ビジネスにおいて、情報収集は欠かすことができません。
そのためには、日々、少しでも多くの情報に触れ、効率よく短時間で情報を得ることが重要になります。

今回は、情報収集をする際に有効活用できる、Google Chromeの拡張機能20選をご紹介します。
どの拡張機能も、インストールするだけで直感的に使用できる便利な機能ばかりなので、気に入ったものがあれば活用してみてください。

オススメのChrome拡張機能20選

1.情報収集編

●Black Menu

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https://chrome.google.com/webstore/detail/black-menu-for-google/eignhdfgaldabilaaegmdfbajngjmoke?hl=ja

Googleの各種サービスにすぐにアクセスできるChrome拡張機能です。
ツールバーに配置されているボタンをクリックするだけでメニューが開き、各種サービスへ移動することができます。

ビジネスシーンでよく使われる翻訳、Gmail、Googleカレンダーなどのショートカットがまとまっているので、Googleのサービスを使っている方なら、入れておくことをオススメします。

●TooManyTabs for Chrome

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https://chrome.google.com/webstore/detail/toomanytabs-for-chrome/amigcgbheognjmfkaieeeadojiibgbdp?hl=ja

タブが開きすぎたことで、ページタイトルやアイコンが表示されない、ブラウザの動作が遅くなってしまうことがあります。
TooManyTabs for Chromeを使うと、現在開いているタブをサムネイルで表示できるほか、開いた順番や名前順でソートできたりとタブの管理がしやすくなる拡張機能です。

すぐに見ないページでもタブを一時的に停止しておくことで、使いたい時にすぐ開くことも可能です。

●Eyedropper

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https://chrome.google.com/webstore/detail/eye-dropper/hmdcmlfkchdmnmnmheododdhjedfccka

Web上で表示されている色を抽出することができる拡張機能です。
Webページを閲覧していて、ロゴなどに使用されている色のカラーコードを知りたい時、その色にマウスポインタを合わせると、カラーコードを表示してくれます。

Web上で表示されている画像は全てラスタ形式のドット単位で色が認識されますので、なるべく色が一番濃い中心部分を調べるようにすることが、正確なカラーコードを知るためのコツです。
他のWebサイトを参考にして、リンクカラーやアクションボタンに使用する色などを変更する場合などに有効です。

●goodbye “Zenkaku” – さよなら全角英数

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https://chrome.google.com/webstore/detail/goodbye-zenkaku-%E3%81%95%E3%82%88%E3%81%AA%E3%82%89%E5%85%A8%E8%A7%92%E8%8B%B1%E6%95%B0/mjdgifdhhligineaimmgbikndpifdgml?hl=ja

Webページにアクセスすると、全角英数字の記述などを見かけます。
全角英数字で書かれた文章は読みにくく、苦痛に感じる方もいるのではないでしょうか。

goodbye “Zenkaku”は、ブラウザ上の全ての全角英数字を自動的に半角英数字に変換してくれる拡張機能です。
URLバーにメニューが追加され、変換した文字数が表示されます。
他にも、ページドメイン単位で変換を有効または無効にする切り替えができたり、全角英数字を強調表示することもできます。

●Pushbullet

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https://chrome.google.com/webstore/detail/pushbullet/chlffgpmiacpedhhbkiomidkjlcfhogd

パソコンとスマートフォン間でのデータのやりとりをスムーズにしてくれる拡張機能です。
通勤中にスマートフォンでWebサイトを閲覧していて、会社についてからパソコンでそのWebサイトを見たい、と思った時に、URLをメッセージなどで自分宛に送るのはめんどうです。

この機能を使用すると、Bluetoothでパソコンとスマートフォン間のデータのやり取りを共有することができます。

●WOT

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https://chrome.google.com/webstore/detail/wot-web-of-trust-website/bhmmomiinigofkjcapegjjndpbikblnp?hl=ja

これから訪問しようとしているWebサイトの安全性を確認することができる拡張機能です。
検索結果タイトルの横に、安全度の高い順に緑、黄色、赤の3色の丸いアイコンが表示され、Webサイトの安全性を知らせてくれます。

