Facebook広告の特徴から活用方法、成功事例について解説-EC-CUBE DAY 2015-(株式会社ロックオン×バリュークリエーション株式会社)
複数の広告施策を実施する際の注意点
又座氏:
Webで広告施策をやろうとなった時、Facebook広告だけをやられる方はほとんどいないと思います。ここからはもう少し広いところからお話しさせていただければと思います。
今Web業界ではいろんな広告施策が展開されています。
潜在層から顕在層にいたるまで、様々な広告手法が生まれていますね。
まず、顕在層に一番アプローチできるのがリスティング広告です。
ここ10年ぐらいで広告費が非常に高騰しています。
最近は、DSP、いわゆるリタゲ広告が世の中を騒がせているかなと思います。
本日お話しさせていただいたのはその先にあるソーシャルのところですね。
そして今最も、世間の注目を集めているのが潜在層にアプローチするコンテンツマーケティングです。
コンテンツマーケティングというと、今は記事広告だったりオウンドメディアを作る方が多いと思うんですが、商品を買わせるのではなく、商品のファンを作るための記事を作成し、ファンを作って1年後、2年後に購入してもらう、という息の長いマーケティング施策がよく言及されています。
Facebook広告は、数ある流入施策の中の、Facebookという1つの媒体についての施策になります。
まず流入に関してはFacebookだけをやるということはないので、色んな流入施策をやりながら、Facebookがいいのか、リタゲがいいのかっていうのを見るためにPDCAを回さなければいけません。
これだけ広告施策が氾濫すると、1人のお客様が1件の購入するまでに複数の広告を経由することが多く、成果を測定する際の障壁になっています。
そうなると、実際の購入は1件なのに、各媒体管理画面でCVが発生しての重複した状態になってしまいます。
アドエビスで見ている分には年々このようなケースが増えてきています。
それで何が起こるかというと、各媒体を正確に評価できなくなってしまうんですよね。
これって日常茶飯事で、業種によって異なりますが3分の1から4分の1は重複が起きている状態です。
広告施策を一元管理することで、今まで良いと思ってたものが実は悪かったという発見できる場合もあります。これからのWeb広告には必須だと感じています。
まとめ
今回のセッションは、ECサイトにおけるFacebook広告の有用性とWeb集客を行う際の注意点を中心に展開されましたが、ここでお話しされたことはECサイトに限った話ではなく、ホームページを運用されている企業全般に共通することです。
Web集客を成功させるためには、以下の2点は最低限おさえておくべきです。
・CVRやCTRを向上させるためのテストを繰り返し行う
・複数の広告を管理しても成果が重複しないように一元管理する
自社にはどのような集客施策が最適なのかを早い段階で判断するためにも、テストを実践し、各集客施策の効果をできるだけ正確に測定できるような環境を整えておきましょう。
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今、広告運用会社を取り巻く課題の一つに挙げられるのが「差別化」ではないでしょうか。どの会社を選んでも出稿する媒体やプラットフォームは同じで、クライアントからすると「差別化が難しい」と思われてしまうことが理由の一つです。その中でもクライアントの課題と真摯に向き合い、少数精鋭でバリューを発揮し、成果を上げ続けている広告運用会社がバリュークリエーションです。そんな同社がさらなる未来を見据えマーケター(広告運用担当)の採用を開始しました。では、どんなマーケターが活躍できるのか。今回は同社のゼネラルマネージャー・乗冨健矢氏と田中佑弥氏に、他社との違いや独自の運用方法、評価制度、そして同社にとって必要なマーケター像について伺いました。
- セッション
- Googleアナリティクスは、ホームページに適切に組み込めばアクセス状況を把握できる便利なサービスです。Googleが無料で提供しており、日本でも大手企業や金融機関、政府など、その利用のシェアを広げています。そこで、もっとも基本的な単位がセッションです。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
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