ライターやブロガーの方など、日々文章を執筆する方にとって使い心地のよいテキストエディタは欠かせないものです。
無料・有料を含めてテキストエディタは多数存在します。

今回は筆者が本気でオススメする、Macで無料で使用できるテキストエディタ8選をご紹介します。
どれも甲乙つけがたいほど高機能ですので、まずは使用してみて業務内容や執筆環境に即したツールを選択してください。

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Macユーザーにオススメのフリーで使用できるテキストエディタ10選

1.iText Express

iText_Express.png
https://itunes.apple.com/jp/app/itext-express/id416550249?mt=121
Macの標準アプリテキストエディットやメモは、動きが非常に軽いものの文字数のカウントや禁則処理などの機能がありません。
iText Expressは、文字数や行数のカウント、正規表現による検索など、テキストエディットの機能が強化され、かゆいところに手が届くようになったテキストエディタです。

レイアウトの変更も可能で、縦書き・横書きの選択はもちろん、ヘッダー・フッターのカスタマイズが可能であったり、原稿用紙やキャンパスノートのようなレイアウトなどもあります。

ビジネスからプライベートまで、幅広い場面で使用をオススメしたいテキストエディタです。

2.mi

mi.png
http://www.mimikaki.net/
「ミミカキエディット」というmiの原点となるエディタが1996年前後にリリースされて以降、長い間Macユーザーの間で使用されているテキストエディタです。
動作が軽く、C言語やHTMLにも対応しています。

シンプルなインターフェースでありながら、見出しやキーワードに色をつけたり、スペルチェックや自称機能なども搭載されているため、ストレスなく文章を執筆することができます。

3.Evernote

Evernote.png
https://evernote.com/intl/jp/
言わずと知れたテキストエディタです。
有料プランもありますが、無料の範囲で十分に使用することができます。

作成した文章は自動保存されるので、誤って保存しないままアプリを終了させてしまっても問題ありません。
テキストだけではなく、音声ファイルや写真、Webページなどをアップロードすることも可能です。

加えて、保存した文章は他のEvernoteユーザーと共有できたり、共有URLを取得することでEvernoteを使用していないユーザーにも情報共有が可能です。

4.CotEditor

CotEditor.png
http://coteditor.com/
HTMLやプログラミングコードを書く際に非常に便利なテキストエディタです。
HTMLCSS、Javascript、Java、Perl、PHP、Python、Rubyなど、さまざまな言語に対応しています。
カーソル位置時点での文字数や行数の確認はもちろん、カラーリング機能なども搭載されているため、非常に視認性の高いツールになっています。

キーバインドというショートカットキーの役割をしてくれる機能もありますので、普段の自分の習慣に合わせたショートカットキーを設定することも可能です。

5.LibreOffice Vanilla

LibreOffice_Vanilla.png

Microsoft Office製品との互換性のあるツールです。
Wordであれば「Writer」、PowerPointは「Impress」、Excelが「Calc」となっています。
それぞれ独立したツールではなく「LibreOffice Vanilla」の中から使用したいツールを選択します。

インターフェースもほとんどMicrosoft Office製品と同様ですので、Windowsのパソコンを使用している方であってもスムーズに使いこなせるでしょう。

6.Simplenote

Simplenote.png
http://simplenote.com/
Evernoteのように、クラウドで自動保存をしてくれるテキストエディタです。
「Simplenote」の名の通り非常にシンプルなインターフェースで、カテゴリ分けなどの機能はなく、文章を書くことだけを目的としています。

iPhoneやiPadなどと自動で同期もできますので、ふと思いついたことをメモする際などに非常に便利です。

2016年4月18日追記:情報に一部誤りがありましたので、訂正いたしました。ご指摘ありがとうございました。

7.OmmWriter

OmmWriter.png
http://www.ommwriter.com/
文章を書くためだけに存在するテキストエディタです。
執筆中に気が散ってしまわないように、フルスクリーンでのみの使用であると同時に、心地よい音楽と背景画像がインスピレーションを刺激してくれます。

機能も非常にシンプルで、フォントフォントサイズ・背景画像の選択・BGMの選択・BGM、キーボード入力の音量調節・ファイルの保存のみです。
保存の際は、Dropboxと連携させると自動保存されます。有料プランもありますが、無料の範囲で十分に使用可能です。

なお、有料プランでは背景画像、BGM、キー音の種類が増えます。

8.Mou

Mou.png

マークダウンを使用できるテキストエディタです。
文章の入力画面とプレビューの2画面に分かれていて、執筆をしながらリアルタイムでプレビューを確認することができます。
Mouでは、知っておくと便利なショートカットキーが存在します。

一部ご紹介しますので、ぜひ使用してみてください。

・強調:テキストを選択して「command + B」
・打ち消し線:テキストを選択して「command + U」
・リンクの挿入:テキストを選択して「control + Shift + L」
・画像の挿入:テキストを選択して「control + Shift + U」
・改行:command + Return
・HTMLでエクスポート:Option + command + E
・PDFでエクスポート:Option + command + P
・引用タグ:>
・ボタンリスト:”*” + スペースキー

まとめ

どれも筆者が本気でオススメするツールですが、この中でも他の人とノートの共有ができる機能やデバイス間で同期できる「Evernote」と、執筆に集中できる環境が整う「OmmWriter」は特にオススメです。
ライターやブロガーの方にとって、テキストエディタは仕事道具として欠かせないものです。

よりよい文章を書くために、自分に合うツールを探してみてはいかがでしょうか。

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