アクセスする前に安全度の確認ができるので、情報収集をしていただけなのにフィッシング詐欺にあってしまった、というような被害を防ぐことができます。

●Scroll To Top

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https://chrome.google.com/webstore/detail/scroll-to-top/hegiignepmecppikdlbohnnbfjdoaghj?hl=ja

閲覧しているWebサイトが縦に非常に長く、トップに移動するのにたくさんのスクロールが必要になることがあります。
Scroll To Topは、画面右下に表示される矢印ボタンをクリックするだけで、閲覧しているWebページの一番上まで一瞬で移動することができます。

逆に、Webページの一番下まで移動したい時にもボタンをクリックすると一瞬で移動することができます。

●Speed Dial 2

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https://chrome.google.com/webstore/detail/speed-dial-2/jpfpebmajhhopeonhlcgidhclcccjcik?hl=ja

ブックマークをより見やすくしてくれる拡張機能です。
通常のブックマークでは、Webページタイトルが並んでいるだけなので、どんなWebページだったかを把握することが難しいです。
この拡張機能は、サムネイルつきでブックマークすることができるので、どのようなサイトだったかをすぐに把握することができます。
訪問回数のカウントもしてくれるので、どのWebページによくアクセスしているのかを把握することもできます。

2.業務効率化編

●Google Mail Checker

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https://chrome.google.com/webstore/detail/google-mail-checker/mihcahmgecmbnbcchbopgniflfhgnkff?hl=ja

Gmailをわざわざ開かなくても、メールの確認が簡単にできる拡張機能です。
複数のアドレスを所有していても、きちんと表示されます。

通知音やバックグラウンドでの実行などのオン/オフ設定や更新間隔など、細かい設定をすることができるので、メール管理が億劫な方に特にオススメです。

●SimpleExtManager

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https://chrome.google.com/webstore/detail/simpleextmanager/kniehgiejgnnpgojkdhhjbgbllnfkfdk?hl=ja

Google Chromeの拡張機能の管理を行うことができます。
アイコンをクリックするとポップアップメニューが表示され、必要なものだけをオンにできます。

またグループを作成することができるので、仕事でよく使う拡張機能と、プライベートでよく使う拡張機能に分けることなども可能です。
なお、この切り替えはグループ名のチェックボックスで実行することができます。

●New Tab Redirect

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https://chrome.google.com/webstore/detail/new-tab-redirect/icpgjfneehieebagbmdbhnlpiopdcmna?hl=ja

新しくタブを開く際に表示される画面を、カスタマイズすることができる拡張機能です。
普段よく使うアプリやよくアクセスするURLなどを登録してサムネイルを表示させることができるので、新しいタブですぐにアクセスできるようになります。

ブックマークで事足りる、と思いがちですが、サムネイル画像が表示されたり、ブックマークのリストから探し出す手間がなくなるので、一度使ってみるとその便利さに手放せなくなってしまう拡張機能の一つです。

●WasteNoTime

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https://chrome.google.com/webstore/detail/wastenotime/enebomhlllfaccbelnjhfgblnalofhch

Webサイトをどれくらいの時間閲覧していたのかを計測してくれる拡張機能です。
Webサイトごとに時間が記録され、確認することができるので、どのWebサイトで必要以上に閲覧しているのかを把握することができます。

作業効率をあげるためにも、必要以上に閲覧しているWebサイトは把握して、なるべく早めに情報収集を済ませられるように心がけましょう。

●Extensions Update Notifier

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https://chrome.google.com/webstore/detail/extensions-update-notifie/nlldbplhbaopldicmcoogopmkonpebjm

Google Chrome本体や、拡張機能などにアップデートが生じた際に通知してくれる拡張機能です。
基本的にGoogle Chromeに関する機能はアップデートがあった場合、自動更新されます。

中には、いつどのようなアップデートが起こり、どのように変更されたのかを知りたい方もいます。

この拡張機能は、デスクトップの右下にポップアップでアップデートをお知らせしてくれます。
ポップアップ上のリンクを開くと、アップデートに関係するChromeのWebストアやChrome公式ブログなどに遷移することができ、変更点の確認などを行うことができます。

