CPAとは

CPA(Cost Per Acquisition/Cost Per Action)とは、一人の顧客獲得や注文・資料請求などの、成果1件にかかった広告費用を表す数値のことです。
主にインターネット広告の効果測定に使用されます。CPAは低いほうが費用対効果が高く、良いとされています。

CPAの計算方法

例えば、120,000円のバナー広告で10件の注文を獲得した場合のCPAは、120,000円÷10件の12,000円になります。そして、60,000円のリスティング広告で6件の注文の注文を獲得した場合のCPAは、60,000円÷6件の10,000円となり、件数はバナー広告のほうが多く獲得できていますが、費用対効果が高く効率が良いのはバナー広告となります。

広告 総費用 注文数 CPA
バナー広告 120,000円 10件 12,000円
リスティング広告 60,000円 6件 10,000円

どの程度のCPA金額が適正なのかの判断は、販売する商品やサービスの価格や単価により異なります。上記の例で言うと、商品単価が100,000円の場合はおおむね適正と言えますが、単価が10,000円の場合は1件当たりの広告費の方が上回るためあまり適正とは言えません。

同じような広告の効果指標にCPCというものがあります。CPCは広告が1回クリックされた際の単価を表す数値です。広告の効果測定では、このような複数の指標を用いて評価するのが一般的です。

使いかた

広告を出す前に、しっかりと目標のCPAを設定しておいてくれよ」
「クリック単価制の広告が増えてきたから、CPAも読みやすくなったね」
「CPAだけ見ていても、本当の広告効果は分からないから気をつけないとだめだよ」