり、独自ドメインは独立して存在しているドメイン、サブドメインは独自ドメインに付随して作られたものです。
サブディレクトリはディレクトリ(階層)で区切られており、実質下層ページとして存在しています。

企業が自社専用のホームページを作成するときは独自ドメインを取得する必要があります。
Amebaやはてなブログなどのブログサービスを使う場合は、独自ドメインを取得しなくてもサブドメインかサブディレクトリがあてがわれます。
(はてなブログの場合はサブドメイン、amebaブログやライブドアブログはサブディレクトリがブログURLとなります。)

ドメインとSEOの関係性

独自ドメインを取得するべきかどうかを悩むときは、ブログを始める時か、ホームページのサテライトサイトを作成する時かのどちらかではないでしょうか。
以下よりそれぞれの場合でどのようにドメインを使い分ければいいのかを解説します。

ブログを開設する場合

ブログを開設するのであれば、ブログサービスから付与されるサブドメインやサブディレクトリではなく、独自ドメインを取得した方がSEOに有利」と言われますが、SEOに有利というよりかはリスクヘッジができるというメリットがあると理解した方が良いでしょう。
独自ドメインのメリットとしては以下の2つが挙げられます。

ブログにおける独自ドメインのメリット1:ホームページやブログを移行してもSEO効果を保てる

例えば、ブログサービスを使って運営していたブログを自社ホームページに移植しようとした時、ブログサービスから付与されたドメインを使用していた場合はブログサービス解約と同時にドメインが削除されてしまい、SEO効果もリセットされます。
SEO効果はドメインに紐づくため、最初から独自ドメインで運営されていれば、SEO効果を保持したままホームページを移行することができます。

ブログサービスから付与されたサブドメインやサブディレクトリを使うと、そのサービスのSEO効果を多少は受け取ることができるかもしれません。
しかしそこよりも、ブログサービスを利用することでブログサービス内の様々な場所(新着ブログや所属コミュニティなど)にブログを露出させることができるため、そこからの集客の方が期待できます。

長期的にブログ運営をしていきたいと考えられているのであれば、リスクをできるだけ減らすために独自ドメインを取得しておくほうが安心ではありますが、SEO的な効果は特にありません。

ブログに於ける独自ドメインのメリット2:自身が解約しない限り消失しない

独自ドメインを運用する場合は、ドメイン維持費やレンタルサーバー料など、一定の費用がかかります。
一方、ブログサービスから付与されたドメインを利用する場合には費用はかかりません。
しかし、もしブログサービスが閉鎖された場合、サービス側が提供していたドメインも一緒に抹消されてしまう可能性があります。ドメインが消えるとブログも自動的になくなってしまい、SEOパワーもリセットされてまた1から作りなおさなければいけません。

自身で取得したドメインであれば、自ら解約しない限りは勝手に消えることはありません。

サブドメインとサブディレクトリのSEO効果に優劣はなし

一時期、サブドメインとサブディレクトリ、どちらの方が強いのかという議論が起こっていましたが、2015年2月にGoogleのジョン・ミューラー氏が「どちらも本質的には同じ」で、優劣はないと公表しています。
サブドメインなのか、サブディレクトリなのか、という部分に関しては特にこだわる必要はなく、各ホームページの構造や仕様によって使いやすい方を選べば良いということです。

参考:
「サブドメイン vs. サブディレクトリ」に対するグーグルの見解 | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum

ホームページのサテライトサイトを作成する場合

自社ホームページを運営されている企業であれば、既に独自ドメインを保有されているところがほとんどです。
そこから新しくもう1つのホームページを作成しようとなったとき、新規で独自ドメインを取得したほうがいいのか、もしくは既に保有している独自ドメインからサブドメインを作ったほうがいいのか悩む方は多いのではないでしょうか。

基本的にはサブドメインの利用をオススメしますが、新規ドメインを取得した方が良いケースもあります。

所有しているドメインのSEO効果が高いのであれば、サブドメイン利用が◯

既に運営しているホームページに権威性があったり、SEO効果が高い場合は、そこからサブドメインを作ることでSEO効果を引き継ぐことができます。
サブドメインを利用する場合は、元ドメインのホームページのテーマに近くなければあまり意味が無いと言われています。

例)書籍を紹介するホームページからサブドメインを作成する場合は、書籍に関するテーマ(小説・雑誌・ビジネス書)を選ぶetc…

しかし、幅広くテーマを扱うホームページや、サブドメインに必ずしも関連性が無くても十分SEOに成功しているケースもあるため(nanapi価格ドットコムetc)、テーマ性の類似が重要なのかについては懐疑的な部分があります。

所有しているドメインにペナルティのリスクが残っているのであれば新規ドメイン取得が◯

今運営しているホームページにおいて、過去に外部リンク対策を行い、どのような外部リンクがついているか把握しきれておらずGoogleペナルティを受ける可能性があるのであれば、サテライトサイトは新規ドメインを取得するのが無難でしょう。
もし本サイトがペナルティを受けてしまった場合、サブドメインにも影響が及び共倒れになってしまう可能性があります。

独自ドメインかサブドメインかは関係なく、ドメイン自体のパワーが重要

ここまでご説明してきたとおり、「独自ドメインだからSEOに強い」「サブドメインだからSEOに強い」という概念は存在しません。
また、ドメイン名自体がSEOに関係するとも言われていましたが、現在は検索順位を決める評価基準としてドメインの内容は関係ありません。
ユーザーにとってのわかりやすさを追求するのであれば、ホームページの内容とリンクするドメイン名の方が良いでしょう。)

ブログもサテライトサイトも、独自ドメインの取得はリスクヘッジとして行うものであってSEO効果を期待するものではありません。SEO効果を期待するのであれば、重視するべきはホームページ自体のGoogleからの評価をいかに上げられるかという点です。

先にも紹介したとおり、Googleドメインの形式には固執していません。

まとめ

数年前まではトップレベルドメインドメインの末尾の部分。「.com」「.jp」「.net」等)によってSEO効果が異なる、日本語ドメインSEOに効果的というような言説が流行していましたが、Google検索エンジンの精度が上がった現在はそのようなテクニック寄りの部分は徐々に重視されなくなってきています。

Googleはそもそも「ユーザーが使いやすい検索エンジン」を目指しているため、ユーザーファーストなホームページかどうかを見極める技術を向上させています。
その方針に則るのであれば、下手にSEOテクニックを使おうとせずに、自社のユーザーにとって有益な情報を発信していきましょう。

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