●競合調査編

SEO SERP 

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https://chrome.google.com/webstore/detail/seo-serp-workbench/ehbgolklgacemnfnmkkpgekngaaggjjl

競合のホームページ検索エンジン上で、何位の順位なのかを気になることはありませんか?
有料・無料問わずキーワード単位で順位を計測するアプリケーションは出ていますが、起動するのが手間だと感じる方にオススメなのがSEO SERPです。
このアドオンは、特定のホームページ対して調べたいキーワードの順位を定点観測することができます。
例えば、自社では専用の順位計測ツールを使い、他社は簡易的なアドオンで計測するといった運用がオススメです。自社で順位に変化が起きた際に、他のページも同様に変動が起きているのかなどの現状把握に活用することができます。

●Google Similar Pages 

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https://chrome.google.com/webstore/detail/google-similar-pages/pjnfggphgdjblhfjaphkjhfpiiekbbej?hl=ja

競合調査をする際、いくつもの情報を調べ上げたうえで必要な情報のみを残していくといった手段が定説です。
そのための調査で効率的に競合となりそうなホームページを簡単に調べられるのがGoogle Similar Pagesです。追加するとアドレスバーにアイコンが表示されますので、クリックすると現在閲覧中のページに類似するページが一覧で表示される仕組みになっています。

●AdMatrix Analytics 

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https://chrome.google.com/webstore/detail/admatrix-analytics/flelcckedladbpaemccaajnnnaobhplb

競合他社がどのようなキーワードでSEO対策を行っているかをチェックすることは重要なことです。
この拡張機能を使えば「titleタグ」や「metaタグ」の内容、h1やh2などの「見出しタグ」や「キーワード含有率」まで確認することができます。
競合のページSEO対策において重要なタグにどういった記述をしているかを可視化してくれるので、競合のホームページを構造から丸裸にすることができる便利なツールです。

●SimilarWeb 

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https://chrome.google.com/webstore/detail/similarweb-traffic-rank-w/hoklmmgfnpapgjgcpechhaamimifchmp
競合を丸裸にできるといったキャッチコピーで有名な競合分析サービスのChrome拡張機能版です。
これによって分かる情報は、月間のユーザー数推移、滞在時間、チャネル別の流入比率(検索エンジンソーシャルメディア、外部サイト)などです。競合がどういったチャネルに力を入れているのか一目瞭然になる非常に便利な拡張機能です。

●BuiltWith Technology Profiler 

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https://chrome.google.com/webstore/detail/builtwith-technology-prof/dapjbgnjinbpoindlpdmhochffioedbn

こちらの拡張機能は、先ほどのAppspectorと同様にホームページを構築している技術を可視化することができるレントゲンのようなツールです。
ウェブサーバは何を使っていてCMSはどれ使っているかなど、ブラウザから簡単にチェックできるので便利です。
技術者であるデザイナーやコーダーだけでなく、Web担当者の方もチェックしておいて損はないでしょう。

●Ghostery 

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https://chrome.google.com/webstore/detail/ghostery/mlomiejdfkolichcflejclcbmpeaniij

Ghosteryは、GoogleやFacebookのクローラーがどのようなにトラッキングしているかをチェックするものですが、応用することで競合他社がどのようにトラッキングされているかを解析することができます。

4.デザイン編

●ColorZilla 

20.colorzilla.jpeg
https://chrome.google.com/webstore/detail/colorzilla/bhlhnicpbhignbdhedgjhgdocnmhomnp

デザイン面においても競合調査は、重要な判断材料となります。なぜなら、デザインから競合の意図を考察することができるからです。

そういった際に、単純な色の違いだけでなく、具体的にどのカラーコードを使用しているかといったことを調べる際にColorZillaは重宝します。

マウスカーソルを合わせたエリアのカラーコードやCSSの情報も表示されます。
もちろん、デザイナーの方にとっても便利なツールですので、幅広く利用できます。