SEOを少し勉強した方なら、「WordPressSEOに強い」と聞いたことがあるのではないでしょうか。
CMSの中でもWordPressSEOに効果的とされており、Googleも認めているほどです。

今回は、WordPressSEOに強いと言われている理由について解説します。

WordPressとは?

WordPressCMSコンテンツマネジメントシステム)の一種で、2003年5月に初版がリリースされました。
CMSHTMLで構成された一般的なホームページよりも簡単に制作できるうえ、ページ更新も簡単です。CMSの中でもWordPressはデザインの自由度の幅が広く、オープンソースとして提供されていたのもあり多数のプラグインが作成され、様々なカスタマイズが可能で、個人ブログから企業ホームページまで幅広く利用されています。
WordPressは、このような自由度の高い設計に加えて「SEOの強さ」も人気の要因として挙げられます。

WordPressがSEOに強いと言われている理由

Google検索エンジンのスパム対策チームリーダーだったマット・カッツ氏は、WordPressSEOに最適化されたツールとして賞賛しています。

参考:
Googleで働くSEO専門家も推奨するWordPressのSEO効果 | ホームページ制作 Webデザイン事務所 ハイファイブクリエイト

そもそも、CMS自体がHTMLサイトに比べて簡易にページ追加できてコンテンツ量を増やしやすいため、SEOに強いという特性があります。
そのうえで特にWordPressSEOに優れている点としては下記のポイントが挙げられます。

URLの正規化等、内部SEOを自動的に行う

WordPressは、GoogleがWebマスター向けガイドラインで提唱されている内部対策をほとんど自動的に行なわれるような仕様になっています。

SEO強化用のプラグインが豊富

表示速度向上やモバイルフレンドリー対応したプラグイン等、SEO強化に役立つプラグインが他のCMSに比べて豊富に揃っています。

参考:
WordPressの表示速度を高速化!オススメのプラグイン10選
【厳選】モバイルフレンドリーに対応した無料Wordpressテンプレート10選

SEOに「強い」というより、「間違わない」

上記で紹介した項目を見ていただいたとおり、WordPressCMSの中でも「内部SEO」に最適化されたツールと言えます。
内部SEOはホームページの評価をマイナスからゼロに持っていくために必要不可欠な施策です。
ですので、SEOに「強い」というよりかはSEOで「間違わない」と言った方が適切でしょう。

まとめ

WordPress内部対策が最適化されているだけで爆発的なSEO効果を持ちあわせているわけではないので、WordPressを使ったからSEOに自動的に強くなる、という過度な期待はしないようにしましょう。
WordPressでもHTMLでも、「コンテンツ」が良ければSEOに強くなります。

とはいえ、内部対策の手間が省けて更新も簡単なWordPressは、コンテンツSEOを行ううえで非常に便利であることは間違いないでしょう。

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