営業代行の注意点

営業力を短期間で増強できる営業代行ですが、利用する上での注意点も存在します。

費用がかさむ場合がある

営業代行の料金体系はいくつかありますが、もっとも多いのが成果報酬です。そのため、大きな成果があった場合、多額の報酬が発生する可能性があります。

特に、営業代行の規模が大きく(=代行チームの人数が多く)なればなるほど、成果報酬も大きくなるので注意しましょう。

受注が必ず決まるわけではない

営業代行を使い営業業務を行っても、必ずしも受注につながるとは限りません。その場合でも、営業代行に関する固定費は発生します。そもそも営業という業務は、絶対成果が上がるというものではないため、これに関しては致し方ない部分もあります。

一定期間、営業代行をお願いしても思ったような成果が上がらない場合は、違う営業代行サービスに変えてみるなどの措置が必要になります。

営業代行で営業力の改善を

営業代行は、スタートアップなどで自社に営業部門を作れない場合や、営業を担当する人材を用意することができない場合、既存の営業システムを改善したい場合などに有効なサービスです。

一方で、自社の営業力を増強したいという場合は、営業代行よりも営業派遣のほうが適しています。まずは自社の営業力を分析し、どのようにしたいのかを判断してから、営業代行なり営業委託なりを検討するのがいいでしょう。

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